日記 2021/10/19

昨日の運動会のあとに貝殻がくれた同じクラスのお兄ちゃんは、娘のことをとても可愛がってくれているようだ。彼には妹がいるらしく、年下の子のお世話をするのが好きなのだそう。

今日、娘はそのお兄ちゃんから手紙をもらっていて、帰宅後に見せてくれた。表にはとても上手な花の絵が、裏には「Uちゃんまたあそぼうね」と文字が書かれてあった。手紙とは別に折り紙ももらっていた。
手紙と折り紙をもらったことが嬉しかったらしく、今度は娘がお兄ちゃんに手紙を書くのだと言っている。

子どもに限らないことだけれど、こんなふうにして他の人との関係を持ちながら、その都度変わり成長していくのだろうと思った。

僕はしばらく手紙を書いてはいない。2,3年前に、親しい友人へ手紙を書いたのが最後だと思う。数人と年賀状のやり取りはするが、印刷したものに一言添えるだけ、あれは手紙とは呼べないだろう。

誕生日にメッセージカードをもらうので、手書きのものをもらうことの嬉しさは毎年実感する機会がある。だが、友人や知人にわざわざ手紙を送ることはない。
連絡するとすれば、もっぱらLINEやメッセンジャーである。手紙で連絡しようと思うこともほとんどないけれど、普段はLINEで連絡しているのに、急に手紙が送られてきたら相手は戸惑うだろう。僕もきっと戸惑う。何か深刻なことでも起こったのではないか、とか。

だからこれからも手紙を書く機会は増えそうにはないけれど、それでもやはり、手紙だからこその、手書きだからこその何かは忘れたくはない。

娘はこれからどれだけ手紙を書くのだろう。いつ、それがメールに変わっていくのだろう。

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