土壌菌と土 その1

今日から土壌菌の働きを詳しめに書いていきます。
少し専門的なお話になるかと思いますが、よろしくお願いします!

その1
鉱化

鉱化とは「鉱物を水溶性にする」という働きの事を言います。この働きがあるから植物は栄養を吸収できると言ってもいいと思います。

特にP(リン)です。
リンは植物の根を伸ばしたり、花や種子を成長させる重要な役割を持っています。大切な要素なのに、鉱物と結合していて吸収しにくい形になっています。

こういった鉱物を水に溶かして植物に届ける。
その代わりに植物からは糖をもらって土壌菌はエネルギーを得ます。

更に、土壌中にあるリン(有機リン)は分析には出てきません。リンが不足しがち…と言われていますが、肥沃な土にはリンは多く含まれているとも言います。

見た目や表面的な数値も大切ですが、見えないものを想像する事も大切な要素になりそうですね。

明日は物性の改善です。
土壌菌はどうやって土を柔らかくしていくのか?
人が耕す必要があまりない事がわかると思います。

今日も最後まで読んでくださってありがとうございました!

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