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修士留学準備の全体像
留学準備というのは、本当にやることが多いです。昨年の8月に1か月間の語学留学へ行ったときでさえ、忙しさに悶絶しました。
ましてや大学院への正規留学となれば、なおさらやることは多いはずです。そこで、何をどんな順番で準備するべきか、整理してみました。
これだけの準備が必要
ハイデルベルクでの語学留学から帰国した直後の私が、大学院へ留学するには何を調べなくてはいけないかを考え、計画書を作ってくれていました。たった1か月しかドイツにいられなかったことがよほど寂しかったのでしょう。
箇条書きで2ページ半ほどですが、すさまじい量の項目があるので整理します。ざっくり分けるとこんな項目がありました。
・留学先選び
・出願要件
・出費
・資金計画
・渡航、ビザ
・保険、社会保障
・住居
・危機管理
・通信手段
・持ち物
・現地での生活
・卒業後のキャリア
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![](https://assets.st-note.com/img/1718529358508-OYGjLbdoPA.jpg?width=800)
ただ、作ったはいいものの、あまりのやることの多さに混乱して、手を付けられずにいました。
(上記の私が作った計画書は、ぜひ自由に使ってください。ドイツでの語学留学やワーホリを希望している方のお役に立てればうれしいです。枠組みだけですが、皆様各々の目的に応じて何を調べるべきかはわかるかと思います。)
優先順位
そんな中でも幸いだったのは、私にAさんという知人がいたことでした。Aさんは、まだ渡航前ですが、ドイツの大学院へ進学することが決まっています。私がLINEのメッセージで助けを求めたところ、
①学びたい大学やプログラムを選ぶ
②語学力を身に着ける
③奨学金を探す
まずはこの3つが重要ではないか、とのこと。また、大学選びの時の見るべきポイントについても、実体験を踏まえてかなり具体的なアドバイスをいただきました。ありがたい…!
教訓:人に相談するって大事。
準備のスケジュール感
とはいえ、スケジュール感をはっきり決めないと、ずるずると先に引き伸ばしてしまって結局実現できないということも考えられます。そこで調べてみたら、こんな図を見つけました。
![](https://assets.st-note.com/img/1718531038438-1WIcjQzi0F.png?width=800)
こちらのページによると、ドイツの大学院は基本的に10月入学とのことでした。それに合わせて筆者がどう動いたかというのが、上の図です。
(このページには、情報量の多さに圧倒されるくらい、たくさんの具体的な情報が載っています。)
入学の1年位前には出願手続きが始まるので、そこまでに
①行きたい大学を決めて書類を書く
②語学力を準備する
この二つを満たす必要がありそうです。
ここでまたAさんに話を聞いてみたところ、準備の上で一番障壁になるのは語学力とのこと。出願時点でTest DaFのC1相当が必要だそうです。一部の大学では出願時点でGoethe C1があれば出願できるものの、入学までに再度語学力を証明しなければならなくなります。
私の行動プラン
これらを踏まえて、語学力の準備が間に合う場合とそうでない場合の大まかなスケジュールを立ててみます。
プランA:
もし今年の夏にTest DaFでC1をとれるなら、スケジュールは以下のようになります。
2024 7月 学部での勉強が落ち着く。
2024 9月 Test DaF受験
2024 11月 出願開始
2025 3月 学部卒業、出願締め切り
2025 10月 入学
こちらのプランの場合、かなりタイトなスケジュールになる予感!その代わり早くドイツに行けます。
プランB:
語学力の準備が追い付かない場合は、綿密な計画のもとに1年ずらすことになります。
2024 7月 学部での勉強が落ち着く
(この期間で語学の勉強と大学選び)
2025 3月 学部卒業
4月 就職
2025 9月 Test DaF受験
2025 11月 出願開始
2026 3月 出願締め切り
2026 10月 入学
こちらの場合、かなりゆとりはできるのですが、いったん就職するので意外と準備の時間がない可能性はあります。学部生のうちにどこまで進められるかがカギになるでしょう。とはいえ、実務経験を通じて視野が広がったり、資金計画にゆとりがあるのは魅力です。
次のやること
ここまで調べてみて、次のやることが見えてきました。それは、
①TestDaFとGoetheのそれぞれについて、模擬問題を解いてみて現時点でC1の問題にどれくらい立ち向かえるか試す。いけそうなら申し込む。←最優先!
②出費の目安と奨学金の出願スケジュールついて調べる
③大学院選びのやり方を調べてみる
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