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アスターに光合成細菌をあげるとどうなる?③(結果発表)


前回の更新からだいぶ経ってしまいました。。。
おうちづくりのあれやこれやにかまけて結果報告を忘れておりました。

(おうちづくりの動画作っておりますのでご覧いただけると幸いです)


比較(2022/8/8)

左 光合成細菌あり 右 なし

経過ー!
経過どうしたー!

前回から2か月後の様子です。
(あのー、家がね。忙しかったんですよ。家づくりがね)

実は満開をちょっと過ぎたときに撮影しております。

さぁ、色ごとに見てみます。

左 光合成細菌あり 右 なし
左 光合成細菌あり 右 なし


左 光合成細菌あり 右 なし
左 光合成細菌あり 右 なし


左 光合成細菌あり 右 なし
左 光合成細菌あり 右 なし

あまり大きな違いは見られませんでした。
強いて言うなら、光合成細菌ありのほうが葉が大きく、緑が濃いです。

お察しのとおり、両者とも株に元気がありません。。。
じつはある虫さんにやられてしまったようです。

虫さんから学んだこと

途中までは光合成細菌ありの苗がずんぐりして生き生きした印象でした。
やっぱり光合成細菌の効果はあるなと思い始めた矢先に、突然葉っぱが黄変したり枯れたりしはじめました。

暑さのせいで葉焼けしたのかと思っていましたが、この虫さんが住みだしたせいだと分かりました。

あえて見にくく拡大しておりません。
よく見たい方はクリックして大きくしてご覧ください。

この虫さんは「アワダチソウグンバイ」と呼ばれており、名前のとおり、セイタカアワダチソウを好んで暮らします。

キク科の植物が好きで、葉を吸汁します。
それで葉が枯れたり黄色くなったり、そこから病気になったりしていたんですね。。。

黒いのはフンです

で、ひとつ心当たりのある出来事がありまして。

以前、ペットボトルに入れた光合成細菌さんを使ったあと、キャップを閉め忘れて放置してしまったことがありました。

翌朝、大量の虫さんが中で溺れていてびっくりしたことがあったんです。

それで、もしかしたら、光合成細菌さんの匂いが、虫さんを引き寄せているのでは??と思い、ためしに濃い目に希釈した光合成細菌さんを朝顔さん(ヒルガオ科)に葉面散布してみました。

すると数日後…

見事に、じょうろでかけた下のほうの葉っぱだけ虫さんに食べられました。調べたところ、「ヒルガオハモグリガ」さんのお子さんのようです。

じつはアスターさんの実験中は「希釈倍率は500倍~1000倍」を決めていたにも関わらず、急いでいる朝には目分量で原液を入れて葉面散布したことがありました。。。(コラー!)
そして、その際に、薄いより濃いほうがいいだろうという浅はかな考えで多めに入れておりました。(コラコラコラコラー!)

それで一帯に香る「光合成細菌さんのかぐわしいかほり」につられてアワダチソウグンバイさんがやってきたのだと推測します。
(ちなみに光合成細菌を施用していないほうもアワダチソウグンバイさんがいらっしゃったので香りなのかなぁと思います)

偶然なのか分かりませんが、同じような現象はサニーレタス・オリーブ・ビオラ・ハボタンさんでも見られたので、あながち間違った推測ではないかと思っております。

実験を終えた感想

残念ながら(わたしの適当な実験のせいで)実験の結果をはっきりと見ることができませんでした。

が、光合成細菌さんの香りは、虫さんが好む香りという学びを得ました。

500倍~1000倍で施用する分にはこのような現象は見られなので、この希釈倍率を尊守しようと思います。

また機会をつくってキク科以外のお花で実験のリベンジをしたいです。(家づくりが落ち着いたら)

ちなみに500~1000倍希釈といえば、だいたい5リットルじょうろにペットボトルのキャップ1杯ということになります。

えー、今年の夏は欲張って25リットルもの光合成細菌さんを培養しております。どうするんや。。。

ご覧いただきありがとうございました。

#光合成細菌 #実験 #アスター #アワダチソウグンバイ #ヒルガオハモグリガ


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