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サマヨカイナ赫月ガチウーラ



s11 最終15位 R2031

ポケモンSVから対戦を初めて、自身初となる最終2桁がまさかの1桁に迫る順位と構築の納得度も高かったので、驚きと嬉しさのあまり構築経緯を書く事にしました。
記事を書くのも初めてなので拙い文章ですが温かく見ていただけたら嬉しいです。

《構築経緯》
まず始めに、この構築を使う前はレート1930あたりまで、トルネウーラパオゴリラのような流行りのビートダウン構築を握っていました。
これ↓


ですが終盤になってレートが思うように上がらず、追い風ミラーや寿司、カミイーユイ水ガポン入りの高種族値スタンに対しての明確な回答がなかったこともあり、より柔軟な素早さ操作や補助技を絡めて相手の戦力を削ぎつつ、上から動く事によって怯みなどの下振れのリスクを軽減して戦う事が勝ちに繋がると思いました。
そこで今回の構築の軸とするポケモンをサマヨールに決めました。
サマヨールは元々高い耐久に加えてしんかのきせきを持たせることでさらに耐久が上がり、猫騙しも効かず鬼火、痛み分けといった優秀な補助技を覚えるので安全にトリックルームができるかつ仲間の補助ができると考えました。
そしてその相方にはサマヨールが苦手な悪タイプに強く出れて猫騙しで相手の行動を止めながらサマヨールを安全に動かすことができるテツノカイナに決まりました。
@4体は個別で採用理由含めて紹介します!


《個別紹介&役割》

サーフゴー (龍)
持ち物 オボンの実
実数値 192-×-134-176-112-112
ひかえめ  H236 B156 C52 D4 S60
技 ゴールドラッシュ シャドボ 悪巧み 守る
H 16n 4n
C 11n
HB*意地パオのうっぷん確定耐え、
龍テラス後、陽気パオのつらら最高乱数2切り耐え
S 最速100族−1抜き

物理技での突破が難しいヒスイヌメルゴンや元々素の耐久が高いクレセリアを取り巻きとした相手に投げるピン刺しのメタ枠として採用しましたが
オーガポンやゴリランダーを軸にした構築にも龍テラが刺さってたので使いやすかったです。

悪ウーラオス(悪)
持ち物 気合いの襷
実数値 176-200-120-×-80-149
 意地  H4 A252 S252 
技 暗黒強打 ふいうち インファイト みきり

最初は水ウーラオスを使っていましたが、水オーガポンが多い環境で動きにくさを感じて比較的通りが良い悪ウーラオスの採用になりました。
寿司やグレンアルマ系統には必ず選出していて、襷の行動保証があるのも扱いやすく、選出率は高めでした。

サマヨール (妖)
持ち物 しんかのきせき
実数値 147-×-100-×-187-40
生意気 H252 B100 D156
技 ナイトヘッド 痛み分け 鬼火 トリル
HB 意地パオの珠じごくづき最高乱数以外耐え
HD C198眼鏡イーユイの悪の波動を最高乱数2つ切り耐え、11n

今回の構築の主軸となるポケモンです。
彼、普通に硬すぎておかしいです。
パオカイゴリラウーラなど絡め手なく物理一辺倒で舐めた選出をしてくる相手には鬼火をしながら痛み分けでHP管理をしてるだけで一方的にカモる事ができました。
どんなに耐久があるポケモンでもナイトヘッドで確実に4分の1ほど削れるのもかなり偉かったです。
クローズドBO1なので、特性のお見通しでカミイーユイの持ち物を把握した後、テラスを切るか切らないかや襷かどうかで自然とゲームプランを立てやすかったのが1番印象に残りました。
封印を持ってそうなポケモンを投げられた時は焦らずに鬼火やナイトヘッドを選択する場面もありました。
使い方次第でまだまだ開拓できそう。
同じトリックルーム要員として、クレセリアも上げられますが、明確な差別化ができる最強のトリックルーム要員です。


赫月ガチグマ(ノーマル)
持ち物 シルクのスカーフ
実数値 207-×-140-198-106-72
ひかえめH148 C196  D164
技 ブラッドムーン ハイパーボイス
  大地の力    守る
HP 16n−1
HB 意地パオのつらら確定耐え
C ブラッドムーンで無振りイーユイ確定1発
テラスブラッドムーンでH極振りD113モロバレル確定1発 11n
HD C174眼鏡テラスハバカミのムーンフォース最高乱数以外耐え

トリックルーム下でのメインアタッカー。
高火力のタイプ一致ブラッドムーンと全体技のハイパーボイスが特性の心眼によってゴーストタイプに当たるので非常に通りがよく、相手の上から動くことができれば早い段階で盤面を崩壊させてしまう強力なポケモンでした。
Bは元々高いですが、Dは案外低めなのでカミイーユイ入りの構築には初手サマヨカイナでトリルを決めた後、どちらかが倒れた後に裏から安着させる機会が多かったです。


テツノカイナ (水)
持ち物 とつげきチョッキ
実数値 240-202-129-×-108-80
 意地 H84 A188 B4 D156 S76
技 ワイルドボルト ドレインパンチ
  ヘビーボンバー 猫騙し
A.D なるべく高く
S 同速意識で高めに

サマヨールに弱点をついてくる悪タイプのポケモンに強く、猫騙しでサマヨールのトリックルームを決めるサポートをしたり、決めた後も安定した火力を出せる上に高耐久で場持ちも良く、まさに初手投げ大安定なとつげきチョッキ持ちのハイスペックなポケモンでした。
初手投げしたサマヨカイナだけでほとんど試合が終わってしまう事も多々あり、扱いやすくかなり信用しています。


テツノツツミ(霊)
持ち物 ブーストエナジー
実数値 131-×-134-160-96-206
 臆病 C128 D128 S252
技 フリーズドライ 凍える風
  ハイドロポンプ 守る
C なるべく高く
D C187ハバカミのムンフォ確定耐え
S 最速

基本選出のサマヨカイナを通すにあたって、環境に多い威嚇持ちのランドロスが面倒だったので、
補完枠として入れた最後のポケモンです。
スカーフランドロスやSブーストハバカミの上から動くことができて、タイプ一致で打てる凍える風でS操作をしながら横のポケモンを通す動きが単純に強く、優秀なサポート兼アタッカー枠として活躍してくれました。環境に多く見られる水ガポンやランドロスは選出画面にツツミがいるだけで出す気が失せると思うので正直、選出画面にいてくれるだけで圧はあったと思います。

《基本選出》
パオカイ     
カミイーユイ  表サマヨ+カイナ 
水ガポンスタン 裏ガチグマ+ウーラ
追い風

寿司     表ウーラ+サマヨ
イエアルマ  裏ガチグマ+カイナorサーフゴー

《感想》
モロバレルと組まれているトドロクツキがキツく、モロバレルに強いサーフゴーはツキの前では動かしづらいので、初手にガチグマやウーラオスを並べて早めにバレルを処理するゲームプランを立てた方が良いなと感じました。

最後に、ここまで読んでいただきありがとうございました。惜しくもあと少しで1桁に届きそうなところだったので次は1桁目指して頑張ろうと思います。S11お疲れ様でした!

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