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【2021年からの新定番?】風の時代について

明けましておめでとうございます。
今年も相変わらぬご閲覧のほど、隅から隅まで、ずず ずいーと、おん願い申し上げたてまつりまする。

はい、新年の口上発しまするは、六郎でございます。

2021年です。(本来ならば東京オリンピック翌年)

良くないお知らせ満載の新年ですね。。
コロナ時代の第二幕ということで2021年がスタートいたしました。

今年も早速1都3県で緊急事態宣言が発令されたわけですが、2度目の経験ということもあり、もうみなさん緊急事態慣れしている空気が感じられます。

2020年には新たな価値観が浸透したわけですが、今年も同じように繰り返されることによって新たな価値観は本格的に定着していくのだろうと思います。

そんな中、2021年からは「風の時代」がはじまるということで近頃話題になっております。
Yahoo!ニュース、VOGUEなどのファッション誌、更には現代ビジネスでも取り上げられていました。

そこで今回は「風の時代」について、少し語ろうと思います。

そもそも「風の時代」ってなに?
今までなんだったの?

と感じると思いますので、まずは「エレメント」について触れようと思います。


占星術で用いられる「エレメント」とは、簡単に属性のようなものです。

この世は、「火」「地(土)」「風(空気)」「水」の4つのエレメント(元素)でできているという考え方です。俗に言う「四大エレメント」です。

映画『ダ・ヴィンチ・コード』の続編である『天使と悪魔』で出てきました、「FIRE・EARTH・AIR・WATER」のことです。

1997年のリュック・ベッソン監督、ブルース・ウィリス主演映画『フィフス・エレメント』に出てきました「4つの石」の名前と同じ。
ちなみに、あの映画で5つ目のエレメントは「愛」ということでしたね。

四者四様にそれぞれ特徴があり、すべてが混ざり合い循環することでこの世を形成しているという、なんとも壮大な考え方。。


それぞれどんな特徴があるのか簡単に言うと、こんな感じです。

火「直感・行動・情熱・野心」
地(土)「安定・物質・現実・普遍」
風(空気)「情報・言葉・自由・平等」
水「感情・共感・心情・順応」

なんとなくイメージ通りかと思います。

ちなみに12星座でもそれぞれこの4種類に分類されています。

火「おひつじ座・しし座・いて座」
地(土)「おうし座・おとめ座・やぎ座」
風(空気)「ふたご座・てんびん座・みずがめ座」
水「かに座・さそり座・うお座」

これらが順番通りに循環しています。

火のおひつじ座から始まって、地のおうし座に移り、風のふたご座から水のかに座、また火のしし座にいって・・・水のうお座に終わり、またおひつじ座に戻ると。

この繰り返しと同じように、もっと大きなサイクルで時代を見ると、およそ200年周期で火・地・風・水が循環しているという考えがあるわけです。

そして今回、200年ぶりに時代が変わり(グレートミューテーション)、風の時代がはじまるということで、話題になっているということですね。

およそ200年周期で起こる時代の変わり目に立ち会える世代は限られるので、とても貴重な体験ではあります。


それでは「風の時代」とはどういった時代になるのか、その時代の新しい価値感、新しい定番についてお話しましょう。

これまでの地(土)の時代は物質主義でしたので「お金・地位・土地・権力」などに価値がありました。物質主義の象徴「産業革命」が起きたのがおよそ200年前ですよね。

どんどん便利になり安全・安心が定着していった一方で、国や地域、経済、情報、人種、権力などの格差拡大も生み出してしまいました。

その地(土)の時代に生み出した様々な問題に風穴を開けようとするのが「風の時代」の価値観と言えます。

先に記述したように、風の性質は「情報・言葉・自由・平等」などがあげられます。

わかりやすく言うと、知性・コミュニケーション・多様性・個人が重視され、それらに価値がある時代になると言えます。

それらを聞いてピンとくる人もいるかと思います。

情報に価値があるということは、日経電子版やNewsPicksのような情報メディアにはサブスクリプションでの価値があります。

SNSやYoutubeなどの価値(=人の注目)も上がっています。

働き方は多様化し、その人それぞれに合ったものになっています。

住む場所もとらわれなくなり、LGBTQのカップルが婚姻可能となったり、家族も「妻が家事・育児、夫が仕事」といった性別による概念もますます自由になっていくでしょう。

コモディティ性質が強かったビットコインもPayPalやSquareでは決済できるようになることから文字通り仮想通貨として定着し、自国通貨に依存しない交換が可能になる未来も見えてきます。

そんな自由な生き方が重視される「風の時代」なのですが、すべての人が自由でいろいろ大丈夫なのか? そもそも一致団結して多様性って矛盾してない? など様々な疑問点があるので、定着するには時間がかかるかもしれませんね。


昨年、コロナが広がり、すべての人がマスクをする世界となり、この時代を予知していたのかとある作品が注目されていました。

その作品とは「風の谷のナウシカ」。


それでは2021年の初noteはこの辺で終わります。

ありがとうございます。


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