採用担当者は応募書類のどこを評価しているか知れば、転職は10倍楽になる。
私は2021年に転職活動を行い、未上場の中小企業から東証一部上場企業から2社から内定をいただきました。
2022年1月現在、31歳です。
最終的に本業年収は500万⇨850万円にアップしました。
ブラック企業→超絶ホワイト企業に逆転転職できたのは、採用担当者は書類選考で何を評価するのか？というのを必死に考えたからです。
今回は「採用担当者は応募書類のどこを評価しているか知れば、転職は100倍楽になる」という事をお伝えします。
この記事は、「ホワイト転職に必要な職務経歴書・ 履歴書の教科書」というコンテンツの１つです。
知名度のない会社に勤めていたせいで書類選考が全然通らない人にオススメです。
ちなみに・・・ 私は現在の会社に転職する際のスペックは以下の通りです。
◆社会人8年目（30歳、学卒、技術職）
・現職の年収：500万円（ブラック中小企業）
・最終的にオファーされた年収：850万円（ホワイト超大手）
という状況でした。
だからこそ、私と同じように知名度の低いブラック中小企業で働く同じ人に、ホワイト大手へ転職できるノウハウがあると思っています。
転職しないと実感できないことですが、転職って学歴・ 在籍企業のランクで転職できる会社が明確に決まってるわけじゃなくて、スキルや経験がニーズにマッチして一定以上の職歴があれば超優良企業に入れたりするんです。
だから、あなたのスキル・経験を起点として、一番良い企業へ入りましょう。
では、早速始めましょう。
採用担当者が応募書類に感じる３つの不安
アナタが作った応募書類を、採用担当者はどんな気持ちで見ているか考えたことがありますか？
まずは、採用担当者になりきって、考えてみてください。
PCを立ち上げると100通以上の応募書類が来ており、上司からは「本日中に面接に呼ぶ候補者を10名までに絞ってくれ。」と言われています。
一人一人時間をかけてみる時間はありません。斜め読みで１〜２分で履歴書・職務経歴書を処理していきます。
全く見ず知らずの応募者から届く応募書類を見ながら、
「この人は職歴にいっぱい書いでるけど、結局何ができる人なの？」
「誤字脱字が多いから、志望度が低いのかな？」
「営業成績1位って書いてるけど、その割に経験のレベルが低くて、嘘っぽい。」
と、「本当に当社のこと、第一志望なのかなぁ？」と感じる人物から落としていくのでは無いでしょうか。
面識のない人物を評価するわけですから、ちょっとした違和感を基準に選んでいくことしか出来ないでしょう。
もう少し抽象度を上げて言語化するなら、以下の３つがポイントになるでしょう。
面接に呼ぶべきか判断する情報が足りない
第一志望かどうかがわからない
記述内容が嘘っぽい
これらの不安を感じながら、応募書類をスクリーニングしていきます。
このスクリーニングで残った応募書類の中から、決勝戦です。
募集要項にマッチする人材を、一次面接に呼ぶことになります。
転職活動では、応募書類の無駄打ちはやめておこう
転職活動でやってはいけない行動の１つが、たくさんの企業へ応募するということです。
いくつもの企業へ応募しても、自分の体は１つだけです。できる事には限界があります。
結局、１つ１つの企業分析できる時間は減っていくので、応募書類のクオリティはどんどん下がり、書類選考の通過率はグンと下がるでしょう。
全然書類選考が突破できなくて、さらに応募する数を増やす。→クオリティがさらに落ちる→書類選考に落ちる。という負のループになりかねません。
複数の企業へ応募してはいけないというわけではなく、複数の企業へ応募する場合でも書類の手を抜いてはいけない。という事を言いたかったのです。
基本的な戦略としては、自分が興味を持った求人の中から、志望度が高い企業を選ぶこと。そして自分のペースで進めることができる範囲で、複数の企業に応募するようにしましょう。
ちなみに、マイナビの調査では転職活動を終えるまでに、平均8.4社応募しているようです。
マイナビ転職会員の平均応募社数を調べてみると、平均で8.4社に応募していることが分かりました。年齢層別に見てみると、年齢が上がるにつれ応募社数が増えています。
気合を入れて選考を受けても、10社くらいは選考を受けないといけないと思っておきましょう。
それでは、本題に入りましょう。
採用担当者が書類選考で何を評価しているのか？を知りたいですよね。
面接によばれるために必要な条件を満たすなら、●●が最重要
活動費として大切に使います！