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毎日の着替えがなかなかめんどうだった話

トップ写真は、最寄りのイヴァロ空港の旅客ターミナル。こじんまりしていてかわいいですね。午後1時でこの空の感じ。こう見えて天気は比較的良好です。あと・・・時計横の温度計を見てみてください。

-32℃。

この後、あと1℃下がったので、-33℃が、私が今まで経験した最低気温になります。寒すぎて頬が痛くなるような日もある中、この日もめちゃくちゃ寒かったかというと、そうでもなかったかなって感じなので我ながらびっくり。w

何着てるの?

というわけで、暖かくて-10℃程っていうところだったので、どんな服装していたのか思い返してみました。

ダウンコート

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まずはこれ。どこに行くにもとにかくマストのダウンコートね。ファー付のフードってところも重要(現地人たちはフードの外側をマフラー巻いていることが多かったです。北欧スタイルかな)。

こんなダウンコート沖縄では売ってないし、かと言って実物見ないでネットショッピングするのも嫌だったので、渡フィン前の韓国滞在中に購入しました。

丈は、お尻が隠れるくらいで確か中はガチョウの羽。体感したことのない寒さが想像できず、あまりに種類がありすぎて、値段もピンキリで、購入までに相当時間がかかりました。おかげで同行してくれた友人は帰る頃には超ぐったりしていました(笑) 結局これはセールしてて6万円くらいだったかな。衣類に対して初めてこんなに払ったよ。ドキドキ。

で、中はというと・・・

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こんな感じかな。なんか黒いですねw  旅行とかで外見を気にするならもっと見た目重視のものを着ていたと思うけど、日常となるとこんな感じになってました。

ユ〇クロの極暖ヒートテックがかなり大活躍!超極暖だったかな?室内はあったかいのでパーカーは脱ぐことが多かったです。

防寒撥水ズボンはだいたい1時間以上外にいる時に穿きます。オーロラ観測に行く時とかね。その時はもれなくもう1枚ウール靴下を追加します。結果、ズボン3枚靴下3枚みたいな感じ。

手袋はやったりやらなかったり。手袋するよりも、グーしてコートの袖の中に入れてる方が断然あったかい。

足元

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靴底にちゃんと溝があって滑りにくく、防水・撥水の、雪山でも大丈夫なやつ。けど実はこれはすっごく履きにくくて、滞在中は職場から借りた防寒ブーツをずっと履いていました。しかも、別のブーツを買っちゃって、荷物になるのもめんどくさいからこの青いやつは帰国時に更衣室に置いて来ちゃいました(笑) 誰かの忘れ物として今ごろは廃棄処分されていることでしょうw

ちなみにですが、日本で大活躍のほっかいろは向こうではあまり役に立たないから、もしも真冬の北極圏に行く機会がある人はほっかいろよりも服装の方に気をつけた方がいいかなと思います。


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変質者みたいになってる・・・(笑) 

ネックウォーマーは伸ばすと顔がこんなに隠れるんです♪ この時は1時間くらい外にいたかな。この日はニット帽だけでは足りずフリース帽もかぶってます。ジャケットもニット帽も凍ってますね(ニット帽、実際は紫色です)。

この後、人生初めてのオーロラを観るわけだけど、とはいえすごく薄~いやつね。職場戻ってテンション上がって先輩に話したら、「あれぐらいのものはフツーだよ」とかなりそっけない反応が返ってきました。w

オーロラが日常にある生活・・・どんなもんかね。と思っていたのもはじめだけ。私もしだいにその感覚に順応していきました。すご。

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