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ボカコレに参加したよというお話し

ここ最近で音楽活動に大きな変化があったので、
それを忘れないための備忘録としてまとめでも書こうと思った次第です。

ボカロ活動を始めた経緯

ボカコレ云々についてお話しする前に
まず何故突然ボカロP活動を始めたかについて書かないとですね。
ちなみにご存知の方もいると思うのですが、
僕はもともと自分で曲を作って自分で歌う活動をしています。
これはやめる気はないので、僕の歌を待ってくれている方はご安心ください

主な理由は2つあって、
1つ目は「どうしてもボカロが必要になったから」
2つ目は「仲間がいる活動に憧れたから」

です。

どうしてもボカロが必要になったというのは、
作った楽曲に仮歌をつける必要が出たからです。
活動をする中で「どうしても他の人に歌ってもらいたい」という欲と
「どうしてもアイドルソングが作りたい」という欲が爆発し、
4月ごろにアイドルソングの提供企画を実施しました。

そんな勢いだけで曲作って企画を打ち、ありがたいことに多くのご応募をいただいたわけですが、その時に気づいたんですよね。
どうやって歌詞とメロディを伝えよう、、、

そう、今まで自分で歌ってしかいなかったのでそんなこと頭の中で全部解決していたわけです。
そんなわけで急ぎでヨ◯バシカメラに行って「初音ミクV4X」を買ってきました。これがここ最近の活動の始まりです。

ちなみにですが、この前企画楽曲の販売が開始されました。
めちゃめちゃ可愛い曲に仕上がったので是非聞いてみてください。
俺こんな可愛い曲作れるんだ、、、と思うぐらい自信作です。

作詞・作編曲:Lidlic
歌:石ころの山田。さん(https://twitter.com/yamada_ishicoro
ミックス:たりゅとさん(https://twitter.com/taluto_mv
マスタリング:すいっちさん(https://twitter.com/switchBeater
イラスト:青井ゆいさん(https://twitter.com/1030Aoiyui

実は初音ミクverも作成しています。
こちらはミックスやマスタリングをLidlicが担当しています。

2つ目の理由についてはもう書いた通りですが、
音楽についてお話しできる仲間というか友達が欲しくなってしまった訳です
これについては多くは語らないです。読んで字のごとくです。
おかげでいっぱい友達ができました。本当に嬉しいです。


ボカコレに参加した感想

というわけでミクちゃんを買ってからボカロP活動が始まったわけですが、
無名でも戦えるおあつらえ向けのイベントであるボカコレが10月に開催されていたので、早速参加させていただいたわけです。
ありがとうドワンゴ

参加楽曲は「プロトエクスマキナ」という曲です。
かっこいいギターロックに仕上げたので是非聞いてみてください。

結論から言いますと、感想はこんな感じです。
・めっちゃ楽しかった
・交流の場として非常に有効活用できた
・自己プロデュース力を養う場だと感じた

◆めっちゃ楽しかった
○まずは作成の裏話から

参加にあたって曲作成や動画の準備とかをしたわけですが、今回初めてイラストと動画を別の人にお願いして、チーム体制で作品を作りました。

イラストをがしさん(https://twitter.com/Daei_1010
動画をわヅキさん(https://twitter.com/Waduki_ki
にご依頼させていただいて、
イラストの作成段階から3人でDiscodeで打ち合わせなんかしてました。
個人的にこういう打ち合わせというか作戦会議が好きなので
「コンセプトはこうで人物はこれぐらい書いて欲しい」
「動画で動かすためにこういう書き方をしてほしい」
「こういう背景を入れたら良くないか」
とか話して。いやぁ〜楽しかったですね笑

ちなみにですが、曲のコンセプトというかテーマは
「自ら成長ができない体で不老不死を得たらどうなるか」です。
そこから一体のAIロボの生涯を歌詞に落とし込んでいます。
「2030年」をtwenty three O と読ませたのは我ながら天才かと思いました。

とまあそんなこんなでイラスト・動画・曲が揃って公開に至ったわけです。
本当に協力してくださってありがとうございました。
是非またご依頼させてもらえると嬉しいです。

これもまだ余談ですが、
「プロトエクスマキナ」はギターのリズムでモールス信号を刻んでいる箇所があります。しかもただ解読するだけでは意味がわからないという3重ぐらいに隠した歌詞になっていて、これが解読できないとどういう物語の歌詞かがわからない仕組みです。
意味がわかったら誇ってください笑

○当日について
今までリスナーとして楽しんでいたイベントということもあったので、
どうせならいつも以上にいっぱい聴きたいと思い、聞くから自薦してくれというツイートをしてみました。

30人ぐらいくるかな〜と軽い気持ちで発言したら、結局リプが164件きてました笑
ちゃんと全てフルで聞いて感想をお返ししたのですが、その分他の曲を聞けないままボカコレ期間が終わってしまったので、次回は数を指定して出そうかなという気持ちです。リスナーとしては楽しかったですが、参加者としてはもっと能動的に動けばよかったなという反省です。

一個だけ気になったことですが、
自薦してくれるのはこちらとしてとてもありがたいのですが、
ただただ動画のリンクを貼っただけの無言のものや、複数回同じ内容のリプを送って来られる人がいました。
あえて苦言を呈しますが、リスナーのことを考えていない失礼な行動と感じたので、今後の活動に支障をきたさないようにするためにも、あくまで聞いてくれる人がいるという気持ちを忘れずにリプを送っていただきたいです。
※芸能界のニュースみたいに、過去の失礼が後になって大きな傷になります


◆交流の場として非常に有効活用できた
元々ボカロPを始めた理由が仲間が欲しかったからというところに
あるように、ボカコレも皆と仲良くなりたいなという気持ちで参戦しました
なのでできるだけ色んな人の曲を聞いて、色んな話を聞こうと動きました。その結果、だいぶ多くの方と交流できたのではないかなと思っています。

具体的にはとにかくリアクションを出すことをしました。
性根がシャイボーイなのですが、どうせお互い顔が見えないのだからということで、スペースに参加してみたり引用リツイートをしてみたりと、
とにかくボカコレ楽曲を聞いた感想を色んなところでぶちまけてみました。
そんなことをしていたら、似た好みをもつボカロPとおしゃべりできて、後日ボーマスで出会うなんてことをしたので、大成功だったと思います。
スペースで取り上げてくださったSimoさん、或さん、HATTYさんなどなどに圧倒的感謝🙏

やっぱり勇気を出して話しかけてみて良かったなと思うばかりです。
昔偉い人?に言われた「挨拶は聞こえなかったら、していないのと一緒」
という言葉の意味が非常に身に染みました。

今回で置き換えると「感想は伝えなければ、思っていないのと一緒」というところでしょうか。
誰しもが自分が頑張って作ったものの評価はいただきたいものですし、リスナーとしては良かったという思いを伝えたいわけなので、
「嫌だと思われないかな」と考えて発言をしないよりは、そこを乗り越えて伝えてお互いハッピーになれればいいのではないかと思います。

僕は、感想を言うのは「こいつフォロバされたいだけか?」と思われるのが嫌で控えていたのですが、これからは積極的に良いと思ったものは発信できるようにしていきたい所存です。
嫌われたとしてもこっちは好きなままなので、曲聴いてニヤニヤしてやろうと思います。


自己プロデュース力を養う場だと感じた
ボカコレは普段以上にプロデュース力が問われる企画だと感じました。
曲に合うかつ映えるイラスト・動画を用意するのは活動する上で必要不可欠ですが、ボカコレはそれに加え、どのタイミングで動画を再宣伝するか、開催前にどうのように宣伝するかが非常に重要になっていました。

リスナーからすると約4000曲もの溢れんばかりの曲が襲ってくるわけですから、そりゃあ聞く曲も気になったものからイントロかサビだけかいつまんでヘビーリスナーでもフル尺100曲程度が関の山ではないでしょうか。

そう考えるとどうやってリスナーの目に止まるかというのが必須になります「これがトップ100に入らないのか」という曲がゴロゴロあるのも頷けますね。
当然突出して良い曲はそれ自体に発信力があるので何もしなくてもある程度伸びますが、感覚としては30位〜200位ぐらいまではどれがランキングに載っても不思議ではないなと思いました。

その中でもちゃんとランキングに食い込んでくる曲というのは
やはり作曲者の「俺の曲を聴け!!」という熱意と、ツイッターなどでの活動、特に自らスペースを開いてリスナーや他のPの興味を引くなどしているように見受けられるので、その辺りの立ち回りがうまいなと思った次第です。
自分を推すというのは難しいことなので、
それができる人は強みを一つ持っていると捉えて良いと思います。

負けず嫌いなので、熱意で負けたと思うことで
どうにか心が折れないようにさせてください。
次はもうちょっと上手いこと立ち回れるようにしたいです。
春は2回目の参加ですが、欲張りなのでトップ10位内を狙います。

○余談
触れずらい話題ですが、自薦は別にいいんじゃないかなと思ってます。
ただ前項で記載したように、リスナーにとって喜ばしい宣伝をするというのが前提なので、イベントの方針に沿ってそこだけは気をつけていただきたいと思うばかりです。

一人ぐらいいいだろと思うかもですが、白い服に小さい汚れがついているとそれしか目に入らなくなるものです。
その人のせいで「これだからボカロPは」と思われないことを切に願います。


◆最後に
正直な話、自分で歌ってた奴が突然ボカロP始めるとは何事だという批判が来るのを覚悟で活動を始めたところがありましたが、予想に反してみなさんが暖かく迎え入れてくださったことを心より感謝しております。
また、私の曲を褒めてくださる方がたくさんいて、今まで作ってきたものは間違いではなかったと思うことができたことが何よりも嬉しいです。

まだまだ知名度も技術も足らない私ですが、少しでも皆さんに楽しんでいただける音楽を作っていけるよう、推して良かったと思っていただけるように、これからも誠心誠意努力してまいります。

長ったらしい文章になってしまいましたが、ここまで読んでくださったかた
ありがとうございました。

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