見出し画像

明日4月8日は花まつり


明日4月8日は灌仏会。
花まつりと呼ばれるお釈迦様の誕生を祝う仏教行事です。

宗派に関係なく全国の寺院が華やかな花御堂にお釈迦様を安置し
甘茶を注ぐことで、仏を供養し子供達の健康を祈ります。

 今号のリアンヴィルで紹介させていただいた、行方市内3つの寺院の様子をお知らせします。


【天台宗尸羅度山曼殊院 西蓮寺 (常陸高野西連寺)】 

   茨城県行方市西蓮寺504 ☎0299-56-0107

 桓武天皇の勅願により、延暦元年(782年)に伝教大師最澄の徒、最仙上人により開創されたと伝えられています。最仙上人は、中国に渡り修行を重ね、常陸の講師として帰郷し、常陸国で天台宗の布教に尽力した方です。





写真は2023年4月1日のもので、現在御朱印配布も行われています。
また、西蓮寺にはたくさんの文化財があります。

◎ 仁王門…国指定重要文化財
◎ 相輪橖(そうりんとう)…国指定重要文化財
◎ 木造薬師如来坐像…県指定有形文化財
◎ 大イチョウ1号株…茨城県指定天然記念物
◎ 大イチョウ2号株…行方市指定天然記念物

※また、市無形民俗文化財となっている大法要「常行三昧会」が、9月24日~30日の7日7夜にわたり行われます。



泰英山 常光院

茨城県行方市小高1201 ☎0299-77-0522

佐竹義舜公開祖で本尊は慈覚大使作と伝えられている無量寿仏です。
佐竹氏が秋田移封後も、徒の中心である家臣十八騎がこの地に残留し
法灯を守り続けたと言われ、常光院には家臣の墓も残されています。


 山門は、市指定有形文化財となっています。

写真は、昨年のもので、今年も明日お参りができます。



 
 


観音寺

茨城県行方市小幡1217-3 ☎0291-35-2725 

満海上人により大同3年(808年)に創建され、のちに鎌倉期の律宗の高僧である忍性上人により、文応元年(1260年)に中興されたと伝えられています。



市指定有形文化財となっている仁王門は、室町時代の末から桃山時代にかけて早くから関東地方に伝わった建築様式の貴重な建造物です。
また、仁王門の門前から、南に一直線に伸びる参道があり、観音馬場とも呼ばれています。

写真は昨年のもので、花御堂の設置は明日4月8日となります。






この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?