ライジャケRadio!! vol.10 「その『ライフジャケット』どうやって準備します?」
はい!「子どもたちにライジャケを!」のライジャケサンタです。今日もライジャケRadio!!スタートしていきます。
はい、この前はね。北海道の方からのメッセージから考えたこと…と言いつつ、なんかちょっとまあまあの話をしてしまいましたけどもね。そんな日もあるってことで…ラジオがんばっていこうかなと思っております。よろしくお願いします。前にちょっと予告させてもらってた「準備」の話をね。少し深めていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
はい、というわけで今日は「準備」の話をしたいと思います。「準備」ってライフジャケットの「準備」の話なんですけども。2つ前の話で「子どもの事故を3つに分けて考える。」っていう話をさせてもらったんですけども、何度も僕これ繰り返して言おうと思ってるんです。学校や園、子ども会とかね、多分スポ少とかもそうですけど、水辺に子供たち連れて行くときに、ライフジャケットを着けさせる、着用させる、準備するっていうのはね、もう「義務」になってます。
これ、あの判例でもうしっかり出てますので、ちゃんとせないしなあかんってことですよね。今まではそれは努力目標やったんですけども、もう義務になってるんでね。準備をしないといけません。
ただですよ。ただ、ライフジャケットの準備っていうのがなかなか難しいというのが現状なんですよね。前も言ったけど、もう1回言わしてもらいますけどもね。皆さんが例えば30人の子どもを水辺に連れていかなあかん…ということになったと仮定して、ちょっと想像してみてほしいんですけども、その子どもたちの30着のライフジャケットってどうやって準備します?どっかで借りれるでしょうか?買えますかね?
なかなか難しいんですよね。僕もね、元々小学校の先生してたときに水辺に子どもたち連れて行く行事があったんでね。僕の時で30とか50とかのライフジャケットを準備しなあかんと思って、準備しようとしたらないんですよね。実は。大人用のライフジャケットってちょこちょこあるんですけども、子ども用のライフジャケットでその当時もう20年前…までいかへんか…15年ぐらい前なんですけど、子ども用のライフジャケットってねどこにもないって感じでしたね。
なのでいろんなところを渡り歩いて、いろんな人にお願いして、かき集めてきたっていう印象で借りてましたね。その後、学校に予算付けてもらいました。でも一気に買えないんでね、ちょっとずつ買っていって毎年出していくっていう形で何とか揃えたっていう感じでしたね。
今、香川県では100着のレンタルをしてくださっているので、市レベルで言うと香川県の坂出市とか愛媛県の西条市、滋賀県甲賀市とかは、市にお願いしたら借りれると思うんですけども、そんなところってあんまりないですよね。じゃあどうするんかって言ったらですね、やっぱり準備せなあかんと思うんですけど、なかなか難しいのが現状だと思うんですよね。
去年、結構な数…2桁はいかないですけど、僕が知ってる範囲で、議会で、このライフジャケットの話をきちんと説明して「揃えてください!」と「レンタルしてください!」ということを質問してくださった議員さんがいます。
でも、その質問を受けて、理論的には…というか根拠ははっきりしてると思うんですけども、その質問を受けて「わかりました。じゃあ準備しましょう!」と言った市町村ほぼありませんよね。「管理が大変だからちょっと検討させてください。」とか、「他市町村の様子を見せてほしい。」とかそんな話するんですけど、そんなん管理は大変やとか言ったら、そら場所もとるし大変なのは分かるんですけども、準備しなあかんのですよ。最終的な責任は行政に今あるんで、行政がきちんと準備しなあかんというのは僕は明確だと思ってるんですけど。
「他の市町村の様子見ます。」と言っても他はやってないですから。今から始まるんですからね。どっかが勇気を出して始めていって、他の市町村を引っ張っていってもらわないと、これ始まっていかないと思うんですよね。
いつも思うんですけども、事故が起こる前にきちんと準備するのか。事故が起こってしまってから、焦って準備するのか、どっちかっていう話をしたいんですよね。
でもね、100着準備するって言っても100着って、例えば1着5000円あったとしても100着でいくらかわかります?50万円ですよね。100着でね。3000円やとしたら30万円ですよ。
その金額で子どもたちの命を守れるって考えたら、行政がですよ。そう考えたら、僕はそれ準備とではないんちゃうかなって思うんですけどね。それお金がないっていうんであればね地元の企業の皆さんに協力していただいたりとか、香川県の県の方に100着入ってるのは地元の企業からの寄贈なんですけどね。香川県坂出市なんかやったら市民の方が立ち上がってくださって、市民発信で企業とか個人の方に寄付を呼びかけて、85着。プラスアルファだったんで100着程度のライフジャケットを今貸し出ししてくださっていますよね。
やり方はいくらでもあると思うんですよ。
管理は大変なのはね…管理大変って…命を守るものなんでね管理をせなあかんと思うんでそこは大変かもしれんけど頑張ってもらわなあかんと思うんでね。やり方はいろいろありますよ。市役所に置いとくなり、西条市愛媛県西条市なんかは消防の方が管理してくださってるし、香川県の方では県立のプールの方で管理しようかっていう話があったりね。坂出市なんかはカヌーの施設があるんでそこで管理されてたりとかね、あの方法はほんまにいろいろ考えていけると思うんで、その辺はまた先進的にやってる市町村とか県でに聞いてね。進めてもらえばいいんでぜひ準備して欲しいんですよね。
できたら今日このラジオもし聞いてくださってる人がいたらね。お住まいの市町村の方に、ぜひね一言こういうことが必要なんちゃいますか?っていうこと言ってほしいなと思うんですよね。
言うの大変やったらね、僕も文書作ってますので、名前とかちょこちょこっと変えれば出来上がり!の文書作ってますんで、それをFAX1枚流してもらえればなと思います。事故が起こる前に、そういう情報をきちんと入れて準備して欲しいっていうのが僕の願いです。事故が起こってからね、おいお前ら準備しとくべきやったやないか!とかね、他の市町村でこうやって事例があるからほんま準備できたんちゃうか?みたいな話をするのは、後でするのはなんぼでもできるんですけど、先に何も起こる前にみんなで準備してほしいなと思います。
協力させてもらいます。いくらでも協力させてもらいます。メーカーさんと取り次ぐこともできるし事例、先進的な事例の例えば部書類ですよね。必要な書類はどんなんが必要やとかね、そんなんも渡せるし、付け方の資料とかも渡せるし、あの動画も作ってますし、あとはやるだけなんですよ、誰がやり始めるかだけの話なんで、このラジオ聞いてくださってる人はね、もしよかったら動いてほしいなと思うし、なんていうかな、行政の方にもきちっとお願いしてもらえればな…と思うしね。もし必要だったら僕が説明すること可能です。Zoom文化なんでね、ちょっと仕事内容は抜けて説明するぐらいしますのでね。ぜひ動いてください。
そうやって動いてくださることで、子どもたちの命を守ることができるっていうことを信じてね。みんなで動いていってもらえたらなと思います。間違いなく、間違いなく命を守ることに繋がると思うので、ぜひみんなで頑張りましょう。
はい!ということで今日は「準備」の話を少しさせていただきました。
濃い話になりがちなんですけども、大事なことだと思うんでしっかりとみんなにまた今シーズンも伝えていきたいと思います。ご協力どうぞよろしくお願いします。
はい。というわけで今日はこの辺で終わりたいと思います。
思いをただ1つ…子どもたちの命を守ること。
どうか1人でも多くの方にメッセージが伝わりますように…。
それでは皆さん、ありがとうございました。
さようなら。
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