日記 2022/09/12〜2022/09/18

2022/09/12

まだまだ暑さは続くが、朝の日差しは秋のそれで、朝一でかける音楽も変わってきた。
午前中はラッキーオールドサン「ラッキーオールドサン」、Ry Cooder「Boomer’s Story」、Feistの「The Reminder」の流れで聴き、爽やかでゆるりと聴けるのだけれど、シャキッとするような音楽ではないから仕事始めに聴くのにはふさわしくないかもしれない。まぁ、音楽でダラダラとなるわけではないからゆるりと聴いても何も問題はないのだけれど。

午後は坂本龍一「未来派野郎」や細野晴臣「Vu Ja De」などをレコードで聴く。教授の体調は大丈夫だろうか。「未来派野郎」は「Media Bahn Live」に収録されている曲が多く、聴いているとアガってくる。そういう意味では作業中にもいいかと思いきや、体を動かしたくなるからそうでもない。「Vu Ja De」の「Eight Beat Combo」の方は完全に体がうずいてくるので、仕事中は要注意だ。細野さんはラジオで聴く感じだと、アルバム制作中とのことなので楽しみにしている。

もう10年くらい前だか、まだ結婚する前に妻からの誕生日にトイカメラをもらった。もらった当時はとても嬉しくて、旅行中もトイカメラで写真を撮っていたのだけれど、仕事を始めてからは手にすることが少なくなってしまった。それで昨日、妻が断捨離と言ってそのカメラをゴミ箱の中に入れた。これからも使わない可能性の方が高いのは確かだけれど、さすがにゴミ箱に入れるのは違う。ちょうどゴミ箱に入れられる前に妻と口論をしていたから止めろとも言いづらかった。その後妻が出かけた後にそっとゴミ箱から取り出して、書斎に隠しておいた。

今日仕事中に娘が書斎にやってきて、ちょうどそのときそのトイカメラが目に付いた。娘に持たせたところ、なんだかとてもしっくりきて、似合っていた。フィルムは入っていないが、ファインダーの覗き方やシャッターの切り方を教えたら娘も興味を持ったようで、そのまま妻のところへ見せびらかしに行った。
というわけで、断捨離から密かに救ったトイカメラは、1日も持たずに再び妻の前に姿を現すことになったのである。

2022/09/13

今日はPayPayドームに行ってホークス戦を観に行く予定だが、持っているチケットは内野指定席の引き換え券のため、タイミングによっては指定席では見られない可能性がある。それでも外野席にでも行けばいいのだが、昨日の試合を見ているかぎりだと、30,000人以上は入っているようで、外野でも席を見つけるのは難しいかもしれない。何とか席に着ければいいのだけれど。

おそらくは今日が球場で観戦する今シーズン最後の試合になる。クライマックスシリーズで行く可能性がないわけではないが、たぶん家から見ることになると思う。球場に行くのは楽しいが、なんやらで結構金がかかる。ビールとか、そしてビールとか。球場で飲むビールは美味しい。

今日に限って地上波では工藤・達川のW解説だ。どういう試合になるか分からないが、解説を聞きたいから録画している。

先発は奥村で、前回はかなり良いピッチングをしていたから生で観るのは楽しみだ。相手投手は高橋光成なので難しい戦いにはなるだろうが、接戦を、できれば勝ちを期待したい。昨日勝ったので、今日は少し気楽な気持ちで試合を見ることができる。


19時前に球場に到着。会社の同僚が用意してくれていた内野指定席の引き換え券を持って行くと、何の問題もなく3塁側の内野指定席と引き換えることができた。

内野席に座るのは初めてのことである。言うまでもないことだが、いつも座る外野席と比べると選手がはっきりと見える。バッターボックスに入るまでの仕草なども肉眼で見ることができて感動した。ファウルボールが飛んでこないかとヒヤヒヤしたが、そのことを別にすれば、内野指定席は臨場感があってしかもとても快適である。外野席は外野席で応援団の迫力があるので、どっちがいいとも言えないが、また内野席で見たいと思った。

試合はと言えば、奥村が先発で3回を0に抑える好投。その後は、来季から先発転向とのニュースがあった森唯斗が3回を投げた。打線は一発こそ出なかったものの、打線がつながり、効率よく点を重ねた。結果、快勝。

最後の花火まで球場にいたが、奥村のヒーローインタビューは最高だった。ホークスTVなどで彼のキャラクターは知っていたつもりだが、あんなに元気で盛り上げ上手だとは思っていなかった。

球場では初めてギータのガーリックライスを食べてみた。あまり期待はしていなかったが、美味しくて良い意味での驚きだった。

音楽ライブを見た後にそのミュージシャンの音楽がまた違って聴こえるように、球場に行ったことで明日からの試合観戦もまたひと味違った楽しみ方ができそうだ。

今日一緒に行った会社の同僚はヤクルトファンなので、両チームが日本シリーズに行った際には(チケットを取れるかはわからないけれど)また球場に行こうと口約束をした。

2022/09/14

子どもが生まれてから本こそ読むことができているものの、映画を観る機会が極端に少なくなってしまった。それは本が自分のペースで読むことができるのに対し、映画だと2時間から2時間半のまとまった時間を取る必要があるからである。単行本であれば片手で読むことも何ら問題ないし、それにスマホを使えば片手で少しずつ読むことができて、たとえ変なタイミングで読めなくなったとしても読み終えた場所が同期されるので、キリのいいところまでといった気持ちを持つ必要すらない。本というのは子どもが生まれてからより一層重要なものになりつつある。

最近では娘はだいたい21時から22時半に寝るので、その後にこの日記を書いたり本を読んだりして、さらに余った時間でビッグバンセオリーなどのドラマを観ることが多い。1話が1時間以上あるドラマを観ることもある。
しかし1時間以上あるドラマを観る時間があれば、映画を観ることもできるのではないか、ということに改めて気がついた。そもそも映画だって時間を分けて観ても誰が咎めるわけではない。そりゃ一気に観るのがいいに決まっているけれど。

ビッグバンセオリーも終わりに近づいていることだし、映画をもっと観ていこう。ということで一発目は「クー嶺街少年殺人事件」である。この映画は4時間もあるから、観たくても時間がなくて観られない映画の代表格のようなものだった。映画の雰囲気的にも、分けて観ても違和感はさほどないような気がした。Blu-rayも持っているが、U-NEXTに見放題であるのを知って、U-NEXTで観ることにした。書斎にはBlu-rayプレーヤーを置いていないので、やはりサブスクの方が観やすい。

で、4日に分けて観た。
数年ぶりにこの映画を観たが、改めて圧倒的な衝撃を受けた。ラストを知っていたとしても、そのラストの衝撃度合いが変わるわけではなかった。それぞれの登場人物の表情や町並みは、映画を観ている4日間も、そして観終えた今となってもずっと頭の中に居残り続け、たまにそれを思い浮かべては呆けてしまう。小四の繊細さ、小明のとてつもない魅力、そしてリトルプレスリーよ!

しばらくはクー嶺街少年殺人事件の余韻に浸っていたい気分だが、今年の残りは、最低でも1週間に1本のペースで映画を観続けていきたいと思う。

2022/09/15

「クー嶺街少年殺人事件」を観たのは、長時間の映画で数日に分けて観ても良さそうな映画だと思ったのもあったが、最近台湾への興味が高まっているからでもあった。

先日、細野晴臣のDaisy Holidayに台湾出身の漫画家である高妍がゲスト出演していて、その回が素晴らしかった。高妍さんは細野さん愛に溢れる人で、
漫画「緑の歌」もはっぴいえんどや細野さんの名前が出てくる。たとえそれらの名前が出なくても「緑の歌」は素晴らしい漫画だと思うが、とにかく漫画に登場させるほどの思い入れを持つ細野さんのラジオに出演した高妍さんは終始緊張した声で話していて、彼女を気遣いような細野さんとのやり取りが今に至るまでずっと印象に残っている。高妍さんはラジオの中で細野さんに宛てた長い手紙を読んでいて、細野さんへの深い感謝と愛が伝わってきた。

ラジオの中で高妍さんがCome On! Bay Bay!というバンドを紹介していたのだが、またそれが良かった。僕の聞き間違いではなければ、バックバンドはフジロックにも出演したSunset Rollercoasterらしい。Sunset Rollercoasterはフジロックの配信で観たが、彼らも印象に残っている。もっと言えば、今年出演していたElepaht Gymもとんでもなく素晴らしかった。たぶん他にも素晴らしいバンドがたくさんいるのだろう。

クー嶺街少年殺人事件を観た後は、繰り返しCome On! Bay Bay!の「回到現在」を聴いていた。

昨日、YouTubeでCome On! Bay Bay!のライブ映像も見つけた。ライブも良い。

次も台湾の映画を観たいと思っていて、今のところ候補は「藍色夏恋」なのだけれど、これは原作小説があるらしく、先に小説を読みたい気持ちもある。いずれにしてもタイトルが示す通り夏の映画のようなので、早めに観たい。

さて、明日は出社なので今日は野球が終わり次第、早めに寝る。

2022/09/16

出社の日。快晴の日に出社したのは久しぶりのことだ。
オフィスまでたっぷりと歩いて、いつものように途中のスタバでグランデサイズのアイスコーヒーを買って出社。オフィスに着いた頃には汗だくだった。

今日はトレーニングするのは難しそうだったので、昼休みにパンを買ってオフィスに戻る際に8階の階段を上った。最近トレーニングの強度をさらに上げたつもりだが、今回もやはり階段を上るのはしんどかった。4階までは余裕と思いながら上っていたのが5階で怪しさを感じ、6階で一気にしんどくなる。あとの2階分は気合いである。かなり息が上がったのでトイレに入って息を整え、自席に戻った。階段でこれなら山登りなどは向いていないのかもしれない。極度の高所恐怖症なので、そもそもが行けないのだけれど。

定時に仕事が終わり、ホークス戦を聴きながら帰宅。奥村先発予定で楽しみにしていたのだけれど、1回からなぜか森唯斗が投げている。なぜだろうと思ってニュースを開いてみると、奥村は肘を痛めたのだと言う。軽傷であることを祈るが、肘であれば今季はもう厳しいかもしれない。残念だが、誰よりも悔しく思っているのは奥村自身だろう。来年以降の活躍も楽しみにしているので、怪我をしっかりと治してまた来年の活躍を期待したい。

ということで森唯斗が先発だったのだけれど、3回途中まではかなり調子が良さそうだった。1回には柳田のホームラン援護もあって、あとはどこまで投げるかというところだったが、3日前の疲れが溜まっていたのも影響したのか3回途中から突如崩れ、そのまま泉と交代。泉もここ最近投げまくっている。調子が良いのかはよく分からないが、毎試合投げているのではないかというくらい泉の顔を見る。イケメン。打たれはしたが、何とか踏ん張り、甲斐野、嘉弥真とつなげ、あとは勝ちパターン。勝ち。

オリックスが負けたので、マジックは今日で9か。11連戦でどうなるかと思っていたが、今日の勝ちで6連勝である。打線の調子が上向きなのが大きい。さらに2軍ではガルビスと増田がホームランを打ち、今日は打っていないがリチャードが打ちまくっている。彼らを1軍で見たいが、1軍に入れ替わる選手がいない。強いて言うなら、かなり調子を落としているグラシアルだろうが、代打にグラシアルがいるというのも相手からすれば怖いだろう。ガルビスは代打タイプではないし、リチャードを代打で使うのは勿体ない。増田であれば代打適正はあるのだろうが。これからの采配も楽しみにしたいところだ。

さて、明日は山本由伸である。なかなか打つのは難しい投手だが、ここで勝てばさらに勢いづき、優勝は近づくだろう。明日の試合も楽しみにしたい。

2022/09/17

月1の通院。先月からは指の痺れだったり気になる症状はあったが、今は落ち着いている。とりあえず医師に報告だけして処方箋をもらった。来月人間ドックなので色々と分かるだろう。

娘はピアノとダンスへ。これまでずっと一緒だった兄妹が教室を辞めることになったらしく、さみしがっていた。教室が終わった後に車の方まで追いかけてさよならと言っていたらしい。他にもう1人女の子がいるのだが、その子も今は別の曜日で通っているので、これからしばらく娘は1人だけになる。それはそれで贅沢だとは思うが、やはり他の子どもと一緒に弾く方が楽しいだろう。また誰か入ってくれるといいのだけれど。

台風が近づいていて直撃しそうな感じなので、台風関連のニュースを見たりで、1日中ソワソワとして過ごした。猛烈な台風らしく、しかもゆっくりと進んでいくようだから恐ろしい。途中本を読んだが、途中からは本を読む気もなくし、何もする気にならなかった。病院帰りに食料品を少し買いはしたけれど、そんなに多くは買っていない。モバイルバッテリーを充電したり、湯船に水を溜めたり、できることはするつもりだが、いざ台風がきたら窓から離れたところで無抵抗にやり過ごすしかない。

停電になる可能性もあるから、冷凍庫にあるものは早めに消費しておくのがいいかもしれない。万が一何かがあっても親戚が近くにいるから、いざというときには助け合うことができるが、心配なのは長崎の実家である。猫がいるし、自ら避難所に行くような性格でもない。前回の台風のときには寝ずに一晩を過ごしたと言っていた。

とにかく何事もないように祈る、しかない。

2022/09/18

台風ニュースと確認しながら過ごす。昼前にスーパーに行き、食料を少しだけ買い足した。その後はベランダにあるものを片す。ずっと使わず置きっぱなしになっていた自転車はさびだらけになっていて、台風が過ぎ去ったら粗大ゴミに出すことにした。コロナ禍に娘がベランダで遊べるように置いておいた砂場の道具も撤去した。砂は20キロ分あるが、今回の規模の台風だとどうなるか想像がつかない。

少しずつ風は強くなっているのだろうが、夕方までは家の中だと風の影響はほとんど感じなかった。窓に、そして建物に体当たりをしてくるような風が吹くのは深夜くらいからなのかもしれない。とにかく夕方までは何事もなく、いつも通りに野球を観て過ごした。千賀が先発だったが、2戦連続で0対2で負けた。この負けは痛い。

夜中に目が覚めることを見越して今日は早めに寝るので、今から風呂に入って湯船に水を溜め、あとは晩ご飯を食べるだけにする予定だ。台風による気圧の影響かしらないけれど、ずっと眠たい。ホークス戦も8回あたりは少しだけ寝てしまって娘に起こされた。この眠気が眠るまで続き、何の問題もなく眠れればいいのだけれど。暴風が吹き始めて目が覚めた場合には、それからずっと起きる覚悟はしている。

台湾では地震。台中にいる友人たちは無事だろうか。台風が過ぎ去って落ち着けばまた連絡を取りたい。

皆の無事を祈る!

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