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青や紫は「しょんぼりした色」

一度書き始めると、続けて書きたくなるのがブログ。

昨日の素敵な出来事。
仕事から家に帰ると、ダイニングテーブルにビーズを広げて遊んでいた6歳児かおちゃん。
「みっちゃん(私のこと)は、赤とか黄色の明るい色と、青とか紫みたいなしょんぼりした色、どっちが好き?かおちゃんはしょんぼりした色好き!」

しょんぼりした色、ってなんていう使い方!思わず吹き出しそうになったものの、余韻が強く、昨晩の衝撃がまだまだ味わえる。

ことしの桜の季節には、3歳児ふみちゃんが、「おはなきれ~っ!きもちいい~!」と。

全ては気持ちがいいか、気持ちよくないか。そのシンプルさ。美しい、という感覚さえ「気持ちいい」に統合される。そりゃそうだよな~と感心。

6歳児に戻ると、最近不自然に(?)彼女がよく使うのは「ずいぶん」。かおちゃん、もうずいぶん食べたよ、とか、ずいぶん大きくなったよ、とか。

副詞を使い始めるとやはり、日本語が一段階深みを増す。使いこなせていない感じが、副詞の役割、効果を際立たせるなあ。

8歳児の小学三年生は、もう宿題が始まっていて、音読生活なのだが、音読の出来をチェックする項目のひとつが「適切なスピードで読めているか」。「適切な、って意味わかる?」と聞くと、「わからない」と。便利だけどあいまいで、子どもはあまり使わないよね。

おしゃべりな子どもたちに囲まれて、やかましく疲弊しつつも、ところどころで面白い毎日です。

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