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ライフリンク・ヒストリー

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私たちライフリンクが活動を始めたのは、2004年10月のことでした。自殺対策を「生きる支援」と捉え、自殺のない「生き心地の良い社会」を実現するために、強い決意のもとに行った船出で…
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#自死遺児

ヒストリー㉙その先へー・2016年9月

韓国とスクラム組んで  自殺をめぐって、日本ととてもよく似た状況の国があります。 お隣の…

ヒストリー⑩始まりの前に・2004年10月

決意のNHK退職 NHKの清水康之ディレクター(現ライフリンク代表)は悶々とした日々を送っ…

ヒストリー⑨始まりの前に・2002年2月,11月

行政は動き出したのか 行政もようやく自殺対策に動き始めます。 2002年2月には、厚生労働省…

ヒストリー⑧始まりの前に・2001年10月,12月

実現した自死遺児たちと首相の面会 2001年10月23日、清水康之ディレクター(現ライフリンク代…

ヒストリー⑥始まりの前に・2001年2月

シンポジウム開催、遺児たちの決意 2001年2月に開かれたあしなが育英会の自死遺児ミーティン…

ヒストリー⑤始まりの前に・2000年8月

覚悟と決心の番組制作   あしなが育英会の合宿「夏のつどい」に参加したNHKの清水康之ディ…

ヒストリー④始まりの前に・2000年8月

清水ディレクターの取材始まる  NHK札幌放送局で報道番組を担当していた清水康之ディレクター(現ライフリンク代表)は、自死遺児11人による文集委員会とあしなが育英会が編者となり刊行された「自死で遺された子ども・妻の文集 自殺って言えない」を読んで衝撃を受けます。 高校生3人、大学生9人、妻5人の計17人の手記は、どれもが魂の叫びを綴った心揺さぶられるものでした。 中学2年の時、父親が自死した大学生の男子は、自死の前日のことを振り返っていました。お風呂に入っていると、突然

ヒストリー③始まりの前に・2000年4月

歴史を刻む冊子の誕生  2000年2月に行われた2泊3日の自死遺族ミーティングが終わろうとし…

ヒストリー②始まりの前に・2000年1月

自死遺児たちの突き刺さる言葉 大学生の自死遺児たちの勇気ある告白で、あしなが学生募金で自…

ヒストリー①始まりの前に

そして、時計の針を20年以上、戻してみます。 1999年秋 自殺者3万人の時代が来た  「98年…