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魔曲Mrs.Flamingoについての走り書き

 HiHi Jetsの2024年春のアリーナ5都市ツアーBINGOが、3/21(木)ぴあアリーナ公演を皮切りにスタートした。本noteは同ツアーのネタバレを一部含みますので(ただしレポではない)、お気にされる方がいらっしゃいましたらUターンをお願いします。Uターン、インターネット死語かもしれません。


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ふ〜らみんご🦩
ふ〜らめんこ🦩
わ〜たしはとり〜🦩

 終演後は、正直これしか記憶に残っていませんでした。すみません、大げさに言いました。他のことも覚えています。
 1着目の衣装が00年代のAKB的な赤チェックに金エンブレムで曲とすごく合っていたこと、フライング中も作間龍斗さんの姿勢が良かったこと、ハットパフォーマンスのゆうぴが一瞬中居くんに見えた気がして目がくらんだこと、電飾ビカビカ衣装のbaby goneに涙したこと、みずがりユニ曲のフェティッシュな遠未来感(not近未来感)、どことなく若き日の二宮和也を感じる井上瑞稀さんソロ、バラの舞う温室で愛を歌う猪狩さんがそのまま閉じ込めておきたい美しさだったこと、かっけぇTODAYのひたすらかっけぇ橋本涼さんと歌詞にも注目してほしいソロ、などなど、覚えています。どれも間違いなく最高でした。

 でも、終演直後の記憶はほぼほぼフラミンゴ一色。どういうことだったの?
 突然、Eテレの動物番組始まったかと思いました。ウン十年生きてるけど、フラミンゴミルクの存在を知らなかったし、10数年はアイドルのファンだけど、フラミンゴ生態に詳しくなれるアイドルのコンサートにはじめて入りました。実は地球ドラマチックのファンだったのかと…いいえ、自覚の上ではH・A・Fです。フラミンゴに扮装した髙橋優斗さん、橋本涼さん、作間龍斗さんの登場。歌い踊る3羽(3人?)。色々あって哺乳瓶でいちごミルクを飲ませる髙橋優斗さんと、飲む作間龍斗さん。架空の男子校の、豪華な文化祭のようなステージ。やっぱり、どういうことだったの?

 何日か経ってもどういうことだったのかは分かりませんが、大きな声でフラミンゴさんを呼ぶ経験も、大きな声で笑いながらショーを見る時間も、いま必要だったのかもしれません。やっぱりファンは声を出して応援することから離れていたし、ここ数年の間、HiHi Jetsもいかにして声を出させずに応援させるか工夫してしてコンサートを作ってくれていました。めちゃくちゃトンチキなステージを見て、初見では頭の中いっぱい「???」になってから、徐々に理解してゲラゲラ笑って、そうやって声で繋がる場、コミュニケーションの場として楽しいコンサートを数年ぶりに経験できたと思います。

 HiHi Jetsは、今回もやっぱり最高で最強のエンターテイメントを準備して、共有してくれる!と、信頼の気持ちを一層強めてくれるコンサート、BINGO。今回もほんとうに楽しい時間をありがとうございます。
 スタッフさんを含め、ひとりも怪我なく健康に、最後まで走り切れますように、つよくかたく願って!


※ヘッダー画像は、noteの「みんなのフォトギャラリー」からお借りしています。クリエイターさま、ありがとうございました。