オレンジ色のにくいやつ
マイコプラズマというなんかよくわからないやつに侵されて肺炎になった。10年近く前に気管支炎にはなっているんだけど、あのときも風邪を引いたと思ったら、咳だけなかなか治らず、風邪の治りかけの状態で検査待ちをしていたら、もうこれ治ってる気がする…というところで「マイコプラズマ気管支炎」と診断された。
だからどんな薬を飲んだか覚えていない。抗生剤は飲んだ気がする。
さて今回。抗生剤がオレンジ色の顆粒なのだ。薬剤師さんが言う。「飲みづらいんです」。「がんばります」と言うしかない。
どう飲みづらいか。ビニールの封を切る。飲むために糊づけになっているところを割いて広げる。口に一気に流し込む。わあ!口から溢れた!茶色いカーペットにオレンジのツブツブが入り込んでる!!
またあるときは、口から溢れた上に雑に割いたビニールの隙間にお薬残ってる!! もう一度口に…わあ、溢れた!!
そんなわけでいまのところ全敗中。「がんばります」じゃなくて「じゃあどうしたらいいですか?」と聞けばよかった。
市販の風邪薬はパブロン派なんだけど、顆粒が好きだった。妙に甘くて。あと粉より飲みやすいと思った。でもドラッグストアで取り扱ってるところをあまり見ない。この抗生剤も甘い。懐かしい味がする。顆粒は甘いものなのだろうか。でも口にすんなり入ってくれない。不思議。
咳はピーク時に比べたら多少は和らいだ。でも背中と胸が痛い。冷たい空気が鼻や口から入ると、胸がひゅっと反応する。
気管支炎にはよくなるけど、気管支以外は元気なもの。肺炎だけど割と元気。もう働きたい。でも通勤往復2時間。会社に行けば話しかけられてつい明るく元気にリアクションしてしまうだろう。想像だけで胸がひゅっとなって咳き込んでしまう。
治る気がしねえ…。というわけで、休む!心を鬼にして休むのだ!!
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