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聞くべきフルート曲 第2回 無伴奏フルートのための 12のファンタジー


2回目に紹介するのは 1920年代に作曲されたテレマンの無伴奏曲です。
 

テレマンもバッハに続いてのドイツ人です。


またこの12のファンタジーはバイオリンとヴィオラ・ダ・ガンバのためのものもあるそうです。

この頃フルートの楽器が改良されて、横向きで吹く楽器になり、縦に吹くリコーダーとはっきり区別されるようになったそうです。特に半音階などが容易にできるようになったそうです。

この新しいフルートを使う曲としてテレマンが作曲されたのがこの12のファンタジーです。

それぞれの曲は特徴はありますが、全体でまとまりのある一つの曲集になるように交際されています。それぞれ長調、短調と交互になるように置いて、イ長調から順に上昇するように配列されています。

また各曲の構成も様々で、ゆっくりー速くーゆっくりー速くという4k部分から泣く古典的な教会ソナタの構成や、序―破―急という3部分の新しい形のソナタ、などバラエティーに富んでいます。


参考文献はこちらです。

では また。
お読みくださりありがとうございました。


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