中西流読書術

今回は、私が行っている読書術を共有したいと思います。

私はこう見えて読書がそこそこ得意です。

大学生の頃は、1週間に20冊ほど専門書を読破したこともあります。もちろんその期間はアルバイトなども行っていましたから、まぁまぁ読書が得意な人間なのだとわかっていただけるかと思います。

しかしこれは天賦の才などではなく、完全に技術によって成せる技なのです。ちなみにこの技術の対象は、専門書のような学習を目的とした本であり、小説などの読むこと自体が目的となるような本ではありません(小説などの読書にも応用できる技ではありますが)。

それでは説明していきます。

このやり方のポイントは、大きく分けて2つです。
1)本を何周もする
2)理解しやすい部分のみを拾い読みする

具体的な方法について解説していきます。

まず1周目は、本の内容に対し全体的にさーっと目を通し、自分の経験に照らし合わせられる情報のみを拾い読みします。本の内容のうち難しく考えずとも、スーッと入っていくような部分のみを拾い読みすると言うことです。

2周目も同じようにスーッと入っていく部分のみを拾い読みするわけですが、これをすると面白い現象が起き始めます。

それは、「スーッと入っていく」部分が、2周目には1周目よりも多くなっていると言うことです。

これは1周目の拾い読みで理解した部分が骨となることで、1周目では理解しづらかった部分でも、2周目や3周目になると肉付けすれば良いだけになり、ドンドンと理解しやすい対象が広がっていくためです。

基本的に読書はこの作業を繰り返すことで、効率よく、かつ飽きることなく読み進め、さらに実践できるほど自分の中に定着させられるようになります。

以上が中西流読書術の共有です。ではでは。

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