ハロプロソロフェス、全員分考えてみた。vol.1 娘。前編

あけましておめでとうございます。ご無沙汰しております。

去る2月、崇拝する宮本佳林ちゃんの卒業が発表された際には6月からハロヲタを卒業して心機一転、新しいライフスタイルを模索していこうと7割くらい本気で思っていたのですが、まさか世の中全体が新しいライフスタイルを模索することを強いられるようになるとは...。人生、すなわちパンタ・レイ。やってきたのは井上玲音。

さて、古今東西世ひどい疫病と共に流行るのは新興宗教や怪しきオカルトであり、我らが愛してやまないアイドル商売もまた、不景気こそ栄えると言われます。新聞を広げれば疫病の大流行と恐慌に暴動とさながらパニック映画の様相。こんな時こそ愛と夢とハロプロにすがりたいところ。

ところがどっこい今回は少々風向きが違ってハロヲタの生息地であり生きる糧である現場が全面的に消滅。もはや愛も夢も救いも希望もなく色彩のない日々が延々と続き...


みたいになるかと思いきや、最近はなんだかんだハロプロ最高だなって感じなんですねぇ。この状況をエンジョイできてしまっている自分がいます。あまりに急激なハロプロの変化に心がついていってなかったんですが、強制的に全てがストップしたことで歴史とか流れとかも一旦脇においてコンテンツそのものを楽しめるようになったんですね。

まぁあとはリアル生活の状況も大きい。ここは本当に人それぞれ違いますので、逆に全くハロプロに興味なくなってしまうのも自然だとは思います。

さてさて、そんな感じで個人的にモチベが高まってるところにこんなニュースが飛び込んできました。

これはヲタクたちが夢見てきた正規ハロメン全員参加の実力診断テストに近いものではありませんか!!

しかもヲタクが曲をリクエストすることができ、Twitterで無制限に応募できる...

これは...

全員分応募するしかない!!!

みなぎるハロプロ愛をぶつけるしかない!!!

はい。てなわけでいつものクソ長い前置きを終えて曲を発表していきたいと思います。選曲の仕方はメンバーにより異なるんですが、自分のなかで一つだけ基準を設けました。

それは

「ガチで優勝を狙った選曲であること」


優勝すればスカパーとはいえ冠番組というこの活動が制限される中では魅力的な賞品が手に入りますし、やっぱり遊びというのは真面目なほど面白いものです。

僕はかなりJuice=Juiceに寄ったライトなハロプロDDなので正直よく知らないハロメンもいるのですが、なんとなくネタ的に曲を振るのも失礼だと思ったので、それぞれこの曲を歌えば優勝できるのではないかというものを頑張って考えてみました。当然それぞれのハロメンのヲタクからはクソニワカが、推しのなんにもわかっちゃいないなって思うかもしれませんが、遠目からみるからこその発見もあるかもしれません。

それではまずハロプロのマザーシップ、モーニング娘。'20のメンバー達から発表していきましょう。

No.1 山崎愛生 闇に抜け駆け/こぶしファクトリー

メイちゃんは娘。昇格後、あまりチェックできていないのですが、研修生発表会の2018、2019と見た中で会場の空気を一気にもっていく彼女のパフォーマンスはとても印象的でした。正規ハロメンの中でもトリックスターとして優勝をかっさらう可能性は十分に秘めているでしょう。

彼女はカラッとしたよく通る声をもっていますが、まだ繊細な感情表現は苦手な様子。となるとちょっと邪道なほうが帰って彼女にとっての王道だと思います。そして喉の強さと迫力があるので一発目からドンと盛り上げられる曲が良い。となるとこぶし。つまりは「闇に抜け駆け」です。

歌いだしの「絶対勝利は譲らない」のインパクトでそのまま勝利します。

また、この曲はフリも歌割りも一人で歌うには色々と無理があるのですが、無限クライマックスのパフォーマンスで見せた常識に囚われない奇想天外なアイディアを繰り出して欲しいという思いも込めました。というか彼女以外には本当に無理でしょう。これを形にできたら優勝できる。

次点としてカントリー・ガールズの「どうだっていいの」。やはりインパクト重視です。

No.2 岡村ほまれ 浮気なハニーパイ/カントリー娘。に紺野と藤本(モーニング娘。)

Twitterで皆がほまたん、ほまたんとばかり言っていてもあまりチェックしていなかった私ですが(正常な異常者なので時折無意識に静止画の保存はしていました)、選曲にあたって歌唱動画をみて思わず「ほまたん優勝!」と叫びたくなりました。

これは幼い子どもの特徴であり、魅力的な人物の特徴でもあるんですが表情にしろダンスにしろ歌にしろとにかく情報量が多い。

存在が優勝しているので、どんな曲でもいけるのですが彼女にはとにかく思いっきりハロプロらしい曲を、というかガニ股ダンスをやってほしい。ダンスには疎いので歌偏重になりがちな中で、珍しくダンスで選びました。

カントリー曲のなんとも言えないケレン味は少しキッチュなほまたんの歌声とも相性抜群。ガニ股にこだわらなければ少し安易ですがベリの「ファイティングポーズは伊達じゃない」。めっちゃ見たい。

No.3 北川莉央 ソラシド~ねえねえ~ / Buono!

加入発表のときから歌には自信があると語っていた北川莉央さん。彼女にとってもこれはハロプロ内で歌唱面としての地位を築くための重要な局面となるかもしれません。

彼女については本当に不勉強で多くを語れないのですが、歌を聞くととにかく透明感があり素直で、いい意味でハロプロらしくないクリアな声質のようです。新人という立ち位置もあり、選曲もハロプロらしさが強くないところを狙ったほうが良い結果になりそう。リズムを強調しすぎず、しゃくらず、奇を衒わない。

はい。Buono!ですね。16ではなくて8ビートが良い。

かなりの難曲ですが爽やかさの中に切なさがあり、彼女の声質と歌唱力を存分にアピールできるソラシドがベストではないかと思いました。津野米咲は絶対に合う。

チャレンジングな選曲ですが、これぐらいは攻めて良いでしょう。次点はタンポポで「たんぽぽ」。力まないで丁寧に歌えばこちらも映えそうです。

No.4 横山玲奈 カタオモイ。/Buono!

よこやんはその弾ける笑顔とキュートなプロポーションもあってか常に3枚目のイメージがついてまわります。そこでセオリー通りに楽しい曲、可愛い曲を歌っても最高なんですが、どうしても予定調和になってしまいがち。まぁ別に最高だからいいんですが、一応今回は優勝を狙っている設定なのでギャップ萌えで彼女のシリアスな表情にスポットを当てたいなと思います。

まず声域が少し狭いので無理して高い曲を歌うよりも、低めでかっこいい曲。そう考えてすぐにこの曲が浮かびました。確認すると実際は結構高低差があるんですが多少がなったり力が入ってしまってもそのままエモさにつながる曲なのでよこやんの美味しいところが出るのではないかと思います。激しく情熱的に歌って欲しいです。

やっぱり可愛い路線で突き抜けるの捨てがたいのでプランBとして月島きらりの「ハッピー☆彡」などは如何でしょうか?

No.5 加賀楓 気高く咲き誇れ!/つばきファクトリー

加賀さんのイケメンな部分、さっぱりと潔くて懐の深い感じも良いんですが、個人的にはあえて表層的な影のある印象も武器にして欲しいと思います。だからマイナー調で湿度のある曲を歌って欲しい。ってことで暗いといえば初期つばき。

いやまぁそれだけだとちょっと酷いので付け加えると単純に加賀さんの声質はつばき曲にフィットすると思うんですね。最初は「意識高い乙女のジレンマ」が良いかなと思ったんですがちょっとダンサンブルでクールな感じも出してほしかったので、こっちにしました。真っ赤な花を咲かせて欲しい。

加えてオリジナルのフリとかつけてきたらかなり点数高いです。あとは松浦曲と以外と好相性なので「私のすごい方法」とかもエモエモな予感です。

No.6 森戸知沙希 SEXY SEXY/Juice=Juice

ちぃちゃんの声質が現ハロで5指には入るくらい好きです。ちょっと上ずったようなハスキーだけど艶っぽい声。ヒャダインもレコーディングで色っぽいと評してましたが、とってもユニークで魅力的です。その色気を存分に味わいたいのでSEXY SEXY。何をしても反則級に可愛いちいちゃんなのでキュート系で優勝もありえますが、ここはモーニングで磨いた大人ちぃちゃんで戦って欲しいと思います。大人ぶってもちぃはちぃだけど。

次点というか、もう単純に大好きなので歌ってほしい曲は大量にあり、ちぃちゃんの声に目覚めた「涙のリクエスト」や、皆好きで歌った「みんなだいすき」、以前バースデーイベントで歌った「I & YOU & I & YOU & I」、「ヤキモチをください」も至高。

はい気がつけば3500文字以上になったので次回に続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?