株式会社リガーレ

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中低層専門地盤保証(アースジオ)・エシカルな地盤補強工法コスト削減コンサルタントとして建設会社、設計事務所、デベロッパー、建築主と一緒に考え、地盤の安全・安心をご提供致します☆zoomでのご相談にも対応可☆ホームページよりお気軽にお申込ください☆

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LP-LiC工法の地球温暖化対策とは

LP-LIC工法(丸太打設液状化対策&カーボンストック工法)は丸太を用いた液状化対策です。 このLP-LIC工法には「カーボンストック」という言葉がよく使われますが、どんな意味があるのでしょうか。 地球温暖化対策としても 地中に丸太を植込むことで、二酸化酸素=CO2、カーボンを貯めておく効果があるという意味です。二酸化炭素を地中貯蔵すれば、温室効果ガス削減に貢献できます。 地球温暖化は今後、あらゆる分野でこれに対する解決策を検討する必要があると考えられます。 樹木は大

    • 近隣へ配慮するLP-LiC工法

      LP-LiC工法のメリットのひとつに「近隣への配慮」があります。具体的にどのような事なのか見てみましょう。 低騒音・低振動 液状化対策の補強工事は、その土地の地盤の状態によっては大型の重機を使うため、騒音、振動などの近隣への影響が懸念されます。 そのため、従来の地盤補強工事では、戸建住宅を対象とするような小規模施工が既存建物に適応しない場合は何らかの対策が必要でした。 LP-LiC工法に使われる丸太は地盤に静的に圧入し、緩い砂地盤を密実させます。そのため、低騒音、低振動

      • LP-LiC工法の4つのメリット②

        前回に引き続いて、LP-LiC工法がもたらすメリットを紹介します。 安心・安全 LP-LiC工法信頼性の高い密度増大を対策原理としており、丸太を地盤に打設することによって緩い地盤を密実にします。 従来の液状化対策の要であるサンドコンパクションパイル工法は、大型の振動機を使用するため、発生する振動、及び騒音、多量に排出される残土などの課題がありました。 一方、LP-LiC工法は環境負荷も少なく、住宅密集エリアにも対応可能です。また、丸太を使用することで、従来の砂、鋼材を用

        • LP-LiC工法の4つのメリット①

          丸太打設液状化対策&カーボンストック(LP-LiC)。豊かな自然と共存するための、液状化対策として最も注目されている工法です。今回から2回に渡り、LP-LiCの4つのメリットを紹介します。 木材利用の活性化 地球温暖化は年々、深刻化しています。対して、日本の森林資源は極めて豊富なため、土木分野における木材の幅広い利用拡大が期待されています。 LP-LiC工法はかって使われていた木杭が、地下水の浅い地盤において今も機能を果たしていることに着目。液状化対策技術として確立し、木

        LP-LiC工法の地球温暖化対策とは

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        • 液状化
          34本
        • 地盤調査
          24本
        • 地盤補強
          33本
        • 沈下修正
          25本
        • グリーンコーヒーとコーヒー
          14本
        • 防災
          17本

        記事

          液状化対策 LP-LiC工法とは

          地盤補強工事には様々な工法があります。特に最近注目を浴びているLP-LiC工法は地球温暖化の緩和、森林・林業再生に貢献する次世代の工法といわれています。 LP-LiC工法について LP-LiC工法は正式名称を「丸太打設液状化対策&カーボンストック工法(Log Piling Method for Liquefaction Mitigation and Carbon Stock)」と言います。 液状化対策のひとつで、先を尖らせた丸太を造成地に打ち込む工法です。先行回転圧入管に

          液状化対策 LP-LiC工法とは

          液状化を防ぐために②地盤調査で安全な土地選びを

          前回は液状化現象と地盤の関係、液状化が起こる可能性が低い土地選びの必要性などを紹介しました。では、実際に地盤の強い土地を探すにはどうしたらよいのでしょうか。 専門家による地盤調査 地盤調査とはその土地の上に希望通りの建物を建てられるかを判断するために、地盤の強度を測定する調査を指します。新築住宅の場合、施工会社経由で調査を依頼するのが一般的です。 地盤調査で地盤の性質を調べることによって、住宅を安全に建てられるかどうかを確認できます。そのため、結果によっては地盤補強工事が

          液状化を防ぐために②地盤調査で安全な土地選びを

          液状化を防ぐために①地形と地盤の関係

          地震によって引き起こされる液状化現象。家への被害をできるだけ防ぐためには地盤の強さがカギになります。地震に強い土地とはどんな土地でしょうか。 地形によって地盤の強さが違う? 地盤とは地面から約100メートルの深さまでの範囲のことです。この数字は住宅などの建築に関わる範囲の深さを指しています。 この地盤部分の硬さの強度によって、地震発生時の液状化や地盤沈下による影響に大きな差がでるのです。 日本の地形を見てみると、大まかに山地、丘陵地、台地、低地に分けられます。一般的に山

          液状化を防ぐために①地形と地盤の関係

          地震保険は液状化現象への備えになる?

          2019年に新潟で発生した地震では、液状化現象による道路被害が一部の地域で報告されました。もし、液状化によって家が傾いたり、倒壊したりした場合は地震保険の対象になるのでしょうか? 地震保険とは 地震保険は火災保険とセットで購入する保険です。基本的に地震・噴火・津波による火災や破損、埋没、流失は火災保険が適用されず、地震保険のみとなります。 火災保険にも「地震火災費用保険金」という保証がありますが、保険金の支払いに条件を設けています。 地震保険は地震保険法に基づき、損害保

          地震保険は液状化現象への備えになる?

          住宅の液状化対策でできること

          液状化の被害は大きく、建物の破損などの二次災害を招きます。住宅での液状化対策はどのようなことがあるでしょうか。 液状を防ぐ方法について 2019年6月18日夜に新潟県で大きな地震が起こりました。 この地震によって一部の道路が液状化し、車のタイヤが埋まってしまう事態が発生しました。 液状化現象は地盤に砂と水を多く含めている場所で起こりやすくなります。そのため、地盤をローラーで固め、土との密度と強度を強くする対策がとられています。 盛り土をしている土地は軟弱地盤の場合が多い

          住宅の液状化対策でできること

          液状化に対する安全な家づくりについて

          地震に強い家を建てても液状化現象が起こってしまうと被害は完全には防ぎきれません。家族の暮しを守るために安全な家づくりの対策を知っておきましょう。 地盤対策とは その土地の地盤調査をして、もし問題があった場合は土地の軟弱さや土質によって、それぞれに適した地盤補強工事で対策します。 ・締固め 土の表面に振動を加える、または砂の柱を土中に埋め込み、土の密度を上げる ・地盤を固める 地盤の表層部分に土質を安定させる処理材を混ぜ込む、またはそれらの処理剤を柱状に埋め込み土質を強固

          液状化に対する安全な家づくりについて

          住んでいる土地の安全をチェック!液状化マップとは

          これから家を建てる予定、または現在住んでいる家の土地がもし液状化してしまったら…。そんな万が一の時のために液状化マップで土地の安全性を確かめましょう。 液状化マップとは? 液状化マップは地震により、その土地の地盤の液状化の危険(影響)の度合いを地図上で色づけし、塗り分けたものです。都道府県や各市町村で作成、公表されており、最近は各自治体のホームページ上に公表されています。 液状化危険度マップ、液状化ハザードマップ、液状化防災マップなどの名称がついており、その地域の液状化の

          住んでいる土地の安全をチェック!液状化マップとは

          地震保険は液状化現象への備えになる?

          液状化現象と地震保険の関係についてご説明いたします。 地震保険と液状化現象が生じた土地の取り扱い 地震保険は地震による被害を受けても、常に満額支払われる訳ではありません。通常、社団法人日本損害保険協会の認定試験に合格した鑑定人と呼ばれる専門家によって、判定が行われます。 これらは壁や床などの破損を含む建物の損害度合を元に判定するものです。液状化現象が発生した土地では地盤沈下が起こり、家が傾いてしまうことが多く、傾きの度合いを元に全壊・半損・一部破損を判定します。 判定の

          地震保険は液状化現象への備えになる?

          液状化現象が起こるかもしれない土地とは

          液状化現象をもたらす土地には一定の傾向があります。地震による家の倒壊などの被害に遭わないためにもどんな条件だと液状化しやすいのか知っておきましょう。 液状化の危険が高い土地とは 一般に液状化しやすい地盤は地下水位が10㎝以内の水分が多い砂地盤が該当するとされています。このことから「砂質の土」、「地下水位が高い」の2つの条件が当てはまる河川や沼地の近くなどが、液状化の危険性を秘めた土地になります。 また、海岸の埋め立て地、以前に川が流れていた地域も同様に液状化が起こりやすい

          液状化現象が起こるかもしれない土地とは

          実はこんなに危険!液状化がもたらす被害とは

          2018年に発生した北海道胆振東部地震では、地震による尊大な被害に加え、一部の住宅街で液状化現象による被害が確認されました。道路の陥没や家屋の倒壊など、液状化のもたらす被害について詳しく知っておきましょう。 液状化による住宅の被害とは 地盤が液状化することによって、地耐力の低下や地盤の沈下、局部的な陥没が発生します。これにより建物が傾く、基礎部分や壁、柱、屋根などが移動、変形してしまうのです。 家屋が傾いてしまうとドアや窓の開閉に不具合が生じるだけでなく、平衡感覚のズレや

          実はこんなに危険!液状化がもたらす被害とは

          家と暮らしを守るために液状化について知っておこう!

          地震や台風、大雨、土砂災害など様々な災害がありますが、地震によって引き起こされる液状化現象は家に大きな損害を与える危険性を秘めています。今住んでいる家と暮しを守るために液状化について詳しく理解しましょう。 液状化現象とは 液状化現象は簡単にいうと、地震が発生した際に地盤が液体化してしまう現象のことです。同じ成分や大きさの砂から形成されている地盤が、地下水で満たされている場合に発生しやすいとされています。 このような軟弱地盤は通常、砂の粒子が結びついて支え合っています。です

          家と暮らしを守るために液状化について知っておこう!

          地盤補強工事の必要性とコストについて

          家を建築や改築する場合、その土地の地盤が耐えられる環境かが重視されます。地盤調査の判断結果によっては補強工事を行い、そのための費用も計算に入れなければいけません。あらためて地盤補強の必要性を考えてみましょう。 地盤補強工事の必要性とは 地盤の状態はその土地の環境によって大きく左右されます。そのため、家を建てる場合は地盤の状態をしっかり調べておかなければいけません。 地盤と家屋の重さはとても重要であり、もし軟弱地盤だと地盤がその重さを支えることが困難です。後から地震や台風な

          地盤補強工事の必要性とコストについて