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#80「活動を始めて16年。今、思っていること。」

ライジャケサンタの「ライジャケRadio!」今日もがんばっていきたいと思います。「子どもたちにライジャケを!」の活動は、トナカイクラブのみなさんにサポートいただいてます。

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こんばんは!「子どもたちにライジャケを!」代表、庵治石細目「松原等石材店」3代目、ライジャケサンタ・森重裕二です。今日もどうぞよろしくお願いします。

今日は、ちょっと「子どもたちにライジャケを!」にとっては特別な日です。今日でちょうど活動を始めて16年目を迎えまして、明日から17年目に入るということになります。その今の思いを話しておこうかなと思って、今日は特別に、夜ですけど配信をしたいと思いますんで、最後までおつき合いどうぞよろしくお願いします。

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今日は「子どもたちにライジャケを!」にとっては、特別な日で…ちょうど今日で活動を始めて16年目を迎えます。今、その思いを話しておこうかなと思いまして、今日は特別に夜ですけども配信をしたいと思いますんで、最後までおつき合いどうぞよろしくお願いします。

16年前のね2007年7月31日の夜に、この「子どもたちにライジャケを!」の活動はスタートしました。その日はですね。普通に夏休みに入っていて、当時小学校の先生してたんですけども、夏休みに入っていました。その日に、学校の先生していた滋賀県の甲賀市の近くの小学校の子が、高知県の四万十川の方に主の行事で連れてってもらってて、溺れて亡くなってしまう…という、ほんまに悲しい事故があった日でした。その報道を見て、本当にその場で泣き崩れたのを今でも覚えてるんですけども…。

自分の学校で川の行事があったんで「ライフジャケット」を、何年かかって揃えた時だったんで、なんかもうちょっと僕が大きい声で「ライフジャケット」のことを言ってたら、この事故は防げたんちゃうかな…と思ってですね。本当に後悔というか…もっと言っとけばよかった…と。この2人の子ら守れたかもわからへんのに…と思って…。ほんまに泣き崩れたのを今でも覚えています。

そこからですね。もうとにかく「ライフジャケット」のことが、事故の後、話題にあんまりならなかったので、ボクが伝えるしかないか…と「ボクが伝えるしかない!」と思ってですね。その日から活動を始めました。ホームページ立ち上げて、「子どもたちにライジャケを!」というホームページを立ち上げて、活動をスタートしました。でもあまりに悲しかったので、なかなか自分の中での整理がつかなかったっていうのもあるんですけども…。

少しずつホームページに賛同いただける方を募集するというところからスタートして、それが100人になれば、水辺の事故はなくなるんちゃうか…と。少なくなるんちゃうか…と思って始めたんですけども、100人集まっても、なかなか変わっていかへんし、じゃあ200人、300人、400人…と、どんどん増やしていったけども、あんまりなんか手応えがない感じだったんですよね。

当時SNSが流行りだしたんで、SNSでも発信を始めて、フォローさんが100人になったら何か変わっていくんちゃうか…と思って始めたけども、100人、200人、300人…と増えていっても、何かそんなに手応えを感じることができなかった…ということでできることとにかくやり続けるぞ!いうことで、ずっとやり続けてきました。

「ライフジャケット」もたくさん配ってきました。100個配ったら変わるかも…と思って、でもあんまり変わらず100個、200個、300個…と、1000個までいったんですけどね。配ったけどもあんまり変わらへん…。

何からしていったらいいねん…と思って、とにかくできることをやっていこうと思って、5年前までは先生してたんで、ある程度制限がある中でやってたんですけども…。何かやってもやっても、そんなに変わっていくか言ってる気はしなかったんですけども、とにかく毎日できることを少しずつでもやっていくぞ!という思いでずっと続けてきました。

で、今、そうは言いながらも、SNSのフォロワーさんは、もう今は全て合わせたら2万人を超えるフォロワーさんがいてくださるし、何か少しずつ前に進んできたっていうことだけは間違いないし、応援してくださる方も本当にたくさん増えてきたし、もう一緒になって声を上げてくださってる方が、本当にたくさんになってきたのは間違いないんですよね。全国で本当に応援してくださる方がたくさんいるっていうことは、本当に間違いないと思います。

でも、それでも「ライフジャケット」が当たり前になったかというと、まだまだそんなことはないんで、まだまだ頑張っていかなあかんのかな…っていう気持ちいるんですけども、僕の中で、すごく大きかったのは、コロナ禍があってのことやったんですけども、絵本「かっぱのふうちゃん」を出版させていただいたことがすごく大きかったです。

絵本だったこともそうなんですけども、絵本を出したことで、滋賀県の甲賀市の方に絵本の出版について話をさせていただいて、ご遺族の方に甲賀市に寄贈していただいて、甲賀市がそれを受け入れてくださって、ボクを講演の講師として、去年呼んでくださったっていうことが、僕にとって非常に大きいことでした。甲賀市で思いを伝えるということをさせていただき、その流れで今年も亡くなったお2人のご所属していた学校の方で、講演とプール指導をさせていただきました。プール指導は本当にたくさんの方に協力していただいて、みなさんに動いていただいて、今後の甲賀市、または滋賀県の動きを作っていけるような、動きを作ろうと思ってやったんですけども、それも本当にたくさんの方に協力していただいて実現することができました。

16年経って、そんなにできたかどうかわからないんだけど、確実に前に進んできたということだけは間違いないな…と思って実感しているところです。ちょっと半泣きになりますけどもね。

香川県の方に移ってきてですね。香川県の方にも本当にたくさんご縁をいただいてですね、協力していただける方がたくさんいまして、香川県の方も本当にだいぶ広がってきています。このラジオ聞いてくださってる方は何回か聞いたと思うんですけども、香川県は県の教育委員会が中心になって、「ライフジャケット推進事業」というのを進めてくださっていたりとかです。県が250着ぐらいの貸し出しをしてたり、全ての市町で「ライフジャケット」を持って、貸し出しできる体制を作ってくださっていたりとか、絵本「かっぱのふうちゃん」は全ての公立の幼稚園、小学校、中学校、高校に今あるという状況で、水辺の安全のための教育を進めていこう!という気持ちでね。皆さんが本当に協力してくださっていますので、挙げればきりがないんですけども、本当にたくさんの方に協力いただいて、県では活動が広がってきています。

おそらく、今、香川でこうやって広がってきて、体感で思ってるんですけども、エビデンスどうか?とか言われたらまだそれはないんですけど…。体感で思ってるのは「ライフジャケット」っていうものの教育を進めていくことで、または「かっぱのふうちゃん」も子どもたちが読むことですね。子どもたちが水辺で安全に過ごすっていうことについての意識を持つ…ということが、多分はっきりしてるんちゃうかな…ということを思っています。

この香川の熱をですね、できたら全国に広げていきたいなと思っているしこれが全国に広がっていけば、子どもたちの水の事故っていうのは大きく減らすことができるだろうなと思っています。とにかく、香川でやってきてわかってるのは、全力で全員で協力しないと、それが多分実現できない…っていうことが分かってきているので、おそらくこれから各地で、そういう動きを作ってくださる方がおられたらですね。ぜひ皆さんでね力を合わせる方向で…例えば所属とか、組織の垣根を越えてですね。みんなで力を合わせて、子どもたちを守っていく動きを作っていっていただけたらいいな…と思っているところです。まず、香川でやってみるんで、ぜひ皆さんも一緒にがんばってくださったらうれしいなと思ってます。

僕も本当に…活動を始めてこれ16年になるんで、多分当時小学生だったとかは、もしかしたら、もう親になってるかもしれないな…と思ってます。ただ、地道に地道に伝えていけばですね。伝えた子どもたちも、いずれ親になって、いつかホンマに当たり前になる日が来るんちゃうかな…っていうことを今思っています。僕はね、水辺の事故悲しい事故っていうのはもう間違いなく防ぐことができると思ってるんですよね。なので、ぜひみなさんも一緒に動いていただけたらうれしいなと思っているんですよね。

ただ必死で頑張っているんですけども、悲しいことに毎年、悲しい事故が起こっていくので、もうどこまでやったらいいかわからへんけど、もうとにかくやれることをやっていく!っていうことを決意してやってきたので、後に引かないで前に進んでいく…っていうことをしていこうと思っていますので、だんだん活動も動きが大きくなってきているので、1人ではできひんこともできん事にチャレンジしていかなあかんようになってきたし、みなさんのご協力がまた必要になるかな…と思うんですけども、何とかがんばっていきたいなと思っているんで、みなさんどうかこれからもご協力どうぞよろしくお願いします。

とにかく、まずはですね。全国の自治体で「ライフジャケットレンタルステーション」を開設してもらうということと、できれば「かっぱのふうちゃん」を全ての学校においてもらいたい…、そこで読み聞かせをしてあげてほしい…ということを今思っています。そして、香川県の方でね、それが少し実現しているんですけど、とにかく全国にこの熱を広げていきたいな…と思っているので、またみなさんね、どうかご協力いただけたら嬉しいなと思っています。

「ライジャケRadio!」の方もですね。できるだけ毎日配信していきます。シーズン関わらず発信していくんで、なんか少しでも一緒に頑張っていただければうれしいなと思うし、もし何かメッセージとかくだされば、それを取り上げて進めていきたいなと思ってますんで、良かったらフォローいただいて、聴いていただいてですね。時折、ハートボタンで応援してもらったりとか、コメント、メッセージいただけたらうれしいなと思っています。どうぞよろしくお願いします。

ホンマにね。水辺に近づく子どもたち、水辺に近づく人たちの基本に「ライフジャケット」がなっていくように、これからも活動を続けていこうと思っています。無理のないようにはしなあかんねんけども、でもできる限りやっていきたいなと思ってますんでどうぞよろしくお願いします。これからもがんばろうと思ってますんでね。ぜひ、応援いただけるたらうれしいなと思うし、一緒にがんばっていただけたらうれしいなと思っています。

今日はですね、活動を始めて16年経ちましてですね。今思ってることをちょっと話しておこうと思いましたんで、話してみましたけど、ちょっとうまく話せなかった部分大きいんですけども、これからもがんばっていきますんで。応援どうぞよろしくお願いします。

思いをただ一つ…子どもたちの命を守ること。
どうか1人でも多くの方にメッセージが届きますように…。

今日も最後まで聞いていただいてありがとうございました。また明日。


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