「利用者さんにもっと自分から伝えたい!と思いながらケアをする」管理者サ責の成長物語【社員インタビュー】
こんにちは!株式会社ライフケア・ビジョン広報の三宅です。
弊社は、大阪府を中心に老人ホーム「はっぴーらいふ」を27棟運営しています。訪問介護を通じた介護サービスの提供、訪問看護、福祉用具貸与など、高齢者の生活を幅広くサポートする事業を行っています。
今回中途採用のHPをリニューアルするにあたって、中途入社の社員をメインとしてはっぴーらいふで働いている介護スタッフに業務のことや前職などについて、インタビューを行いました。
前職について
前職は美容関係で、時間も土日もあまり関係なく10年くらい働いていました。
専門学校でエステやネイル・メイクなどを学んだあと、美容師さんについてヘアセット以外を担当する仕事に就職しました。
ブライダルでは結婚式や前撮りの直前にメイクなどをするので、エステをして、ヘアセットをしている間にネイルやメイクをする、いま思えば体力仕事でしたね。
美容業界からどうして介護業界に進まれたんですか?
結婚・出産するタイミングで退職して専業主婦になりました。そしてそのあと子どもたちが小学校高学年の頃に離婚することになったんです。
前職に戻るか、それとも別の仕事をするかを考えたときに、前職に戻ると勤務時間が不規則なこともあり、子育てしながらの勤務は辞めといた方がいいんじゃないかと周りの人からアドバイスがありました。
そんな悩みを持っていると、新しく知り合った方がイキイキと介護職をされていて、これまでの印象がガラッと変わりました。
実は、離婚の理由は義親の介護の話が出てきたことがきっかけなんです。介護にぼんやりと苦手意識を持っていました。
その方がイキイキと働いているのを見て「介護職に進んでも悪くないんかなぁ」というような話を親の前で呟いたことが、介護の道に進むきっかけですね。
その一言を聞いた親が、いつのまにか実務者研修(※1)のスクールの資料を取り寄せていました。親は自分も見てもらえるだろうという思いもあったり、介護職のような長く続けれるような仕事の方が安心だったみたいです。
新しい仕事するなら、ちょっと勉強だけでもという気持ちで学校に通いました。40歳手前だったので、これで最後かなという思いもありました。
スクールを修了し、ライフケアにどういった経緯で入社したか教えてください
実務者研修まで資格を取って学校を出た後、紹介会社を使って就職先を探していました。紹介会社には「大手が良い」という希望を出していました。
紹介会社の方に、「これから大手を応募する前に、他の介護施設も見てみたら?」と勧められて、はっぴーらいふ高槻富田の見学と面接に行きました。
そこで当時の施設長が面接中、親身に話を聞いてくださったんです。その方はもう退職されているのですが、同じシングルマザーだったので「介護業界で働くにも、大変なこともあるよ」など言ってくださったり、たくさん話をしました。
一番印象的なのは「うちのほかにどこ受けるの?」って聞かれたときのことです。正直に今から面接を受けるところをお伝えしたら、「ほんなら見てきたらええで。けど結局ここに来るんちゃうかな」って言われたんです。それが強く心に残っていました。
でその後、ほかの大手の面接に行ったんですが、ほとんど同じような適性検査、面接の流れで、施設内も同じような設備だったんですね。人材不足ですからすぐに内定の連絡はくださったのですが、どこに就職するか考えたときに、結局自分に合っているのは大手よりライフケアなんじゃないかと考え直し、ここに就職を決めました。
未経験での入社はどうでした?
実は3ヶ月で独り立ちしないといけない状態で、大変でした。不安はありましたが、「なんとかせな!」と思ってたので、動画を見て移乗を学んだり、がむしゃらに模索していました。
当時は夜勤もひとりでやらないといけなかったので、叩きあげられた形です(笑)。不安でしたけど、目の前のことをやるという必死さはありましたね。
サービス提供責任者になったのはいつ頃ですか?
いまで勤務5年目になりますが、2年半目のときにサ責になる話をいただきました。そのときは未経験からのスタートだったので、私よりもベテランのスタッフがいらっしゃるし。適任の方がいらっしゃると思い、辞退しました。
ですが、当時の井上施設長(現・グループ長)が「技術的な面は僕がフォローできるから、一緒にやって欲しい」って言ってくださったんです。それならやってみようかな?という感じでお受けすることにしました。
サ責をやりながら子育ては大変じゃないですか?
子どもたちが中学生に上がったので、思ったより大変さは少ないと思います。仕事に理解もしてくれますし、なんとかなっているかなと。家事も手伝ってくれたりして、ありがたいですね。
今、仕事をやられていてのやりがいを教えてください。
ありがとうをいただけるのももちろん嬉しいですし、利用者さんが心を開いてくれるというのもそうですけれど、利用者さんがいままでできなかったことがちょっとできるようになったりだとか、ご自身で「やってみようかな」と思ってくださったりしたりするときにやりがいというか喜びを感じます。
「死ぬだけでいいわ」って言っておられた方が、「ちょっと外に出てみたいな」と思ってくださったりすると、本当に嬉しいです。
仕事で気を付けていることを教えてください
スタッフもそうですが、利用者さんに対して少し目の奥を優しくするというか、普通に接するよりももっと自分から伝えたい!と思う気持ちで接するように心がけています。
今後の目標
サ責業務を人に教える!サ責を憧れの仕事にしたいと思います。
今年の初めに会社の方でサ責業務の大きな改革があり、分担して出来るくらいの仕事量になっていると思います。この環境で、他の人にも教えていって、サ責を憧れの仕事にしていきたいと思っています。
最後に一言
介護は大変なことがたくさんありますが、「やろう」って決めたら出来る仕事だと思っています。そう思うまでにたくさん覚悟を決めてると思うので、やろう!と思ったら飛び込んでみてください。
グループ長からOさんへ激励コメントをいただきました【サプライズ!】
井上グループ長
Oさんの最初の印象は、「笑顔が多くて、周りの職員から信頼されているいい人」でした。僕はこれから一緒に頑張っていくなら、Oさん一択だと確信してサ責の依頼をしました。最初はOさんのフォローをしてあげないとって思っていたのに、あっという間に周りのサ責からも僕からも頼られる存在になっていましたね(笑)。いまは勤務場所が離れてしまいましたが、これからもお互い頑張りましょう!
前中グループ長
5月から富田の施設長になりましたが、わからないことが多くて不安でした。そんなとき、Oさんがいろいろ教えてくださり、とても心強かったです。忙しくても利用者様や職員としっかり向き合っているところをみると頭が下がります。僕も富田の皆さんから信頼してもらえる施設長になれるよう頑張りますので、これからも宜しくお願いします。
これからも一緒に富田を盛り上げていきましょう!
井上グループ長、前中グループ長、ありがとうございました!
一日の流れを教えてください
9時 出社
朝礼、日々のスタッフの予定を組むほか、
テレッサ(記録帳票)のチェック等のサ責業務
11時 食堂への誘導、食堂見守りなど
13時 休憩
14時 午前中と同様に電話、ケアマネ対応、書類を作ったりなどのサ責業務
拒否がある利用者の説得お誘いなど、コール対応
16時 申し送り、食堂への誘導、服薬介助
18時 退社
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