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【Yahoo!広告】Google広告のデータをYahoo!広告に簡単インポート

こんにちは!
LIFEMAP・プロモーション担当です。
初回となる今回は、「Google広告のデータをYahoo!広告にインポートする方法」を書いていきたいと思います。

事の発端はコチラの記事。

2023年6月から、LINE searchのWeb検索がYahoo!検索に切り替わったことにより、Yahoo!検索の月間検索数が約1億も増加したそうです。
「ということは、広告のimpも増えてるハズ!」と、これまでGoogle広告しか運用していなかった私も、ようやくYahoo!広告に手を出しました。

・・・が、当時弊社が運用していた広告数は約1,300件
手入力デスマーチも覚悟しましたが、何とか楽したい一心で調べた結果、この方法に辿り着きましたので、備忘録として残します。
これからYahoo!広告を始める方へ届け!


下準備

Google・Yahoo!、両方の広告エディタが必要ですので、まずはこちらをインストールしましょう。

Google広告エディタ

インストールしたら、エディタと広告アカウントを連携させます。
「アカウント」をクリックし、アカウントマネージャーを立ち上げます。

続いて「+追加」⇒「ブラウザを開いてログイン」をクリックします。

連携させたいGoogleアカウントを選択します。
2回ほど連携の許可が求められるので、「次へ」「許可」をクリックします。

アカウント連携が完了したら、エディタに広告アカウントの情報をダウンロードしましょう。
ダウンロードするキャンペーンを選択します。
基本的には「すべてのキャンペーン」で良いです。

ダウンロードが終了したら、Google広告エディタの準備完了です!

Yahoo!広告エディタ

続いて、Yahoo!広告エディタです。
Yahoo!広告アカウントの開設が未了の場合は、先に開設をしておきましょう。

こちらも、インストール後、エディタと広告アカウントを連携させる必要があり、初回立ち上げ時にYahoo!JAPAN IDでのログインを求められます。

ブラウザを開くとログイン画面に遷移します。
登録した電話番号orメールアドレスに確認コードが届くので、入力してログインします。

アクセスの許可を求められるので、「承認」をクリックします。
承認すると認可コードが表示されます。
Yahoo!広告エディタに戻ると、認可コードの入力欄がありますので、コピー&ペーストし、「OK」をクリックします。

これで、Yahoo!広告エディタも準備完了です!


手順

01_Google広告からcsvをエクスポート

Google広告エディタを起動して、左上メニューの「アカウント>エクスポート>アカウント全体をエクスポート」をクリックします。
保存先・ファイル名は何でも良いです。

なお、特定の広告だけを出稿したい場合は、「選択したキャンペーン、広告グループ、アセットグループをエクスポート」を選んでください。

02_csvを加工 ※重要※

エクスポートしたcsvには、キャンペーン情報や広告グループ情報、キーワード情報等、あらゆるデータが含まれています。
このままYahoo!広告エディタでインポート出来れば良いのですが、世の中そんなに甘くない・・・
Yahoo!広告にインポートするためには、csvの中からキャンペーン情報と広告情報の行を探し出し、3つの項目を追加・修正する必要があります。

1.キャンペーンタイプ(キャンペーン情報)
 ┗Google広告とYahoo!広告でキャンペーンタイプの名前が異なるため
  基本的には「標準キャンペーン」と入力すればOK
2.開始日(キャンペーン情報)
 ┗開始日が今日の日付より前になっているとインポートできないため
3.広告名(広告情報)
 ┗Google広告には無いが、Yahoo!広告においては必須項目のため
  重複していなければ何でも良い

しかし、キャンペーンや広告が多いと、対象行を探し出すのが難しい・・・
そんな時にオススメなのが「AG-Boost」さんの「検索広告CSV変換ツール」です。
色んなツールを展開されていますが、この変換ツールについては無料で利用できます。(太っ腹)

AB-Boost画面キャプチャ

03_Yahoo!広告にcsvをインポート

変換したcsvをYahoo!広告に取り込みましょう。
Yahoo!広告エディタを開き、左上のファイル>ファイルのインポートをクリックします。

次に、先ほど変換したcsvファイルと、インポート先のアカウントを選択し、プレビューをクリックします。

「名称項目をキーに既存のデータを編集」を選択し、「データのインポート」をクリックします。

データ件数の確認画面が表示されます。
問題なければ、「実行」をクリックしてください。

インポート完了です!
インポート不可能なデータがあった場合、エラーファイルが出力されます。

インポートしただけでは、データはローカルにある状態なので、最後にデータのアップロードをお忘れなく。


注意点

エラーを修正しましょう

インポート後、メニュータブに「×」が付くことがあります。
これは、Yahoo!広告の入稿規程に合致しないデータです。
 【例】広告名が空白・重複、入稿できない文字 等
親切なことに、Yahoo!広告はエラー理由が表示されるので、エラー理由に沿って修正してから、アップロードしましょう。

予算やパラメータの修正を忘れずに

日予算やカスタムパラメータについては、Google広告とYahoo!広告で異なる設定にすることが多いかと思いますので、忘れずに修正してください。
ちなみに、「テキストの置換」機能もあり、パラメータ修正等に便利です。

除外キーワードリストは対象外

除外キーワードリストはGoogle広告エディタでエクスポートが出来ません。
残念ですが、こればっかりは手作業で登録する必要があります。

さいごに

今回は、Google広告のデータをYahoo!広告にインポートする方法を紹介させていただきました。
ニッチな内容になってしまいましたが、私がここ最近で一番感動したTIPSなので、同じ悩みを抱える方に届けば嬉しいです。
ではまた!


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