私の仕事 スピリチュアルケアから希望について(3)

皆さんこんにちわ。
ライフコーチ ラングめぐみです。
はじめてこの記事に来てくださった方、どうもありがとうございます。
私の紹介はこちらです。宜しければ是非お読みください。


またいつも見て読んでくださる方、今日も本当にありがとうございます。
さて今日は私の昔の仕事である、高齢者へのケアについて話したいと思います。

今日から何回かこの本に書かれているスピリチュアル痛みについて

まとめてみたいと思います。



スピリチュアルな痛み 薬物や手術でとれない苦痛・叫びへのケア 改訂版

今回は希望について3回目です。

 希望は死(の現実)を超越させてくれる
希望のない心構え
運命論や悲観論
 希望を減少させ失わせる事柄
 1現実を否定すること
 2不健全な信仰や宗教から生じてくる気休め
 3祈ることは大切であるが、現実を認めないものは不健全な希望をもたらす


今日はこの希望という観点からガンを告知された時のことを考えてみたいと思います。


わたしもガンでした。


この本に

国立がん研究センター理事長の土屋氏のいう癌の4つの神話

というのが出てきます。


① がんは単なる個人の健康の問題に過ぎない
②がんは裕福な人、高齢の人、発展途上国の病気
③がんになったら死ぬ
④がんは宿命で逃げられない

しかし土屋氏はがん患者に対する4神話の多くは真実ではない。と述べておられます。


① がんは個人の健康問題ではなく、みんなで考えなければならない。
②がんは社会的問題
③がんはあらゆる年齢、性別の人がかかり得る病気
④がんはある程度の予防が可能

こうして患者に対して手を差し伸べてサポートすることで一緒に普通の人とがん患者の人が仕事ができることを土屋氏は述べておられます。



ここでガンと言われて4つの神話の観点から考えると希望はありません。

しかし、

その神話を崩す考え方から見ると希望が見えて来ます。

それは上記のキッペル氏の言われるようにこれらの考え方が

現実を否定しない

気休めではない

からです。


またここにはエンディングノートという映画を撮られた

砂田麻実監督の体験談があります。

監督自身のお父様ががん患者になられて、家族として向き合った体験が

あられます。

砂田さんはガンは「生きる」と向き合うプロジェクト と呼んでおられます。

ガンになるとは「死」を強烈に意識すること

そして

毎日毎日をちゃんと生きるとはどういうことか考える。

と述べておられます。

これも現実と真剣に向き合うで希望が生まれてくるのだと思います。

そうすれば

その人の意思を最後まで尊重する。そうすればその後後悔はない。

ということが本人も家族もできるのだと思います。


今日はここまでです。

読んでくださりありがとうございました。


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