私の仕事 自殺防止(16)

はじめに


皆さんこんにちわ。他者支援のプロ ラングめぐみです。
人生の冬を過ごす方々と共に歩いてきました。日本及びドイツでお子さん、病気の方、高齢者の方の心のサポートをしてきました。
現在他者支援のプロによる元気が出るコーチングをモットーにボイスマルシェで活動しています。

米国アンガーマネジメント協会公認アンガーマネジメントファシリテーター及びACC公認NLP Neuro Linguistic Programmingライフコーチです。

ラングめぐみの自己紹介


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またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。

今日のテーマ 自殺防止

さて今日は現在の仕事の一部であるボランティア仕事の自殺防止について書きたいと思います。


前回の記事はこちらです。


何回か一般医にむけて自殺について書かれたWHOの報告を紹介しています。

今回は 

【プライマリケア従事者のための手引き】

から自殺問題の状況を復習します。


自殺:問題の深刻さ
・ 2000 年には世界中で100 万人が自殺したと推定される。
・自殺は 40 秒ごとに世界のどこかで生じている。
・ 自殺未遂は3秒ごとに生じている。
・15~35 歳の若年者では自殺は3位以内の死亡原因である。
・ 自殺が起きると、1件当たり少なくとも6人が影響を受ける。
・自殺が家族や地域に及ぼす心理・社会・経済的な影響は莫大である。
・自殺は複雑な現象であり、単一の原因や理由では説明できない。自殺とは、生物・遺伝・心理・社会・文化・環境的な多くの要因が相互に作用して生じる複雑な現象である。
・自殺を決意する人もいれば、同様のあるいはそれ以上の劣悪な状況にあるのに自殺しない人もいるという事実を説明するのは非常に難しい。
・自殺は現在、全ての国々とって公衆衛生上の重要な問題である。プライマリケア従事者が地域において自殺の危険の高い人を発見し、その危険を評価し、働きかけ、専門家へ紹介することができれば、自殺予防にとって重要な一歩となる
6。なぜプライマリケア従事者を対象とすべき
なのか
・ プライマリケア従事者は地域と長年にわたって密接な関係を持っていて、地域の人々に受け入れられている。

 プライマリケア従事者:WHO の冊子では、primary health care worker となっている。一般には、地域の掛かり付け医(いわゆるホームドクター)などがまず念頭に浮かぶのだが、むしろこの冊子では、たとえば、保健師、ソーシャルワーカー、そして場合によってはボランティアなど、自殺の危険
の高い人に最初に接触する可能性のある人を指している。そのため、「プライマリケア従事者」に統一しておいた。
・地域や保健システムと強い絆を築き上げている。
・ 精神科治療が十分に発達していない途上国においては、しばしばプライマリケア従事者が住民の精神保健に主要な役割を果たしている。
・ 地域の事情に熟知しているために、家族、友人、あるいはさまざまな機関からサポートを得られやすい。
・継続的なケアを実施できる立場にある。
・ 問題を抱えた人々に対して保健サービスを提供する最初の立場にある。
以上をまとめると、プライマリケア従事者は、地域住民にとってすぐに援助してもらえ、地域のことをよく知っていて、献身
的なケアが可能なのである。


昔はこのようなプライマリケア従事者は日本では近所のおじちゃん、おばちゃんなどが含まれていたように思います。しかし核家族が進み、更に今のコロナ禍では実際に自分の家にいる人以外の人と実際のコンタクトが取れるのが少なくなりました。よってこの実際に触れあうコミュニケーションが制限されてますます自殺の可能性は高くなりました。

しかしオンライン。そして一人一人が知識を持つことで自殺防止は可能だと私は信じています。そして少しでも小さな希望を日々持ち続けることによって生きていくことは可能だと思います。


今日はここまでです。

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