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見えないモノを想像する。


分かる人には分かる事。


土の勉強をし始めた頃、僕は静岡で菌の培養をしている父を馬鹿にしていたと思います。何せ、理論がなかったから。

こうなるんだから、使ってみたらわかる

何度言われたことか。

そんな事では誰にも使ってもらえないよー…と思っていたのを思い出します。今はどんなに背伸びをしても、父に追いつける気がしません。多分弟が父の担い手をやってくれる気がします。(僕は競争を辞めます。笑)

見えないモノを認識する為には、向き合う必要があるようですね。

土壌菌たちの働き。

自然の中にいる菌の事を「土壌菌」と言います。
人が培養したわけではないので、人や植物に悪影響を与える菌もいます。
より自然な菌は土壌菌と思ってください。

土壌菌はいくつもの大切な働きをします。

  1. 鉱物を分解して、植物に与える事。

  2. 土の構造を改善すること

  3. PHを改善すること

  4. 自然の中から肥料を取り入れる事

どれを見ても優秀です。まだまだあります。
でも先に言っておきますが「土壌菌を散布したら全部上手くいくじゃん!」なんて事はありません。

栄養をバランスよく取るからサプリメントが効くし、
降りてきた自分が素敵だから、ベンツが映えるのです。

つまり、知って、取り組んだ結果、土壌菌も生きてくる。という事です。

なぜ僕が不耕起栽培を勧めるのか。

これは昨日のnoteの続きです。


不耕起を勧めるのは「土壌生物が一番大切だ」と思っているからです。彼らが生きていたら、数が多ければ土壌はどんどん良くなるのですから。

そして、土壌菌が生息する場所は
土の表面から10cm前後
という、表面に多く存在しています。

ちなみに1haに土壌菌は700kgいます。
耕すと多くの菌の「頑張りを無駄に」します。

例えば。
彼らはグロマリンというタンパク質の管を伸ばします。これは保水性に富み、更には栄養素を植物に引っ張る根っこの役割をします。(良い土は気象に左右されにくい。のはこの役割も大きい)
良い土はしっとりしているのも彼らの働きがあるんです。

さぁ、耕すぞー!
となれば…当然ぼろぼろです。

結論→菌や生き物中心の畑造り!

今までは、草の量を取ろう!土には何が足りない?肥料入れよう!!!

と、「土の上」の事ばかり考えていました。
でも今は「土壌生物がどうしたら増えるかな?」と考えるようになりました。

これは圧倒的にコストがかからず、環境にも良くて、再生可能な取り組みになる。

そう思って土壌菌の販売をしています。
明日は土壌生物を増やすには?を書いていきますね。

今日も最後までありがとうございました!

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