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#50「一般社団法人 吉川慎之介記念基金の吉川優子さんをゲストに迎えて。」

ライジャケサンタの「ライジャケRadio!」今日もがんばっていきたいと思います。「子どもたちにライジャケを!」の活動は「トナカイクラブ」のみなさんにサポートいただいています。

おはようございます。「子どもたちにライジャケを!」代表、庵治石細目「松原等石材店」3代目、ライジャケサンタ・森重裕二です。今日もどうぞよろしくお願いします。

今日はなんとですね、「ライジャケRadio!」が50回目の記念の回を迎えましてですね。ありがとうございます。今日は50回記念でゲストをちょっとお呼びしまして、話してみたいなと…。初めてのチャレンジしてみたいなと思いますんでよろしくお願いします。一般社団法人吉川慎之介基金の吉川優子さんにゲストに来ていただきましたんで、最後までおつき合いどうぞよろしくお願いします。それではスタートします。

(ライジャケサンタ)はい、それでは吉川さんをゲストに迎えて、今日は50回目の「ライジャケRadio!」始めていきたいと思います。吉川さん、おはようございます。

(吉川さん)おはようございます。みなさん初めまして吉川優子と申します。

(ラ)ありがとうございます。もう嬉しいです。これ初めてのゲストを呼んでの回なんで、ちょっとうまくいか分からないけど頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

(吉)よろしくお願いします。

(ラ)「子どもたちにライジャケを!」にとってすごく、もうほんまに大事な存在の吉川さんで、もう一緒に今まで一生懸命頑張ってきたんですけどもね。吉川さんちょっと最初に自己紹介の方をしていただいても大丈夫ですか?

(吉)はい。皆さん、おはようございます。初めまして、吉川優子です。私は、実は息子を水の事故で亡くしておりまして、来月の2023年7月20日で、事故から1年を迎えます。森重さんの活動を通じてですね。私自身がすごく救われてきました。

私の息子が川で亡くなったんですけども、当時ライフジャケットを付けていなかったということで、幼稚園のお泊り保育中だったので先生方に法的責任も言い渡されるといったような、ほんとに大きな事故になってしまいました。この事故をですね、ちゃんと教訓を活かしたいということで、いろんな方と一緒にですね、森重さんの活動にも参加させていただいて、これまで一歩一歩、歩みを重ねてまいりました。こんな貴重な機会をいただいて、すごく緊張してるんですけれども、また皆さんと繋がれたらいいなと思います。よろしくお願いします。

(ラ)ありがとうございます。吉川さん。ボクの方も活動を始めて、毎年いろんな事故の報道を見ながら、慎之介くんの事故についても、リアルタイムで報道をキャッチしてて、そこから吉川さん連絡いただいて、多分今とはちょっと全然違う心境でのスタートだったと思うんですけども…。ボクの方も吉川さんが頑張ってこられたことでうちの活動も広がってきたと思うし、本当に感謝しかないんですけども。

今日いろいろ聞こうかなと思ってたんですけど…。吉川さん、「子どもたちにライジャケを!」というのはどんな感じで見つけてこられて、どんな関わりしてこられたのか、その辺ちょっと聞きたいなと思ってるんですけど、どうですか?

(吉)そうですね、事故が起きてからいろいろな水の事故について調べてました。その時に滋賀県の甲賀市の事故を知りまして、私達は事故当時、愛媛県の西条市というところに住んでおりましたので、同じ四国内で四万十川での事故があったっていうことを私自身知らなかったので、同じ四国で子どもさんが亡くなる事故というのが、しかもキャンプ中にっていうことで、同じような行事の中で起きていたんだっていうことを初めて知りました。

で、そして、この事故のことを詳しく調べている中で森重さんのサイトを知りまして、こんな活動をされてる方がいらっしゃるんだと思いまして、メールさせていただいたんだと思います。

(ラ)ありがとうございます。僕も吉川さんのしんちゃんの事故のボクら5年前だったんですよね。5年前の2007年の7月31日やったんですけど、ボクはその同じ市内にいた水辺の活動が大好きなおっちゃんやったんですけど、ものすごく悲しくて悲しくて。

もっとできることがあったはずやと思って、活動を始めたんですけども。そんな中毎年毎年、悲しい事故が起こってしまうということが続いているので、何とかと思っている中で、吉川さんとこのしんちゃんの事故も見せてもらったり、それに対してまた何かできないかな…っていうことで、ずっとボクも思いを重ねてきてる感じで。なんか吉川さん、もう10年超えましたもんね。

(吉)超えましたね。全然状況が本当に変わったなと思ってます。もちろん事故はね、0になってるわけではないし、まだまだ起きているんですけれども、それでも本当にあの変わってきたな…っていうことが間違いなく言えますし、実感しています。

(ラ)吉川さんの動かしてこられたこともかなり大きいやろな…と思ってますけどね。

(吉)動かしてきた…っていうのはちょっとどうかなと思うんですけど…。本当に西条の保護者の皆さんもそうですし、地域の方々もそうですし、活動を通じて本当にたくさんの貴重なご縁をいただいて、いろんな出会いが重なって、私が1人でがんばってきたというよりも、そういったみなさんと一緒に活動をすすめることができたっていうところがやっぱり一番大きいなと思うんですよね。

多分、夫婦だけだったらちょっとできなかったし、やっぱり悲しい事故なんですけれども、この事故をきっかけに活動を通じて、森重さんもそうですし、本当にやっぱり出会いって大事だな…と感じてます。

(ラ)たぶん吉川さんと出会ってからも、本当になんていうかいろんな…やっぱり吉川さんに繋いでもらったんは大きいけど、みんなで繋がってみんなで力を合わせてっていうところがだんだんだんだん集まってきたかなというふうに思ったりしてて。ありがとうございます。吉川さん。

(吉)こちらこそですね。ほんとにだんだん一つずつ形になってきているようなことも見られるし、本当に思いが形になってきてるなっていうのを感じるこの10年ですね。

(ラ)ここ最近数年は、本当に大きく動き始めた感じで、やっぱり大きいのはしんちゃんの事故の裁判で得られた判決というか、ボクら甲賀市の事故のときは「ライフジャケット」っていうのはほとんど出てこなかって、対応の話ばっかりだったんですけど…。「ライフジャケット」のことについて裁判の方でここまで話をしてくださったのは。すごく大きいなっていうのはすごく感じてますけど、その辺どうですか?

(吉)そうですね。私もそれはすごく感じています。「ライフジャケット」を準備して着用すべきだったんだっていうことも、明確に示してくださったのと、あとやっぱり川遊びとか、野外ではちゃんと情報とか収集して安全対策をしなきゃいけないんだっていうことを、判決で示してくださったっていうことが、すごく私達の活動するにあたって、ちゃんと教訓を生かしていくための根拠としてやはり背中を押されたなっていうふうに思っています。

これは責任の問題なので、なかなかこの判決を活用するとか、次に活かすってすごく難しいな…っていう感じるんですけど、この判決に関しては本当に具体的に予防に繋がるような判決をいただけたんじゃないかなと思っているので、個人的な責任だけじゃなくて、やっぱり次に繋がる一歩にはなっているんじゃないかっていうふうに、本当に真摯に受け止めております。

(ラ)そうですね。あの判決があるから今、ボクも結構強気でクラファンやって自治体の方に話をしたりしてるんですけど、あれはもう悲しい事故やったんやけども、それを絶対に2度とそういうことが起こらへんようにする…という思いを、みんなが強く言える…というか、がんばっていけるような形を示してもらってるんでね。僕もがんばりたいなと思って、あれから特にボクも石屋さんになったんですけど、それも大きいんですけど、だいぶと進んできているなと感じています。

もっとしゃべりたいんですけど、今、朝に収録してまして、ボクが今から仕事いかないかんのと、吉川さんも今香川に来られて、これから大変なときにzoomで話させていただいていますけ…。吉川さん自身の今後のことについてはどんな感じですか?

(吉)そうですね。昨年事故から10年という節目というか、活動を始めた時に10年ていうのを目標にはしてきました。どういうふうに変わっていくかな…っていうかそれがいろんな形で目に見えることとして、活動が具体的に形になってきていることを、これからまた次につなげていく…ということもそうですし、森重さんはじめ本当にたくさんの素晴らしい出会いに本当に感謝しておりますが、恵まれたこうしたご縁を次に繋げていけるような活動を私もしていきたいなと思っております。

(ラ)はい、ありがとうございます。吉川さん。うちの方も動きが大きくなってきておりまして、アタフタしておりますけども…。確実に周りの方も動き始めているので、うちも本当に吉川さん初め、もうたくさんの方々に支援していただいて動いておりますので、また一緒に、ぜひ悲しい事故がなくなるような社会になっていったらいいなと思うんで…。ボクはボクなりの感じで動くんですけど、また吉川さんが動いておられることを一緒にボクも応援しながら、っていうか応援していただきながら…。

(吉)お互いにがんばりましょう。本当にね。これからも一歩ずつ進んでいきましょう!

(ラ)ありがとうございます。吉川さん、今日はありがとうございました!聞いていただいてる方々、ぜひ感想とかメッセージとかいただけたらうれしいなと思います。この「子どもたちにライジャケを!」の活動は、ちょっと若干地味ではあるんですけども、続けて発信していきますんで、またフォローいただいて、みんなで盛り上げていけたらなと思うんで…。質問とかコメント、メッセージが多いようやったら、吉川さん、また再度登場していただきますんでね。よろしくお願いします。それでは最後に気の利いた一言を言っていただいて…。

(吉)思いはただ1つ…。子どもたちの命を守ること。みなさん、一緒にこれからもよろしくお願い致しします!

(ラ)ありがとうございました。吉川さん。一般社団法人吉川慎之介記念基金の吉川優子さんにゲストに来ていただきました!吉川さん、ありがとうございました!

(吉)ありがとうございました!

(ラ)それでは皆さんまた明日。

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