【参加を迷われている方へ】アートサークル「glue」の概要・ワークの詳細・感想をまとめました!
数あるイベントの中、本イベントにご興味を持っていただき誠にありがとうございます!
この記事では、アートサークル「glue」のイベントの概要・参加者の感想などについてお伝えします!
という方は、ぜひこの記事を読んでみてくださいね!
アートサークル「glue」とは
まず、「glue」は英語で「のり」という意味です。
のりは物と物をくっつける役割であり、さらにいえば「つながり」が生まれるという意味を込めて、この輪が広がればなと思い名づけました。
このイベントを一言で言うと、「女性がんサバイバーを対象とした、自由に写真とコラージュを行うサークル」です!
他のアートサークルと違うのは、「サバイバーシップ」がテーマにあるということ。
サバイバーシップとは、がんを経験した方が、生活していく上で直面する課題を、 家族や医療関係者、他の経験者と共に乗りこえていくことを意味します。
このサークルは、がんサバイバーである、主催の佐々木 本人が企画・運営をしております。
ではなぜ、「がんサバイバーとコラージュなのか」について説明します。
なぜ、コラージュなのか?
コラージュのような表現活動は、生活の質を高めるだけではなく、免疫力の獲得に有効であるという可能性があるからです。
例えば、欧米のがんセンターでの取り組みをみると、 アート, 音楽, ペットなど、多様な療法チームでがん患者の治療に取り組んでいます。
さらに、表現行為をすることで免疫力を獲得する可能性について、 HIV患者やがん患者を対象とした調査が行われているのです。
さらに, 英国では、アートと緩和ケアを組み合わせて、「 専門的日帰り緩和ケアプログラム」といった社会的処方として実施されています。
例えば、患者に対して、 創造的活動を促す工芸やアートセラピーを受ける処方が施されることは、この1つの例なのです。
世界的にも、アートとケアの力が検証されている中
このアートサークルでも、その力を使って取り組んでいきたいと考えています。
イベント内容は?
アートサークル「glue」は、月2回、女性がんサバイバーを対象に、カフェや市民スペースを借りて写真を使ったコラージュや撮影会を企画しています。
コラージュとは「ノリで貼る(仏語)」という意味で、以下の画像のような物を指します。
コラージュを作るための手順はとてもシンプルです。
コラージュ中の様子は?
制作中は、世間話も交えながら、黙々と手先を動かすこともあれば、
シーンと無言になり、集中して取り組むこともあります。
また、限られた時間でコラージュをすることで、「選ぶ」というプロセスが即興性を促し、直感を育み、集中や無心に作業する空間が生まれます!
参加者の感想は?
出会いと別れ Gさん
サークル参加者の多くは達成感を実感する。切り取った写真を立体にして、仕上げていたGさんは、「アートは苦手意識があったけど, 夢中になっていた. 無心になって、あれこれ考えた, おしゃべりも楽しかった」
弱肉強食 Hさん
私はまだそこまで殻がやぶれていない」「おしゃべりしながら, 手先の作業に集中でき, 向き合う貴重な時間となった」
つい無心に Kさん
初めての参加でした。コラージュは何度かしたことがあったが、今回シールや画用紙など豊富に素材があり、つい作るのに没頭した。目の前のことにこんなにも集中したのは久しぶりだったし、たまに参加者同士でコラージュの写真について思い出話をして、心地よい空間の中で創作活動ができた。
アートサークルで伝えたいこと
知らなかった自分の一面を発見できたという喜び、夢中になることで、将来への不安などへの思いを巡らさず、今に集中できること。
さらに、写真は記憶の起爆装置として、過去の振り返りや新たな発見の糸口としても作用します。
このサークルでは、アート制作による「直感と創造力」を促すことで、自己表現を誘発し、さらに、制作物が鑑賞され、評価されることで「作品化」ができるのです。この作品化が各自にエンパワーメントをもたらすだろうと考えています。
もちろんアート未経験、コラージュはやったことがない方でも参加可能です。
サークル活動なので、手先を動かしながら、同じ経験をした仲間とのおしゃべりや出会いを目的にどうぞお気軽にご参加ください!
もし、迷われている方がいましたら、ぜひ一度ご連絡をください!
5月のイベントはこちら
5月の参加フォーム:https://docs.google.com/forms/d/1tjOoNfMeudbsqwnD-DytOEADmMOBS-w0SlMxvQLCawk/edit
ホームページ:https://www.lifeisdramatic.net
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