【体調復元】野生肉・ジビエ編

野人理論を都市で実践する上で取り入れていることを紹介します。

私は家で食べる肉は野生肉•ジビエ肉で主に鹿•猪を食べています。

ジビエ肉を普段使いするまでネガティブなイメージを持っていたのですが、
少しの工夫でとても美味しく頂いて健康にもなっています。
駆除された子たちを無駄にしないためにも、ぜひ美味しく食べてほしいと思います。

○調理法
特別なことは何もしていなく
鹿は牛のように、猪は豚のように調理しています。
スパイスあんまり詳しくないし、普通の家庭料理に使っています。
例:肉じゃが、ハンバーグ、野菜炒め、麻婆豆腐など

塊肉で買うと安いのでよく買いますが、半解凍でスライスするなど工夫がいります。

○匂い、獣臭
購入する分には問題ないと思います。

魚と同じで、締める時とその後の処理が匂いに大きく影響するそうです。
購入する場合は、その辺り気を使っている先がほとんどだと思います。
実際私も何ヶ所か買ったことがありますが、どこも臭みなく、とても美味しくいただけています。
逆に今では畜産のものを食べると、それぞれに臭みがあるなと感じます。

○固さ
個体差と部位と熟成具合、調理法によると思います。 
スジが多い部分は固いですが、おでんなど煮込み料理にすると、とても美味しいです。
熟成は購入元次第ですが、特にこだわっていると謳っていないところでも噛みにくいほどのものはなかったし、仮に硬い肉ならスライスやミンチにしていただく工夫ができます。

○家族の反応
私は夫と二人暮らしで、夫は美味しければ良いと思っているタイプなので、はじめから問題なかったです。
今ではジビエ肉の方が美味しいと言っています。

○値段
スーパーで買う特売のお肉よりは高いです。
ただ、安全な飼料や放牧などの安心なお肉はとても高いので、それと比べると安いです。
例えばオルターの宅配では
鹿ミンチと牛ミンチでは牛が2倍高いです。

そして、本当に必要なものを取り入れそれが足りてくると、
そんなに量を食べなくても良くなります。

○購入先
基本はオルターの宅配を頼んでいます。
オルターではスライス肉や少量での購入が出来ます。
そして値段も良心的です。
鹿は年中エゾ鹿を冷凍で購入できます。
猪は基本冬季限定ですが、今年は夏でも買えています。

他は、ジビエ肉のレストランや知り合いの食肉処理施設にて、行ったタイミングで必要な部位と骨スープ用の骨を買わせてもらっています。
たまに猟師の友達からもいただきます。

どこも冷凍販売が基本です。
野生肉は自治体で狩猟期間が冬の間と決められいます。多く出回るのは冬です。
夏場は獣害駆除の分が出回りますが数は少なくなります。

○購入方法
スライスで売っているところは稀で、大半が塊肉であってもミンチです。
500グラム〜1キロで売っていることが多いです。
塊で買った場合、半解凍で使う分だけスライスして
私はその後気にせず何度も再冷凍しています。
変わらず美味しくいただけています。

○部位
私は家庭料理くらいしかしないので、レアな部分は分かりませんが、
ロース、モモ、スジ、骨をよく買います。
ロース:ステーキやスライスして炒め物
モモ:スライスの炒め物か煮物
スジ:煮込み料理
骨:骨髄スープとしてスープ、炊飯など

○骨スープ
野生肉のエネルギーを効率的に取り入れるために、骨スープを常備しています。

アバラと足の骨を大きめの鍋に入るくらいにノコギリでカットします。
水につけ1日血抜きします。
翌日水を入れ替え2時間ほど煮込みます。
黒い灰汁は取り除きます。白い灰汁は脂で美味しいので取りすぎないように注意です。
出来始めは脂も風味も旺盛なので、中華に使います。
2.3日すると骨についた肉が柔らかく取れてくるので、その肉はカレーや煮込みに使います。
その後水を継ぎ足し、軽く沸騰させ、さまざまな料理に使います。
例:炊飯、煮物、汁物
日中使わない時は冷蔵庫に入れ1か月くらい、脂が出なくなるまで使っています。



野人理論と出会って救われたことの一つが、
脂っこいもの、しょっぱいもの、甘いものを辞められないのは本能で
正しいことだったんだと自分を許せたことです。
ただ、正しい脂・塩・糖を取り入れれてなかっただけ。

ダイエットのため、健康のため食欲を我慢できずに自分を責めている人がいたら、
それはあなたのせいではないと知って欲しいです。





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