日記 2020/03/09

今日は妻の仕事にイレギュラーが発生したとかで、昼休みもろくに取らず、また本来16時には業務終了するところが20時になっても終わらない状況で、一方で僕も忙しい1日だったために、2人ともほとんど娘の相手をすることができなかった。

娘は朝から元気だったが、2人からも相手にされずに、しばらくは『いないいないばあ』『おかあさんといっしょ』『アンパンマン』の三種の神器ならぬ三種の神番組を観て大人しくはしていたが、そのうち一人にさせられていることに気づき、僕らが仕事をしているダイニングテーブルまでやってきて妻に授乳をせがむのであった。娘は遊ぶか授乳をせがむかが基本だから、遊べないとなると妻を頼らざるを得ない状況になる。僕も小休憩の数分のみ遊んだりするが、それではもちろん物足りず、妻のところに授乳をせがみに行くことになる。妻は1日中クソ忙しい状況だったから、ずっと授乳させながら仕事をするわけにもいかず、途中で娘をおろして、結果娘はギャン泣きした。まぁそうなるだろう。でも、今日の状況ではどうしようもなかった。今日はイレギュラーが発生したから特殊な状況ではあったが、こうなると娘を見ながら仕事をするというのは難しい。保育園に預けない間、どうするのか改めて考えなければならない。前回は仕事ができたのだから、試行錯誤しながらいい具合を見つけていくしかないのかもしれない。

寺尾紗穂の『北へ向かう』を聴きながらこの日記を書いたり本を読む時間が1日の中でも特別な時間になっている。このアルバムは本当に素晴らしい。もともとキセルが好きだったから表題曲の『北へ向かう』はもちろん好きな曲だが、他にも1曲目の『夕刻』や4曲目の『やくら行き』などとても美しい楽曲ばかりだ。

仕事中にはひたすら土井玄臣(いい名前!)を聴いていた。何がきっかけで知ったのかは忘れたが、最近知って聴き始めたこの人の曲は聴き始めるとずーっと聴いてしまう。ずっと聴いていられる。仕事中で忙しくても本を読んでいるときでも、つまりは音楽があまり耳に入っていない状態でも、流していると自然と心が落ち着く感じがする。とても気になる人だ。

さっき見つけた下のインタビューも面白かった。
『苦海浄土』げな。たまたまだが、寺尾紗穂の1局目『夕刻』は、石牟礼道子の詩が歌になっているものだ。

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