※ネタバレ※ ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーホリデースペシャル
vol.3に直結する、なんともスペシャルな番外編。
これを読んでる人へ
クリスマスにはどんな思い出がありますか?
聞いた手前知る手段もないのですが笑。
子供の頃の僕はサンタさんを本当に信じていて、リアルに兄と一緒に空にお願い事をしていました。
枕元にホットミルクとケーキを置いちゃったりもして。
サンタがいるかいないかは正直大した問題ではなく、朝起きた時のあのワクワクが本当に楽しみで。
今でも冬になると流れる定番のメロディについ頬が緩みます。
そんなクリスマスを題材にしたのが今作。
ネタバレあらすじです。
Here we go!
サノスとの闘いに勝利した後、惑星ノーウェアの復興活動に勤しんでいたガーディアンズオブギャラクシー。
リーダーのピータークイル
怪力ドラックス
木の人間グルート
心を操れるマンティス
サノスの娘ネビュラ
アライグマのロケット
そこにヨンドゥの右腕クラグリン、念力が使える犬のコスモが仲間に加わっています。
恋人のガモーラを失ったクイルは忙しくしつつも、どこか寂しそうにしていました。
ピーターと古い仲のクラグリンは、もうすぐクリスマスが近づいている事に気付きます。
彼は宇宙海賊ラヴェジャーズに所属していた頃、ピーターの案で2人でクリスマスツリーを作り皆にプレゼントを配ろうと準備していた事がありました。
しかし、感傷を嫌うヨンドゥにツリーを破壊され、クリスマスは苦い思い出になったのです。
その話を聞いたマンティスとドラックスは、ピーターに元気になってもらう為、彼が大好きな俳優ケヴィン・ベーコンをクリスマスプレゼントとして連れて来ようと計画します。
早速地球に飛び、ケヴィン・ベーコンを捕まえた2人。
未知との遭遇に怯える彼をマンティスのマインドコントロールで船に乗せ、ノーウェアへと戻りました。
クリスマス当日、部屋で1人お酒を飲むピーター。
いつもと様子が違うグルートを見かけて外に出ると、ノーウェアの街が煌びやかにライトアップされました。
さらには雪まで降り始めクリスマス一色となった街にピーターは驚きの表情を浮かべます。
そして建物からはクリスマスの衣装を着たガーディアンズのメンバーやノーウェアの住民が現れました。
思いがけないサプライズに思わず笑顔が溢れるピーター。
彼の元へ、グルートが棺桶サイズのプレゼントの箱を運んできます。
異様に大きい箱の中から人の声が聞こえ、ピーターは一気に不安に。
すると箱からケヴィン・ベーコンが飛び出し、戸惑うピーターにメリークリスマス!と明るく声をかけました。
あまりにありえない状況にピーターはマンティスが能力を使ったと確信。
これはプレゼントじゃなく人攫いであり、彼をすぐに地球に送り届けるように言います。
その後マンティスの催眠が解除されたケヴィンベーコンは、クラグリンに地球まで送ってもらう事に。
船を出す前、クラグリンは説明も無くここに連れてきてしまった事を謝ります。
みんなピーターにもう一度クリスマスの喜びを知って欲しかっただけで、悪気はなかった事を伝えました。ピーターにとって彼は本当のヒーローだったことも。
その話を聞いたベーコンは、妻に電話で「帰りは遅くなる、友人にクリスマスを教えてやりたい」と話します。
ノーウェアの街にできた特設ステージの上。
ケヴィンベーコンは宇宙人のバンドメンバーと共にクリスマスの歌を披露しました。
最前列でメロディに聴き入るガーディアンズ。
クリスマスらしく、彼らもプレゼントを渡し合い互いに感謝の気持ちを伝えます。
その後ケヴィンベーコンはガーディアンズ達と別れのハグをし、笑顔で地球に帰って行きました。
一息ついたピーターはマンティスに何でここまでしてくれたのか聞きます。
マンティスは、クラグリンからクリスマスをヨンドゥにめちゃくちゃにされた事を聞いたからと答えました。
するとピーターは笑い、その話に後日談があった事を話します。
ヨンドゥはピーターが用意したプレゼントを実はこっそり受け取っており、ピーターにブラスター(銃)をプレゼントしてくれていたのです。
話を聞いたマンティスは意を決して、自分の父親はエゴ(ピーターの父)かもしれないという事を打ち明けました。
それはピーターにとってマンティスが妹である事を意味します。
ピーターの最愛の母をマンティスの父であるエゴが手にかけた為、マンティスはピーターに嫌われやしないか不安を抱えていました。
ですが、ピーターは笑顔で「それは俺にとって最高のクリスマスプレゼントだ」と言い妹を抱きしめます。
母親を亡くし、実の父親、育ての親までも失ったピーターにとって妹という存在ができたことはこの上ない喜びでした。
時間は遡り、ラヴェジャーズの船。
出発準備をするヨンドゥの操縦席にはピーターからプレゼントされた人形が置かれています。
ヨンドゥがピーターの頭を撫でたあと、2人(あと多分他のラベジャーズ)を載せた船は宇宙の彼方に飛んで行きました。
おしまい。
製作陣のど直球の優しさが眩しいほどに突き刺さってくる今作。
引くほどピュアで優しい話で、映像はちゃんと劇場公開レベルという超絶豪華な短編でした。
番外編と言いながらも、時系列的にはvol.3の直前なので一番予習必須な作品かもしれません。
まぁ「ガーディアンズって今こういう状況なのね」とだけ知ってもらえたら幸いです!
メリークリスマス!
流石に気が早いか!
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