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(宮田あかり選手)国民体育大会東北ブロック大会を終えて


はじめに、少し時間が空いてしまいましたが「国民体育大会 東北ブロック大会」を終えて何か宮田選手の中で変化はありましたか?

国民体育大会東北ブロック大会では、大会を通してベストなパフォーマンスを発揮できなかった為、反省しなければいけないことの方が多く感じた大会となってしまいました。個人的な部分で振り返ってみると、決勝(vs山形県)では相手に意識を向けて戦えたのですが、他の試合は自分のベストなパフォーマンスが出せず、試合中に「まずい、どうしよう」と、相手ではなく自分にだけ意識を向けて戦ってしまっていました。バレーボールは相手と戦うスポーツなので、相手を意識しながらプレーすることが必要だと思っています。でも、今の私は自分のパフォーマンスが悪くなると、どうしても相手ではなく自分のことを考えてしまいます。だから、自分のプレーに悩みながら試合に挑むのではなく、頭で考えなくても反射的にプレーできるぐらいのレベルで技術や判断力を身につけていきたいと思いました。また、その嫌なモードになった時のコントロールの仕方を自分なりに見つけ出さなきゃと改めて感じました。

リーグ戦も近づいてきましが、どういった点を詰めていきたいですか?

個人的に感じている課題は、安定したパフォーマンスを出せるようになること、ブロック、勝負どころでの決定力です。うちのチームはディフェンスが強みの1つなので長いラリーになることが多いのですが、最後の決め所で決め切れないシーンがよくあります。その決め所で私が得点を取ってチームに貢献していきたいと思っています。また、ブロックも大きな課題だと思っていますので、リーグ戦までに強化したいと思っています。

10月の国民体育大会が終われば、Vリーグ開幕が間近かと思います。宮田選手にとっては2シーズン目ですが、どんなシーズンにしたいですか?

今シーズンはリガーレにとっても2シーズン目なので、初年度の昨シーズンとは違ってどのチームも私達を分析をして対策を講じてくるかと思います。そういった意味では、相手がどんなにデータで対策してきたとしても、物負いせずブロックの間を打ち抜いたり、ブロックを利用した点数の取り方で勝負していきたいと思っています。
 プレー以外のところでは、私自身人に言葉で伝えるのが苦手ということもあって、プレーや背中でチームメイトを引っ張っていきたいと思っています。中でも、考えや思ったことを言葉で伝えるのは史苑さん(小澤史苑 選手)がとてもお手本になるので、史苑さんから日々勉強している最中です(笑)

昨シーズンはコロナ禍でコンディショニングを整えるのが難しかったと思いますが、パフォーマンスを維持する上で大切にしていることはありますか?

昨シーズンVリーグを戦って、「これ以上無理したら危険かも」というラインが何となく分かりました。リーグ戦は長丁場の戦いなので、疲労を残さない様にできるかぎり温泉に入っています。宿泊先でも近くに温泉がないか検索して、近くにあれば必ず温泉に入っています(笑)

最後に、改めて今シーズンにかける思いをお願いします。

このチームはいろんな人の応援やサポートがあってのチームだと日々感じています。だからこそ、その人達のために結果として恩返しをしたいと思っています。昨シーズンもそうなんですが、後悔だけはしたくないのでその時出せる最高のパフォーマンスを発揮できるようにしっかりと準備をしていきたいと思います!試合で最高のパフォーマンスを出せるように、練習ではいっぱい頭を使っていっぱい失敗して、もっと成長していきたいと思います!

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