ポジションの話
とても抽象的なことを書きます。
「あなたのポジション(役割)はなんですか?」と聞かれたとします。
「なんでもいいです」「どこでもやります」「はじめてなのでどこでも役に立てれば」という形で返事をすると、とても意外なポジションを任されることがあります。
仕事で言えば、マネジメントが得意なのに現場を任されたり。
その時に、少し現場でやってみると、新たな気づきがあります。そんな気づきは要らないのかもしれないですが、自分の得意分野に戻った時の行動が広がります。
上記は、「ゼネラリストであれ」ということではなく、「専門範囲」の問題であって、鉛筆の芯の先みたいな範囲ではなくて、テニスボールかバスケットボールかぐらいの面積の違いなのか、専門範囲をどこで捉えるかの問題。
これは、バレーボールの話だったんですが、新しいチームに行った時に、「どこでもやります」と言ったら、普段絶対にやらないようなポジションをやらせてもらって。その瞬間だけを切り取れば、完全にミスマッチなんですが、あとで考えるとそのポジションの人にトスを送る身としては、「ああ、こういう気持ちでトスを待つなら、どんどん上げてあげよう」と、他人の気持ちに気づけたのです。
わかってるつもりでも、当事者になってみないと、わからないものですね。30年もやってるバレーボールですら未知の領域に溢れてる。
「流れに任せて使われてみる」という選択肢も、ありですよね。(自分の個性を理解した上で)
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