土壌菌と土 その0
気がつけば秋は深まり、紅葉が進んできましたね。
肌寒い気温の中、落ち葉でふわふわな土の上を歩くと「いい土になっているんだろうな」と温かい気持ちになります。
今日からは少し具体的に、土の中で菌がどう働いているのかを書こうと思います。書くのは土壌菌としてのお話しで、発酵食品を作る乳酸菌とかのお話しではないです。
1日1つずつ(これで5日は題に困らないぞ。と、少し頭をよぎりました。笑)できるだけ丁寧に、優しく伝えられたらと思います。お付き合い下さい。
土壌菌の作用。
1鉱化(栄養補給)
2物性の改善
3アンモニア、硝酸の分解
4風化の抑制
5病害の予防
0 そもそものお話し。
やっぱり今日は本題にすら入らないという。笑
僕の個人的な考え方ですが、大まかに「こういうものだよね」という大枠を捉えてから細かくしていけたら、分かりやすいなと思います。
ゴールまでのルートを見てから、分岐点を学ぶ。
体力はさておき、42.195キロだと知っているから走れるわけですね。
では、そもそものお話しを始めます。
個人的な見解でしかないので、温かい目線で読んでくださいね。
菌が作用するのは、大枠3つ。
入れる事と出す事。そして、死ぬ事です。
菌は食べる事で何かを生み出します。
結果的に何かを出して植物や土、僕らが恩恵を受けているだけです。そして、死んでまた別の菌のエサになるのです。
何が言いたいのかと言うと、
「この作業をする事は食べるためかな?出すためかな?」と考えてあげると、土や植物のためになるかがわかります。
あ、これは土壌菌にとって良くないわ…が想像しやすいのです。畑を良くするには、菌の活躍は必須ですから。
化学肥料と堆肥ならどちらを食べさせるかな?
固めるかほぐすならどちらが良いかな?
なんて想像して、なるべく栄養を増やしてあげましょう。
きっと最終的には、優しい選択をしてあげることで植物が育っていく。僕はそう思います。でも「菌は怪しい」とか「何となく良いんでしょ?」と一括りにされるのは不本意なのです。
だから明日から小難しく書いていくわけですね。
お楽しみにしていてください。
今日もふわっとしましたが、最後まで読んでくれてありがとうございました!また明日お会いしましょう。
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