日記 2021/04/21

Norah Jonesのライブアルバム「’Til We Meet Again」がリリースされ、Spotifyでも聴けるようになっていた。

僕が最後にNorah Jonesのライブを観たのは「Day Breaks」の福岡でのリリースツアーだが、ライブアルバムを聴くとそのときの記憶が少し蘇ってくる。Norah Jonesはサービス精神なのか、演奏中にも観客席の方を見て笑いかけてくれていた。幸運にも、そのリリースツアーでは前方の席だったため、勘違いかもしれないが、いや勘違いに違いないが、何度か彼女と目が合ってドキドキした記憶がある。

その前には「Little Broken Hearts」のリリースツアーにも行ったが、その際には福岡公演がなくて広島まで行った。そのライブはこれまで観た全てのライブでもかなり上位にくるくらい素晴らしいライブだった。個人的に「Little Broken Hearts」が好きだということもあるが、会場の雰囲気や観客のノリ、演奏すべて含めてあの場にいられたことが嬉しかった。会場の天井からは鶴の折り紙が大量に吊らされており、それが照明と相まって幻想的な雰囲気が出ていた。広島の街自体もとても印象に残り、ライブとしても旅行としても記憶に残っている。

’Til We Meet Again

国内ミュージシャンのライブはそのうち観る機会があるだろうが、海外ミュージシャンのライブはまだいつになるのか想像できない。

またNorah Jonesのライブを観られる日が来ることを祈りつつ、音楽を聴くということ以外に今できることはない。それは別にネガティブなことではなく、否定すべきものでもない。片田舎でライブに行きたくても行けずに悶々としながらも、何度何度も音楽を聴きライブ映像を観た中学の頃のような状態に戻るだけのことで、それはそれで楽しいことである。最初にライブに行ったのが18歳だったから、ライブに行くまでに4年待った。あの頃の4年と比べると、たとえ次のライブが5年後になろうとたいしたことではない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?