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ブンブブンしてる時に雪に放り投げられた話

凍った湖に穴を開け、魚釣りをしようっていうツアーがあって(Ice Fishingっていいます)、そこに同僚とゲスト達とで行った時のこと。

集合場所からバスで湖の近くまで行き、そこからスノーモービルに乗り換えて湖まで行くんだけど、ゲストは全部で14~15名だったかな。私たちがゲスト達が乗るおっきなソリのようなものを牽引していくのですが、その道のりは当たり前のように木だらけです。

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同僚一行が前を走っているのですが、遠回りしていたのかほんとにその道のりだったのかなんだかあちこちカーブしたり、時にスピードを上げるので見失ったりして私は少し不安でした。

というか、乗りなれてはいないスノーモービルで数名のゲストを牽引しているっていうこと自体が既に不安。

行きはなんとか湖に着き、ほっと一安心。ぐるぐると穴を開け、魚は釣れなかったけれど極寒の中初めての経験と見たこともない景色にゲスト達はとても楽しそうでした。

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(まずはお手本。こうやって説明とかしてるときはかっこよく見えるんだけどなーーw)

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(ぐるぐるぐるぐる穴開けてます。凍った湖に雪が積もり、もはやふつうに陸地と変わりません)

釣りしたり雪と遊んだり談笑したりして、湖での時間を一通り堪能した後、帰路につきます。ドキドキ。

ついにその時が・・・

行きと同じように牽引するのですが、前を行く同僚はやっぱりカーブ多めです。牽引してなかったら大丈夫だっただろうけども、大人数名を引っ張ってたら、重さでバランスが非常にとりずらい!!

同僚一行を見失ってはいけない、と焦りもあったと思うのだけど、ある時、カーブを曲がり切れずに・・・・・

転倒!!ヒャーー

後ろからは悲鳴が!!キャーー

・・・放り投げられました。スローモーションに見えたのは今となっては笑えるw

スノーモービルは横転してしまったけれど、後ろのソリは無事でゲスト達には何事もなかったのが本当に幸い。私自身も雪のおかげでケガがなくて良かった。

とはいえ、柔らかくてサラッサラの雪の上で横転してしまったスノーモービルを起こすのは、めちゃ重いし足は雪に沈んでしまうしでなかなか大変でした。

同僚一行は先に行ってしまってたので、ゲスト達に力を貸してもらい、「せーの!せーの!」なんて言いながら、なんとか起こせた時にはみんなで拍手!!

わーーって喜んでいたところで、同僚が引き返してきてくれました。遅っ。けどありがとう。

あいつめー!

この件思い出すときいつもこう思う。ふざけてて楽しいやつだから親しみを込めての言葉ですよw

今回は私の経験不足も原因の一つですが、実はソリが定員オーバーだったとのこと。ケガも何事もなくみんな無事で帰れたけれど、一歩間違えたら大変なことになっていたかもしれませんね。安全第一。

アクティビティ中はとてもかっこよく見える同僚ですが、いつもはだいたいふざけてちゃらんぽらん。報告書は一緒に書きたかったけど何故か私一人で書くことに。あいつめー!

提出して、厳重注意で終わりました。

ふぅ~。あれもこれもほんとにいい経験だーー!!



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