3年間本当にありがとう！！【WACCA】

8月31日、今日1つのゲームが、
皆に愛され、惜しまれながら、3年の歴史に幕を閉じます。

本当はTwitterで軽く気持ちを綴る予定でしたが、あまりにも文字数が足りなかったので急遽noteに記しています。
久しぶりの投稿となりますが、いつも通りの自分語りをしていこうと思います。しばしお付き合い下さいませ。

3年前の私は音ゲーの楽しさには目覚めていたものの、タッチタイピングを必要とする音ゲーができませんでした。やはりそれは音ゲーマーとしては致命的で、ほとんど音ゲーが楽しめずひたすらmaimaiに打ちこむ日々でした。
ゲーセンでWACCAを発見した時の第一印象は「これなら俺にもできそう！！」という喜びに満ち溢れたものでした。

このWACCAというゲームの別れが惜しい理由の1つでもあるのですが、収録する版権曲のチョイスが他と一線を画していたんですよね。
『おばけのウケ狙い』『リアル初音ミクの消失』『天樂』など一定層の人気があるボカロ曲。『ARROW RAIN』『LOVE EAST』『物凄い勢いでけーねが物凄いうた』など、こちらも痒いところに手が届く東方アレンジ。何よりテニミュが圧倒的存在感を放つ2.5次元フォルダ。
アニメ/popフォルダはまさにタノメンの趣味全開で、フォルダの1/3近くを占めるVTuber楽曲に、プリチャンをはじめとした謎コラボ。トドメの『非実在系女子達はどうすりゃいいですか』の収録は界隈をザワつかせました。
また他の音ゲーだとなかなか入りにくいバラエティフォルダも『インドア系ならトラックメイカー』『pixel Galaxy』『ダンシング☆サムライ』などの曲が敷居を低くさせていました。

これらの収録曲に加えメインビジュアルに当時から絶大な人気があったLAMさんも迎えていたこともあり「普段音ゲー曲聞かないからTANO*Cが誰だか知らないけどWACCAはめちゃくちゃ楽しい」という人を結構見かけました。(自分の妹もその1人でした。)

WACCAは他社よりもコアなオタクをターゲットにして、今まで音ゲーコーナーに来なかった層を新たに呼び寄せました。その功績は後世まで語り継がれるべきだと私は思っています。

そんな訳で私もこれらの特徴的な版権曲を楽しみつつ、TANO*Cのはっちゃけたノリやハイクオリティなオリ曲の沼にどんどんハマっていきました。
今思うとこの頃が一番TANO*Cにハマっていましたね。曲もめちゃくちゃ聞いてたし配信も追っていました。

WACCAは称号のセンスもとても良かったです。特定の日時にログインすると貰える称号にはいつもクスッと笑わせてきますし、特に東方コラボの『円を描く程度の能力』は私のお気に入りで今日までずっと付けています。また行脚称号が特産品になっているのも特徴的でしたが、何より『福島県といえばズワイガニ』には全力でツッコミを入れましたねw 「それは福井や！！！！」ってw
この身内ノリ一歩手前みたいなTANO*C独特のワチャワチャを楽しめるのも間違いなくWACCAの魅力でした。

そして最後に何より感謝したいのは、音ゲー界隈とホロライブのトンネルを開けたのは間違いなくこのゲームでした。
実際私も音ゲー界隈からこのトンネルを通ってホロライブ界隈に移動した人間なのですが、ホロのコミュニティは暖かくて居心地がとても良いんです。もう鉄道界隈には戻れません。
更に人生で初めての推しをつくれて、毎日がとても充実しています。(すいちゃんは〜今日もかわいい！！)
余談ですが、ホロリスとしてのツイートがきっかけでかめりあ氏とFFになるという事件も起きたりしてますw

それから私はタッチタイピングを克服し様々な音ゲーをする様になりました。そしてBEMANIやホロライブにハマってからは、WACCAもTANO*Cも自然とフェードアウトしてしまいました。

サービス終了の理由を赤さんは「体力切れ」と言っていました。
この3年でWACCAが与えた影響や遺したものはとてもとても大きなものでした。それだけに「もっと長続きすれば…」とも考えてしまいますが、このゲームが遺した者が伝説として語り継がれる事を信じてこの記事を投稿したいと思います。

最後に別れの言葉を。

本当に本当にありがとう！！そしてお疲れ様でした！！オフラインでもよろしくね！！！