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第21話 長篠を救え!

奥平信昌の登場ですね。
よりも、やはり鳥居強右衛門の方に目がいってしまいますね。
そもそも、漢字が読めませんでしたけど・・・
「とりい すねえもん」読めないってw

更に、亀姫のキャラも可愛くて健気で・・・
でも、奥平信昌は最後まで側室を持たず亀姫一途だったとか・・・
この時代では、珍しい方だったのではないのでしょうか?

さて、今回は鳥居強右衛門と亀姫ですかね?
鳥居強右衛門が歌っていたように
「ろくでなしだと 人はゆう 知恵なし 才なし 武功なし
なんもなくとも 強右衛門・・・」
自分を否定していたり、徳川の家臣に「汚い手でさわるな!」と
言われてみたりと人からの評価と自分の評価が低いにもかかわらず、
「なんもなくとも強右衛門」と言える強さも持っています。
その強さの源は悪態をついても、奥平信昌が強右衛門をかばい信じて
本音を伝え手を取り岡崎に行かせたことです。
史実では、もう1人いたようですけど・・・
もちろん、お腹が空いたやここから抜け出したいという気持ちもあったかと
思いますが、それでも岡崎に書状を持ってたどり着くことが出来ました。
この時の強右衛門のモチベーションになったのは、奥平信昌が
強右衛門の存在を重要視した存在認知をしたからかと推測できます。

さらに、ひと悶着ありながらもそこを乗り越え、
信長きて長篠を助けることが決まった時には、亀姫が強右衛門の手を取り
亀姫「ようございましたね。強右衛門どの。奥平殿にお伝え下され。
   どうか持ちこたえてくださいませと、亀は奥平殿もとに参るのを
   楽しみにしておりますと・・・
   けむくじゃらでも構いませんと・・・」
長篠に戻った強右衛門は、ちゃんと到着したのか!と思いきや夢だし・・・妄想だし・・・ちょっと混乱しましたが、武田家に囚われてしまい、
「援軍はこない」と言わされてしまいます。
しかし、隙を見て援軍が来ることや亀姫が麗しい姫君だと伝えました。
自分が磔にされてでも伝えるだけのモチベーションは、
どこから来たのでしょうか?

「ろくでなしと人は言う」とは言うものの、本人の責任感や思いやりを
持つ心の機能は高かったのではないでしょうか?
さらに、それを維持することが出来たのは奥平信昌と亀姫の
「あなたが、ここにいる重要性は何をするではなくとも分け隔てなく、
知っています。」と言うことをしっかりと伝えることが出来て、
受け取り側の強右衛門も信頼しできた2人から信頼を受け、
自分の存在を認めてくれたことは喜ばしい事だったのではないかと
思います。
ただし、重要なことがあり受け取り手(反応側)が心地よいか、
心地よくないかを決めるのであって、伝えた側(刺激側)が
押し付けることはできません。
どれだけ、普段からの信頼関係が構築されているかにもよります。


寒川神社の続きです
古来より、寒川神社の周辺は人が住んでいました。
近くから岡田遺跡もあります。
その時代は寒川神社のそばまで海の入り江となっていたようです。
その時代から寒川神社がそこにあった理由として、本殿の裏には
神嶽山神苑があります。
こちらは、近年まで禁足だったのですがお祓いをされた方のみ
入れるようにしたそうです。

外門

外門から入るとすぐに「難波の小池」があります。
神聖な泉と伝えられているそうで撮影禁止なので写真はなしです。

裏参拝所

寒川神社は、意外と低地にあるにもかかわらず、ここは山になっています。
山というより大きな塚・・・古墳?
本殿裏から「難波の小池」を通り石の階段を登ると裏拝殿の上に行けるようで、裏拝殿から塚を降りれるような作りに見えました。
当然ですが、塚には入れないので妄想です。

先に進むと内門があり、そこからは「真」の世界から「草」に切り替わる結界のとなっているそうです。

内門を抜けると新緑が見事な水のある日本庭園が広がります。

多分、紅葉の季節も見ごたえがあるのだろなぁ~
そんな気がします。

方徳資料館

庭園の中に方徳資料館があります。
こよみ展をやっていましたが、こちらに武田信玄が奉納した兜がありました。(撮影禁止)
そして、八方除信仰についての説明もあります。
また、神揃山(かみそりやま)で5月5日に行われる1000年以上続く「国府祭」の説明もあり、盛りだくさんすぎて頭がパンクしちゃいました。

方徳資料館の入り口には、庚申塔があります。

下大曲神社庚申塔

承応2年(1653)に造立された寒川神社で最も古い庚申塔です。
こちらの庚申塔は猿が二匹しか彫られていなくて、
その後の庚申塔の形態が定まる前の時代の形とされています。
藤沢から平塚にかけて七基しか確認されてないそうです。

あまりにも見事な緑の中でしばらくぼぉ~っとしてから帰路に・・・
向かうわけもなく、少し寒川駅まで遠回りしてみることにしました。


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