ヒストリー⑲その先へー・2008年7月
479ページの白書 1万部に
ライフリンクが、弁護士や経済学者、精神科医や自死遺族支援団体らとチームを組んで進めた「自殺実態1000人調査」は、自死遺族の方々から直接聞き取りをしていく未踏のものでした。
一人あたりの平均聞き取り時間は2時間30分に及びました。自殺で亡くなった305人についての聞き取りが終わった段階で整理・分析して「自殺実態白書2008」にまとめ、岸田文雄・内閣府特命担当大臣(自殺対策・当時)に提出しました。白書は大きな反響を呼び、自殺対策を大きく前進させ