仕事辞めてからの心のリハビリ、心の友

35才2児(5才と2才)のパパの時に、次の就職先のあてもなく退職しました。

会社を辞めたら穏やかな気持ちになるかと思いきや…
決してそんなことはなく、
「平日昼間に家にいるなんて何だか恥ずかしい。本当は働きたい。誰かと話したい。何かしなければ!」という、何だかざわつく気持ちでいっぱいでした。

そんなとき、大学時代の後輩に連絡を取りました。因みに大学時代の友人知人で連絡を取るのは彼ぐらいなものです(年に何回かですが)。
彼は九州から鳥取へ進学、そのまま鳥取へ住み、農業をしていて、松江から車で1時間半くらいの所に住んでいます。

地方の田舎に住んでいると、各家庭に軽トラと草刈り機があるのですが、私は社会人になってから父の実家に住むようになったので、草刈り機を使ったことがほとんどありませんでした。
実家の草刈りや、近所さんの草刈りができるといいかと思ったのか定かではないのですが、米農家である彼は草刈りのプロ!
彼ならみっちりシゴイてくれるだろうと。

料理教室などもですが、退職直後の時期、何かを教えてくれる「先生」を渇望していた感があります。
この先どうしたらいいのか分からない気持ちがそうさせたようです。

彼にはみっちりシゴイて頂きました。
そして、草刈りの合間合間に、色んな話しをしました。
何を話したか具体的には覚えていませんが、人生観、仕事、家族、お金などだったかと。
男の話題ってそんなもんでしょ?

会社員時代に同じ話題を話しても、大半はグチ、願望で終わっていました。
実際に仕事辞めた状況で話すのは全然違う。
さらに、普通の会社勤めの人ではなく、「好きなことやって自営している人」に話しを聞いてもらい、教えてもらえることは、自分にとって、まさにラッキー!
彼は心の友であり師!
今でも本当にありがたい存在です。
私はいつも先輩づらしていますが…

この草刈り修行を「心のリハビリ」と呼んで、今でも懐かしく思い出します(笑)

因みに草刈りは、私はただただ、時間ばかりかかって燃料を浪費した上に、草も残っていて「全然仕事になっていない」残念な生徒でした😱
師の言葉
「草刈りに王道なし。何回もやるしかない。」とのこと。

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