完全なる自由を与えられると人は辛いものです
今日は、
「組織や枠組みの中で行動できる人は多いが、自由の中で自発的に行動できる人って少ないよね」
という話をします。
まず組織や枠組みとは何か?
これは学校や職場など、一定の制限やルールのある環境のことを指します。
例えば学校で与えられた宿題や、決められたこと関しては多くの方はやり遂げることができます。毎週のように与えられる宿題、そしてテストに向けた勉強を卒業まで努力し続けることができます。
また職場では、与えられた仕事をきちんとこなし、多くの方は何年何十年と続けることができます。
このように人は皆、一定の制限やルールのある環境では、行動(努力)し続けることができる生き物です。
マイルドな制限と言いましょうか。
「やらなきゃ怒られる」とか「頑張れば良い大学に行ける」「仕事をしなきゃ上司に怒られる」「昇級するために・・」「お金を稼ぐために」など。
そこまで厳しい環境ではないものの、マイルドな制限や監視体制のある環境の中では行動できるし頑張れるわけです。
人は完全な自由を与えられるよりも、学校や職場に支配されたほうが行動できるし楽なんです。
自由になると自発的に行動できない
制限やルールのある環境では、人は行動を起こすわけですが、完全な自由を与えられると、人は行動を起こすことが難しくなります。
人は基本的に怠け者です。
ダイエットをしなきゃとか、資格の勉強をしなきゃとか、起業したいとか、そういう人を多く見てきましたが、行動したり結果を出している人を僕は一人も見たことがありません。
「口だけ」ってやつですです。
できない理由は、さきほども書いたように制限やルールがないからです。
ダイエットや資格の勉強はやらなくても誰も怒らないですし、誰も迷惑かけないですし、責任もないですし。さらに頑張って対価を得られる可能性も分からない・・。
そしてとにかくできない理由を探します。
「今日は忙しいから」「仕事で疲れたから睡眠をとらないといけない」「今年はもう終わるから来年から頑張ろう」
「やるんじゃなかったのかよ!」とツッコミを入れたくなるのですが、できない理由を言い訳にしてやりません。
人は、自由の中では自発的に行動を起こすことができないのです。
中には圧倒的努力をして結果を出す人もいますが、それは本当に一部の人間なのです。
行動すれば人と圧倒的な差が生まれますよ
多くの人は自由の中では努力や行動を起こすことができません。
逆に言うと、その中で頑張って行動を起こせば、人と圧倒的な差が生まれるということです。
みんなと同じ平均的な人生を歩むのか、それとも圧倒的な差をつけるために自発的に行動をするのか。
人と差をつけるためには、人が怠けている時にやるだけです。
明日から頑張るではなく、今から頑張る、です。
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