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UK Fintechブーム オンラインバンク

Fintech =Financial Technology。日本でもオンラインバンクはあるが、ここ最近UKではオンラインバンクがブームになりつつある。今回はこのブームについて少し書いていこうと思います。

そもそも、UKのオンラインバンクとは?
・銀行なので、他行から入金や給料などが振り込める。
・もれなくフィジカルカードが送られてくる(デビットカード)同時にApple Payなどにも登録可能。
・スマートフォンアプリと連帯しており、支払いをするとその金額が毎回スマートフォンアプリに通知されて支出、収入がログ化される。

アカウント開設にあたってはwebサイトなどからではなく、スマートフォンのアプリから。私が使用しているMonzoの場合だと、まず氏名、住所などの個人情報を入力。次にフォトID(パスポート、免許証)を写真撮影して、送付、以上。審査が通れば即アカウントが持てます。私の場合は五分程度でした。物理カードは2日後くらいに送られてきました。

今UKで一番登録人数が多いのが、私が使用しているMonzoでしょう

私がこれを選んだ理由は、海外で使用しても余分な手数料が要らないからとみんなが使用してたから。使用してみると、買い物ログが非常に便利で使った店の名前、場所、値段などが自動的にログ化されて非常に便利。またApple Payに登録しているので、近所だとわざわざ財布を持っていく必要がなく、スマートフォンのみで外出できるのが非常に便利。あとTransferwiseと組んでるのもなかなかよい。

次に広まっているのがStarling

こちらもほぼMonzoと同じ感じですね。

でここ数日ロンドンで話題になっているのが新しく出てきたViola

このViolaは上記の二行と違って、銀行ではないところ。そして口座維持費に毎月£4かかる。
MonzoとStarlingは口座維持費はかからなく、また銀行なので一時的にお金を借りることができます。(Overdraftと言って、自分でいくらまでマイナス額になれるか設定可能)しかし、Violaは銀行ではないためこのOverdraftはありません。そして、維持費4£。果たして対抗馬となるのかはかなり疑問。あとは、サイト読む限りApple Payなどに登録できなさそうな気が。。。

イギリスはもともとキャッシュレス化進んでおり、特にロンドンではほとんどの店で、クレジットカードやデビットカードが使用できる。スーパー、パブ、マクドナルドなどのファストフード店、あらゆるところでキャッシュレス化がするんでいます。Tubeと呼ばれる地下鉄もクレジットカード、デビットカードで乗車可能。切符を買うよりカードで入った方が安いという。バスに至っては現金不可、カードのみ。バスが現金不可になったのは、お釣りが無いなどの言い合いが絶えなかった為だとかいう噂。

このようにネットバンキングがブーストしているが、今後どうなるか楽しみではある。


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