見出し画像

人は話し方が9割

■書籍情報

書籍名:人は話し方が9割
著者:永松茂久
レポート作成者:白井優衣

■選定理由


期末テストのFBの中で、話し方や振る舞いを改善するべきであるとご指摘いただきました。
特に、話し方はギャルっぽくなっていたり、姿勢がどんどん崩れていってヤンキーみたいになっていたと教えていただきました。
FBをうけて、正直全て無意識だったので驚きました。自分の中では敬語を使って礼儀よくやっているつもりだったので無意識のうちに日頃の癖が出ていたのだと痛感しました。
ショックでしたが、それだけ今の自分が改善するべき事は何か、気がつくことができました。

今までは思考力やヒアリングトレーニングをメインに行ってきましたが、プラスして話し方や振る舞いについてもトレーニングしていきます。

従って、まずは話し方を意識的に変えていくためにこの本を選定しました。


■はじめに

話し方1つで、あなたの未来は大きく変わります。
そしてその分岐点は、大きな舞台ではなく、日常の些細な部分でどんな風に話すのか、できまります。

人は誰しも、自分自身のことが一番見えにくいものです。
口から出す言葉だけのテクニックをいくら学んだとしても、残念ながら上手くいきません。
それは「あなたの話を聞いている人は、あなたの口から出る言葉だけでなく、総合的なものであなたの話を聞いているから」です。

人は「話し方」を変えるだけで、人生の9割が変わります。

「また会いたい」と思われる人の話し方


■一番大切なのは、思いやりやスタンス

話し方において、あなたにお伝えしたいことがあります。
「上手く話せるスキル」は、一般の会話においては、必須条件ではありません。
流暢によどみなく話せるようにならなければ、と思っている人が多いようですが、一番大事なのは、あなたの思いやりやスタンスです。

「何を伝えたいか」「どういう意識で相手と接しているのか」
こうした内面は、必ず会話にもにじみ出ます。
それをわかった上で、自分自身がどういう言葉を選択するか。そこが、人の心に響く本当の話し上手になれるかどうかの分かれ道です。

例えば、滑舌よく、流暢に話すことができる人がいたとしても、そこに思いがなければ、その人の話し方に心は動かせることは少ないでしょう。

一方、ときおり言い淀みながらも、本当に伝えたいことについて熱心に語っている人の話は、胸を打つものなのです。みなさんにも、全く同じ事が言えると思うのです。

「力みを捨てる」
流暢に話すことが苦手な人は「上手く話そう」と思わなくていいのです。
逆にあなたの美しい内面が、余計な焦りによって、悪い印象に変わってしまったら、これほどにもったいない話はありません。

流暢に言葉が出てこなくても、焦らなくていい。
じっくり言葉を選びながらも、ゆっくり話せばいい。
そう思って相手と向き合えば、通日べきものは必ず通じます。
言葉はコミュニケーションのツールなのですから、言葉を通じて思いが伝わることが最も重要です。

そう考えれば、例え流暢ではなく、言葉数が少なかろうと、ゆっくりじっくり話し、真意を相手の心に届けることができる人を、本当の話し上手と④でいいのではないでしょうか。

■「正しい話」より「好かれる話」をしよう

皮肉な話ですが、「上手く話そう」と思えば思うほど、相手に「もう会わなくていいかな」と思われるきっかけを作ってしまうものです。
押したら引かれる。これは、人間関係の基本的な力学です。

「上手く話そう」という姿勢が透けてみるほど、多くの場合相手は、「「自分に取り入ってメリットを得ようとしている」と受け取り、気持ちが離れてしまうのです。
「お役に立ちたい」という気持ちで話すと、それは自然と相手にも伝わり、相手もあなたの言葉に真摯に耳を傾け始めます。

常に心がけておくべきことは、
「自分の話したいことではなく、相手の求めている話をするべき」
ということなのです。

一見、決まりや正論で動いているように見える世の中のほとんどは、実は感情に基づいて動いています。
簡単に言うと、ビジネスも友人関係も、コミュニケーションも「好き嫌い」が全てなのです。
私たちは子供の頃、親や学校の先生から「好き嫌いで人を判断してはいけません」と言われました。
しかし、本音の部分では、親や学校の先生たちにも好き嫌いで動いているのが現実です。

そういう意味では、日常の些細な会話においても、自分が話したいことではなく、相手の求めている話をする。
「正しい話」ではなく、「好かれる話」をする。それが「また会いたい」と思われる人になる一番のポイントです。


■「あなた」を多用して、自分のファンを作る

「あなた」を多用すると、なぜファンが増えるのか?
さっそくですが、人と会話をするときに覚えておくととても役に立つことがあります。
それは「あなた」を多用することです。
この言葉を使えば使うほど、人に好かれるのです。

なぜなのでしょうか?
答えは簡単。誰もが心の底では自分のことが大好きだからです。
そして話の中で、自分を話の主役にしてくれる人のことは、誰もが好きになるからです。

「あなた」は相手を話の主役にする言葉
例えば、プラス言葉にも自分軸と相手軸のものがあって「楽しい」「幸せ」という言葉は、あくまで自分軸の言葉。
「おまえが楽しいからって、何だって言うんだよ」
聞いている人の中には、こう思う人もいるでしょう。
しかし、これが相手軸のプラストークなら、相手を幸せな気分にすることができるのです。

「あなたといると安心する」「いつも気持ちのいい対応ありがとうね」
「あなたみたいになりたいって、みんな言っているよ」
これらは全て、自分軸の話し方のようでいて、相手が主役の話し方になっています。

こうした相手軸の話し方をする人を、不愉快に思う人はいません。
あなたの言葉の中に「あなた」が多いか「私は」が多いかを日頃から意識してみてください。
好かれる人は、トークに「あなた」が多いことに気がつくと思いますよ。

■人は、あなたの話し方を意外と見ている

言葉や態度は、自分の意識によって変わります。
相手の立場や役職によって話し方を変えようとする人は、絶対に好かれません。
相手によって言葉や態度を変える人は、とどのつまり「目下の人や自分より立場の低には横柄に接していい」という意識で生きていると言うこと。
その意識が言葉や態度から透けて見えてしまうと、周りの人はすごく不快な気分になります。

目上の人や大切な人には誰しも言葉や態度に気を遣います。
しかし、日常で接する周りの人たちに対して、どういう言葉や態度で接するか。人の真価は、案外そういう所に現れます。
そして、周りの人たちはあなたのそういう姿勢を見ています。

話し方に一貫性を持たせることで人に信頼される
生意気に話すにも、人を大切に思って話すにも、私は一貫性が必要だと思います。生意気に生きるなら誰に対しても生意気にはなし、人を大切に生きるなら誰に対しても人当たり良く話をする。

人に丁寧に対応していて、かつ、いつでも格好良く魅力的であるには、相手の立場に関係なく、どんな人も大事にしていればいいのです。
それが上手な話し方であり、人間関係の作り方です。
目上の人にも、目下の人にも丁寧に話す。男性に対しても女性に対しても、相手の気持ちを大切にしながら話す。怖そうな人にも丁寧に接するし、引っ込み思案の人にも丁寧に接する。
誰であれ、相手の感情を大切にしながら話す。

このスタンスさえしっかりしていれば、その人の魅力が失われることはありません。かえって魅力が増します。
いつもぶれずに、全ての人と同じように話をできる人が、誰から見ても素敵な人ではないでしょうか。


■1週間の取り組み

①テレアポの時「○○さんのために」という言葉を使う。

この本には「あなた」を多用すると、ファンが増えると書いてありました。
振り返ってみると、テレアポで担当者の名前を聞くのはメールアドレスを聞くタイミングでアポをきった後でした。
従って、会話の最初に相手の名前を聞いて「○○さんのために」「○○さんのお力になりたい」というワードを使います。
こうすることで、相手にも気持ちや思いやりが伝わると思うし、丁寧な話し方になると考えました。

・週明けのテレアポ日、8/29(月)、9/1(木)、9/2(金)の3日間で何人の方に「○○さんのために」というワードを使うことができたのかメモをして、8/29で使えた回数を9/1では上回り、さらに9/1で言えた回数を9/2で上回ることを目標とします。

②語尾を「~でしょうか」「~ですが、ですけれども」という使い方をする。

テストのFBで、語尾が「~だけど」「~ですか?」と使っていたとご指摘いただきました。
日頃から意識して正しい敬語を使わなければ、いざというときに丁寧な話し方をすることはできないし、相手に失礼だと思います。

日常的に意識するのはもちろんですが、正しく話せているのかは自分自身では気がつかないことが多く、無意識に話してしまっています。
従って、テレアポ日と青塚さんとヒアリングトレーニングをする際に「~でしょうか」「~ですが、ですけれども」など、正しい敬語で話します。

・テレアポ日は、同期や武彦さんに協力してもらい誤った言い方をしていたら指摘してもらいます。
・青塚さんとヒアリングトレーニングをする日は、誤った言い方をしていたらご指摘いただき、すぐに正しい敬語で言い直します。

==================================
【8月の行動目標】
青塚さんと何かテーマを決めて、一つの答えだけではなく、別の角度からも情報を集めて網羅できているのか、というトレーニングをする。
・集めた情報からクリシンして主張をする。
・主張したら青塚さんに見てもらい網羅できているのかFBをもらう
・FBをいただいたら、どこの部分を修正すればよかったのか考えて次のテー   マで取り組む時に活かす
・青塚さんに修正するところないと言っていただけたらOK
・1週間に1、2回取り組む。

②1週間に1問、クリティカルシンキングの問題を解いて康太さんに提出。FBがなくなるまで解き直して、康太さんが納得したらOK。
毎週月曜日に提出
└その練習として、発想力を鍛える問題を1週間に1問解く。
 ・毎週水曜日に康太さんに提出
 ・①きちんと様々な角度から考えられているか
  ②意見に対しての理由の筋が通っているか
  以上の2点を康太さんに判断してもらいFBをもらいます。
 ・①、②ができていればOK
==================================






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?