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満月は、「土壌」を見つめよう

「満月」でしたね。
 
満月は「畝」の時。「収穫」の時でもあり、また「大地」や「土壌」を確認する時。今ここに「ある」ものを数えていきましょう。
 
それはまだ蒔いてもいない種の育つ姿を、ありありとイメージ出来る時でもあります。

種ってね、実りなんです。未来につなぐために今ここにある実りそのものなんです。
 
人が前を向いて生きていけるのは、その手の中にちゃんと大切なものがあると知っている時。日が差して、雨が降ることのありがたさを覚えている時。
 
そして、その「土壌」さえあるならば、種を蒔けば芽吹き、育ち実って、味わえる日がくることを、ちゃんと思い出せる時。
 
だから、満月は「今ここに当たり前のようにある」ものごとを、一つ一つ数えるのです。
 
大切なものがあるから、それを守りたくて人は不安になるけれど、それが「今ここにある」ことを忘れてしまっては、大切なものは守れません。
 
「今ここにある」ものごとを、ありがたいねって味わう時、また新たな種を育てるチカラも自然と湧き上がってくるのでしょう。
 
まだ見ぬ収穫を思い描くことができるから、人は畝を立て、種を蒔くことが出来るのです。

私もそう。今の世の中の流れの中でも、少し先に蒔く種、そして遠い未来の実りの姿が見えているから、顔を上げて笑っていられる。
 
でも、今まさに心底苦しい状態に陥っている時、人って「ある」を数えるなんて難しいですよね。

だから、「なにもない」「誰もいない」「何もかもうまくいくはずない」って思えてしまって仕方ない時、そんな自分もどうか責めないで下さい。
 
「苦しんでいるあなたがそこにいる」ことを大事にしていく中で、エネルギーが戻ってくる。

欠けた月が満ちてくるように、「そのあなた」の回復には「時間」って必要だから。水も日差しも、冬の土の中や夜の時間さえも、確かに必要だから。
 
どんなあなたも、今そこに「いる」。
 
いてくれて、ありがとう。
 
今ここにある大地に感謝して、大切なものが豊かに実りゆく次の満月を、心から祈っています。
 
先日蒔いた種が、芽を出しました。一週間かからず生えてくれるこれくらいのスパンの芽たちは、心に元気をくれますね。

こんな時期だからこそ、「ある」ものを見つめてエネルギーに変えて、生きていきたいですね。

あなたの「今」と「これから」を心から応援しています。


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