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53.「五羽のつばめ」 ふたたび ・・・

三年前の今日、友達との最初のピリオドがあった。三年前の朝、友達に僕の姿を知ってもらいたくて、初めて自分の顔の分かる写真を mixi にアップした。永遠の訣れになるかもしれないから、僕は自分の姿を友達に見てもらいたかった。

二日続けて電話をくれた。本当は一日前の電話で最後になる筈だったのに、友達はあの日の夕方、もう一度僕に電話をくれた。僕の実際の雰囲気が初めて分かって、その上でどうしてもまた話をしたくなった…と言って、僕に電話をくれた。

いまあの時のことを思い出して、友達のことがとても愛しくなる。

そのあと一度は退院して、再び彼と話すことはできたけど、それからあとのことは何も分からなくなった。元々、ギリギリの状況だった。分かっていたけれど、実際にいきなり訣れが訪れて、ショックを受けた。

友達は僕のことを求めてくれた。こんなに鮮烈な思い出をくれた友達のことを、僕はずっと忘れることはないと思う。


友達が好きだった…という「五羽のつばめ」を、再びここに貼ります。彼と直接、この歌について話したことはない。おそらく……友達が子供の頃に、学校でこの歌を歌ったのだと思う。その頃の彼に逢ってみたい。

※🎶世田谷区立瀬田小学校4~6年生(1979年)


※[追記]
この記事は、昨年書いた⬇の記事の内容とほぼ同じ…なのかもしれません (読み返していないので分かりませんが…) 。自分にとって意味のある日に友達のことを考えていたら、又三年前のことを書きたくなりました。同じことを書くのでも、月日を経て少し違った表現になっているのかもしれず、いつか二つを自分で読み返してみたい…ような気がしています。(2024年5月1日--19:05)

※[更に追記]
昨夜は友達のことを思い返して、彼の存在を少しリアルに感じられたように感じました。月日が流れ、記憶の中から薄れていく部分はやはりあると思います。そんな中、友達のことに思いを巡らせ、懐かしい気持ちで一杯になりました。(19:25)




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