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男が女よりも稼がなきゃいけないというのはもはや社会の呪いだ

・私の方が収入が多いと夫が嫌な顔をする
・給料は私の方が多いのに家事育児はなぜかこっち(妻側)負担

周囲で先日聞いた話です。
この手の話、
調べてみるとネットでもかなり落ちていました。

なぜ男は妻が稼ぐと嫌なんでしょうか?
僕は基本的には
こうした風潮にはNOの立場
です。

時代が変わったんだから
環境も常識も変わって当たり前。

我が家なんぞ、
妻の月収が僕の年収を超えましたから
もはやね、何も言えることはないんです。

それでもなぜ許せないのか
でも妻の収入が多い方がどんなメリットがあるのか
僕の実体験を通した主観になりますが
まとめてみました。


理由①男のプライドが傷つく

妻の方が給料が良いことに対する
ネガティブな意見の大半はこれですね。
9割これに帰結すると言っても
過言ではないと思います。

プライドで給料は上がらねぇんですよ。
そんなくだらないプライドを振りかざして
妻を攻撃する暇があったら
新しい資格を取る勉強でも
転職の情報を探すでも
健全な方向にプライドを使えばいいのに。

プライドが傷ついたのは
妻のせいではありません。

妻より給料が低い自分が原因であり
そんなチャチなプライドを持ってしまっている
自分の責任なのです。

理由②男の方が大変な仕事をしている(はず)

男の方が重要な仕事を担っている
という旧タイプにはよくある思い込みがあります。

OLなんて言われていた時代は
お茶汲みやコピーなど
誰でもできる仕事がOLの仕事として
割り振られていましたが、
今は基本総合職しかなく、
男女隔てなく
業務に従事しているのではないでしょうか。

今の世の中
仕事は男女平等が基本です。
給料が低いのは
業種もしくは会社への貢献が少ないからで
転職するか自分の価値を上げるかしかありません。

奥さんは会社から価値がある
と認められているから
給料が高いのですよ。

理由③女に負けるのが悔しい

①    ②に比べたら素直でよろしい、
と思います。
きっと従来負けず嫌いなのでしょう。
部活動など一生懸命やっていたタイプですね。

悔しいと思うなら
妻にあたっている場合ではありません。
自分で強くなって勝てばいい
んです。

次は負けないからな!
と自分に発破をかければいいだけ。

しかし
妻と張り合うことに
正直意味はない
と僕は思っていますけどね。
これも一度張り合ってみればわかります。

妻の方が収入が多いメリット①

それは当然、家計が楽になることでしょう。
かつては既婚女性が働く場は
パートなどが主でした。
それは、扶養認定を受けるための
収入の壁があったからです。

でも現在のように
普通に女性も総合職として
フルタイムで働くのであれば
扶養の壁なんて関係ありません。

収入が横ばい状態の今、
社会変化によって
給料が上がることは期待できないため
自力でなんとかする以外
方法はありません。

一馬力より二馬力、
一人で稼ぐよりも二人で稼ぐ方が
世帯収入は楽に増えます。

世帯収入が高ければ
住宅ローンだって組みやすいし
家族旅行や外食など
ちょっとした贅沢だって
しやすくなります。

仮に妻の方が稼ぐ才能があるなら
妻をサポートした方が
結果的に世帯収入は
アップする
のではないでしょうか。

妻の方が収入が多いメリット②

妻の方が稼いでいるならば
男性でありがちな
「俺が稼がなくちゃ」
という責任からの解放
があります。

だって稼ぐ責任を分割できているんですもの。
もし自分の職場が倒産しようが
突然クビになろうが
なんとか持ち堪えられるでしょう。

転職したいけど
その合間の期間の生活をどうしようか
という場合でも
妻と話し合って期間を定めれば
転職に集中することができます。

さらに言えば
ずっと自分がやりたかったこと
趣味のことなど
「仕事があるから」
「忙しいから」
という理由でできなかったことにも
チャレンジしやすくなります

だって、最悪クビになったって
別になんとかなるんですから
残業断ろうが
休日出勤を断ろうが
嫌な業務を断ろうが
会社に対して弱みはありません。

「別に最悪辞めますんで」

というマインドで働けることほど
強い労働者はいないと思います。
実は会社の言うことをよく聞く人よりも
こっちのマインド方が待遇が良くなったりもします。

妻のほうが稼いでるからこそ
そのようなことができます。

妻が稼いでいるって
夫にとってはめっちゃラッキー
ですよ。

我が家は妻が稼ぎすぎているので
自分が働く意味があるのか
真剣に悩んでいるところです。


ありがとうございます!これを励みに執筆活動頑張ります!