がん再発6ヶ月目 セカンドオピニオンしてきました
【あらすじ】
41歳で直腸がんと診断され、治療により一旦、『がん』が消失したかに思えましたが、約6か月前に『がん局所再発』しました。
「この再発がん、手術は無理でしょう。化学療法でがんをコントロールしましょう。」と言われ、化学療法のみでは2年半前後の余命。
そして半年経過、え?もう半年経ったの?あと2年?と思っていた矢先、『大阪国際がんセンター』『京大付属病院』へセカンドオピニオンに行きました。
結論ですが、根治前提の手術は可能という返答をいただきました。
『どちらの病院がどういった意見か』はちょいとふせておきます。
以下、病院の意見です(ふたつの病院ごちゃまぜに書いてます)
Q.手術はできますか?
A.
a病院『できます。仙椎の前に水が溜まっていますが、PETを視る限りガンではないと思われます。』
b病院『できるかどうか、MRIをとらないとわかりません。仙椎一番から下の方へ骨に沿って水のような影ありますが、水なのか、がん細胞かわからない所見があります。』
Q.手術をすれば根治できますか?
A.
a病院『手術後の根治率は3割、再発率3割、転移率3割です』
b病院『手術後の根治率は7割、再発率は3割です』
Q.『切除する範囲はどれくらいですか?』
A.
a病院『骨盤内臓器は全摘出します、つまり膀胱、前立腺、仙骨の五番目を切除します』
b病院『場合によっては膀胱、前立腺を温存します。腰椎の二番目以下を切除します。』
Q.『術前の放射線治療はありますか?』
A.
a病院『ないです。放射線治療をすると腸に穴が空くかもしれませんので』
b病院『できるかもしれませんが、可能性は低いです。まずはMRIをとって判断します。』
Q.どれくらいの手術実績がありますか?
A.
a病院『年間10例程度です。』
b病院『年間3〜4例です。』
Q.直腸がん局所再発の手術の歴史は?
A.
a病院『歴史は20〜30年です、なかなか事例件数が少ないですね、まだまだデータが足りないところが多いです。』
b病院『歴史は浅いですが、たくさん手術件数はありますよ。』
Q.手術はどのくらい先ですか?
A.
a病院『現在使用している抗がん剤の一部をやめてから6週間空ける必要があるので1ヶ月半〜2ヶ月先です。』
b病院『化学療法がきいているので少しそれを続けて3〜4ヶ月先です。MRIの結果にもよります。』
Q.現在のがんはステージでいいますと?
A.
a病院『Ⅳに相当します。』
b病院『基本的にはⅣですが、MRIの結果いかんではⅢに準ずる、です』
つまり、直腸がん局所再発の手術は現在まで全国的に症例が少ないため、予後については不明なことが多いという印象を受けました。
根治率、こんなに差が出るんかい!3割と7割ってえらい違いやないかい!
a病院は質問に対して保留事項がほぼなく、事前にある程度チームで話し合ってくれた印象。
b病院はセカオピ中に画像をみながら、その場で判断している印象。はっきりしたことは言えませんが多かった。せめて放射線に関しては明確な答えが欲しかった。
さあ、どちらを選ぼうかな。a病院かな。
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