気と器

さっきまで私を抉っていたものは
いまはかたちをかえて
私のとなりに居る。


いつの間にか
反対側の感情に支配された
手に負えない暴動の中で
うろうろと逃げ場を探している。


その繰り返し。


永遠なんてないと知っているから
「ずっと」の終わりを
見つけたくて仕方がない、
本当は怖いのに。


壊れやすいなら
要らない。


小さなヒビを見つけたら
地面に叩きつけて
一緒に壊してくれる?

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