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競わず、比べず、戦わずで人生が好転 #38

数年前まで、人の目・世間の目が気になって仕方なかった。自分の器の小ささ見せたくない、他人からスゴイ奴と思われたいという見栄がそうさせていた。

SNSで自慢したり、身の丈以上に自分を大きく見せようと虚勢を張っていた。見せかけのハッタリで商売が上手くいくと思っていた。

人から嫌われたくない。良い人だと思われたい。いつもそんな気持ちだった。周囲の人から置き去りにされることに怯えていた。

人と比べることなんて無かったけど、SNSを見てセミナーに参加しては、自分もと焦っていた。

決断したのは自分なのに、人のせいにする

さらに、金持ち=成功者と勘違いもしていた。誰からも成功者と呼ばれたい、金持ちになりたい、目立ちたい、もっと自由に仕事をしたいとSNSやセミナーに参加しただけで成功者になれると思った。

言い訳を見つけてサラリーマンを辞めた。安定していた会社を退職して独立開業したのは自分の決断なのに、うまくいかなくなると「場所のせい」「金がないから」「不況だから」と責任を転嫁した。

不便さや不自由さがあっても生きていけることを知る

ある日突然、人と競うことをやめたくなった。人と比べること、競争することが嫌になったのだ。『少欲知足』という4文字を目にしたからだ。

贅沢をしなければ、意外に満ちて足りていると思った。多少の不便さや不自由さはあっても我慢すれば生きていける、どうにかなると思った。

欲しいと思っていたモノが無くても不自由さは無い。その気づきを境に他人と戦うことをやめた。競うこと、比べることを徹底的に排除し、ついでに怒ることもやめた。

それ以来、人と戦わなくても、比べなくても生きていけると思った。肩の力が抜けた瞬間だった。

端的に言えば『人は人、自分は自分』というごく当たり前のことに気づいた。

競争をやめたら、経営が安定

一方、赤字会社は従業員を放牧して、徹底的に任せるようにした。いつの間にか、イライラすることが無くなり、人に対する怒りが消えた。

売上と資金繰りが安定し好転した。

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