自分にとって重要なことは何か?

今日は風邪で仕事を休んだので、自分にとって一番大事なことは何か、ということを自問自答してみました。

一番大事なことを見つけるために使った思考実験は以下のようなものです。

=====思考実験の内容=====

Q. 全てを失ったとしても、失いたくないものは何か?
これは文字通り、自分の行動理由となりうる全てのものを失ってたとしても、最後まで失いたくない行動理由は何か?と言うことです。

行動理由となりうるものは、例えば、他人から褒めてもらえたり喜んでもらえたりすること、たっぷり遊べるお金がもらえること、楽しい人たちと働けること、などがあります。

ですがこれらの要素のうち、大きなものから取り除いていき、自分の身一つだけが残ったとしても失いたくない行動原理、絶対に残るであろう、他人や環境に左右されることのない純粋な行動原理を見つけると言うことです?

仕事を例に見てみます。

=====仕事における内的動機は何か?=====

まずは他人から褒められたり喜ばれる可能性を排除してみましょう。するとそれ以外の部分に動機を見出すほかなくなります。
しかしお金がたっぷりもらえるという理由も消えたとしましょう。更に外的な動機がなくなります。
ここから、自分の経歴が無職同然になるであったり、外的な動機になりうるものを無くしていきます。
さて、これで私は無職同然の職歴で、何をしても誰からも喜んでもらえず、褒めてもらえず、人並みの給料しかもらえない状態で働いていることになります。

この場合私はどこに動機を見出すでしょうか。

それはおそらく、やり抜くことそのものだと思います。仕事内容や環境には期待せず、その過程で行う努力によって得られるもの、それに対してのみ期待し、動機を見出すでしょう。
つまり私の働く真の動機とは、努力し、結果の出し方や努力の仕方そのものを学ぶため、なのです。
これを生き方そのものに当てはめてみましょう。自分はなんのために生きるのか、ということです。

=====人生における内的動機は何か?=====

どのような生き方をしても他人から喜ばれず、褒めてもらえるわけではありません。ずっと孤独に生きるしかなく、ボロボロの服で、ボロボロの家に住み、質素な生活を強いられています。
この状態で私はどこに生きる動機を見出すでしょうか。

それは、自律的に生き、逆境に打ち勝つことです。

規律正しく自分を律して、健康的な生き方をしつつ、自分のステージを上げるための努力をすること。
それこそ自分の生きる内的な動機づけです。
ただしもちろん、その過程で誰かに喜んでもらえるのならそれは嬉しいですし、お金がもらえるならラッキーだとは思います。
しかしそこが目的にはなり得ません。なぜならそれは外的な動機づけであり、最後に残るものではないからです。

もしかすると環境に左右されたくないという思いこそ、1番の内的な動機なのかもしれません。

=====独立独歩で生きること自体が人生の目的=====

なので結論として、人生そのものの目的は「外的なものに左右されないこと」「独立独歩で生きること」なのだと思います。

独立独歩とは、「他人から干渉されないこと」「自分の心の主導権を渡さないこと」などといったものではありません。
もっと肉体的物理的にも自分の範囲内にあるものを自分でコントロールしている、という感覚です。

なので自分の範囲外にあるものに手を伸ばそうとするのではなく、地に足をつけて、まずは範囲内にあるものをしっかりとコントロールしたいと思うのです。

自分の範囲内にあるものとは、まずは身の回りのこと、自分の衣食住です。
家の中を綺麗に保ち、健康な食事をして、運動をして、清潔感を保つこと。これが最重要です。
しかしそれは他者の評価を気にしてのものではありません。自分がご機嫌に生きるためなのです。

その次は自分の仕事です。自分の仕事の中で負った責任をしっかりと全うし、完了させること。
高いところに手を伸ばすのではなく、目の前のやるべきことをしっかりと全うしたいです。
他のことはそれからです。そうでなければ他人に干渉される可能性が高まるからです。
他人に干渉される前に、「あれどうなった?」とか「どうしたらいい?」とか聞かれる前にこっちから働きかけて終わらせることが重要です。

殴り書きのようになりましたが、とりあえず本日はここまでで。

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